四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

小山田緑地へ

2011-06-20 16:33:00 | 南多摩
6月19日(日) 曇り、最高気温24℃

朝、薄日がさしてきたので、久し振りに小山田緑地を歩きました。



梅雨の雨が続いて、あちこちにキノコが生えていました。散歩する年配の男性が「それは、テングダケだよ、毒キノコだ」と教えてくれました(本当かどうか調べきれませんでした)。「そのほかホウライダケも向こうに生えているよ」と。
オカトラノオは、まだ開花していませんでした。



吊り橋。本園に隣接する梅木窪分園の谷戸の上に架けられています。4月15日時点では工事中でしたが、その後完成し通行可となりました。



アサザ池に向う尾根道は、木々の葉が生い茂り薄暗い状態でした。ナルコユリの仲間が実を付けていました。



アサザが開花しました。小山田緑地サービスセンターによると、前日の6月18日に開花したとのことです。午後にはしぼみます。



アサザの花では、ベニシジミ、スジグロシロチョウが吸蜜していました。



アサザ池近くの堂谷戸の田んぼ。ここは、東京都公園協会の助成事業として、小山田緑地田んぼ友の会の人たちが育生しています。



トンボ池の上のあずま屋。ここで昼食にする。あずまやのテーブルと向こうの柵の間の半分影になる草地はヒカゲチョウのテリトリーになっていて、繰り返し飛んだり止まったりしていました。テーブルより右側の暗い場所は、クロヒカゲの領域でしょうか。
散歩道で一番多く見かけたのはヒカゲチョウでした。



あずま屋のトンボ池寄りに栗の木があり、キタテハ、スジグロシロチョウ、ヒメウラナミジャノメ、蛾の一種などが訪花していました。



里山ではよく見かける赤い甲虫の一種も沢山訪花していました。

湿度の高い日でしたが、雑木林の中はいくらか涼しく感じられました。
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2 コメント

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silkcottonさん (twoguitar)
2011-06-21 21:16:50
東屋での昼食中は、チョウが人を気にせずにベンチの辺りまで来ていましたが、何蝶かな、と出歩くと向こうも逃げるような素振りをしますね。

里山ではカタツムリも見付けました。本当に久し振りでしたね。
最近、撮影の目的の時は一眼レフを持ちますが、その他の外出時にはコンデジを持ち歩くのを忘れています。
今日の散歩で見た夕空はとてもきれいでしたが、カメラがありませんでした。

アサザは、地下茎を伸ばして増えていきます。
葉の印象は睡蓮に似ていますね。
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東屋でゆっくりとお弁当を食べられるのはいいですね。きっとその時にはチョウ達も人間を意識することなく飛べますね。 (silkcotton)
2011-06-21 10:35:44
今歩いているとこんな所にと思うような場所にきのこが生えています。今年は特に多いように思います。絶滅種になっているかと思ったカタツムリも苔むした崖のところで見かけました。雨だとどうしても荷物があるので、カメラを持たないのですが、意外と雨の間や雨が降っている時に、昆虫や鳥の姿であれっと思うものに出会えるなあと思います。

アサザの花の葉は睡蓮のようでもありますね。水草花の特徴かもしれませんね。きっとこれだけ多いと分裂しながら増えるのかなあと思っています。
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