6月3日
里山歩きで色々な蝶に出会いました。
林縁の日向の草地でヒメキマダラセセリ春型♂が飛んだり止まったりを繰り返していました。オレンジ色の模様が鮮やかです。右には前翅、左には後翅が見えています。
ヒメキマダラセセリ春型は5~6月に発生します。
直ぐ近くにウツギの花が咲き、多種類の昆虫が集まり吸蜜していました。ウツギには、多くの蝶を誘引する秘密があるようです。
コチャバネセセリ春型(4~5月に発生)
ヒメウラナミジャノメ
シロモンノメイガ メイガ科
5,6月、8-10月に見られる。訪花する。灯火に集まる。
ダイミョウセセリもウツギに来ていましたが、キマダラセセリはここにはやって来ませんでした。
時間を置いてウツギのところに再度来ると、日が陰っており昆虫はあまり来ていませんでした。
丘の頂上の見通しの良いところにテーブルとベンチがあり、そこで昼食を摂っている間、コジャノメが「ここは私の縄張りなのよ」と言わんばかりにテーブルの上やベンチにやってきて何度も止まりました。頂上占有性を示している模様です。
丘を下りて池の畔に来ると、樹液のところにアカボシゴマダラ、2頭のサトキマダラヒカゲ、スズメバチ(画面に写っていない)が群がっていました。サトキマダラヒカゲは2頭が行動を共にし、争う素振りは見られませんでした。丘の上でも、同様に2頭のキマダラヒカゲが並ぶように飛翔し、木の高いところに止まるのを目撃しています。このような共同行動にはどういう意味があるのでしょう。雄と雌なのかの確認まではしていません。
谷戸の湿地に行くと、草の上にアカシジミが静止していました。手前の邪魔な草を退けても接近して撮影しても逃げませんでした。夕方の活動時間が来るまではとにかく静止、と決めているようでした。よく見ると可愛らしい眼をしています。
アカシジミは年1回、5月下旬頃に発生します。
アザミで吸蜜するキタキチョウ。飛ぶ姿はよく見かけますが、このように静かに止まるのは久し振りでした。
キタキチョウは、夏型が5月下旬~6月上旬頃より発生します。
その他、クロヒカゲ、コミスジ、黒いアゲハを見かけました。
<追記1>ヒメキマダラセセリとするところをキマダラセセリと誤記しました。KAZさん、ご指摘有難うございました(6月7日)。
<追記2>ゆたかさんより、写真4枚目のガはシロモンノメイガであると教えていただきました。ゆたかさん、有難うございました(6月8日)。
里山歩きで色々な蝶に出会いました。
林縁の日向の草地でヒメキマダラセセリ春型♂が飛んだり止まったりを繰り返していました。オレンジ色の模様が鮮やかです。右には前翅、左には後翅が見えています。
ヒメキマダラセセリ春型は5~6月に発生します。
直ぐ近くにウツギの花が咲き、多種類の昆虫が集まり吸蜜していました。ウツギには、多くの蝶を誘引する秘密があるようです。
コチャバネセセリ春型(4~5月に発生)
ヒメウラナミジャノメ
シロモンノメイガ メイガ科
5,6月、8-10月に見られる。訪花する。灯火に集まる。
ダイミョウセセリもウツギに来ていましたが、キマダラセセリはここにはやって来ませんでした。
時間を置いてウツギのところに再度来ると、日が陰っており昆虫はあまり来ていませんでした。
丘の頂上の見通しの良いところにテーブルとベンチがあり、そこで昼食を摂っている間、コジャノメが「ここは私の縄張りなのよ」と言わんばかりにテーブルの上やベンチにやってきて何度も止まりました。頂上占有性を示している模様です。
丘を下りて池の畔に来ると、樹液のところにアカボシゴマダラ、2頭のサトキマダラヒカゲ、スズメバチ(画面に写っていない)が群がっていました。サトキマダラヒカゲは2頭が行動を共にし、争う素振りは見られませんでした。丘の上でも、同様に2頭のキマダラヒカゲが並ぶように飛翔し、木の高いところに止まるのを目撃しています。このような共同行動にはどういう意味があるのでしょう。雄と雌なのかの確認まではしていません。
谷戸の湿地に行くと、草の上にアカシジミが静止していました。手前の邪魔な草を退けても接近して撮影しても逃げませんでした。夕方の活動時間が来るまではとにかく静止、と決めているようでした。よく見ると可愛らしい眼をしています。
アカシジミは年1回、5月下旬頃に発生します。
アザミで吸蜜するキタキチョウ。飛ぶ姿はよく見かけますが、このように静かに止まるのは久し振りでした。
キタキチョウは、夏型が5月下旬~6月上旬頃より発生します。
その他、クロヒカゲ、コミスジ、黒いアゲハを見かけました。
<追記1>ヒメキマダラセセリとするところをキマダラセセリと誤記しました。KAZさん、ご指摘有難うございました(6月7日)。
<追記2>ゆたかさんより、写真4枚目のガはシロモンノメイガであると教えていただきました。ゆたかさん、有難うございました(6月8日)。
1枚目はヒメキマダラセセリのようですね、今こちらでも盛んに飛んでいますよ。
ウツギの花は、蝶に人気がありますね。
山でアサギマダラが吸蜜しているのを見たことがあります。
バイカウツギがあるのですが、蝶は来なくてアブラムシがついて!蟻がその上を歩いています。
蛾の1種はメイガ科のシロモンノメイガだと思います。
蛾はあまり撮らないのですが、綺麗なのがいると、つい撮ってしまいます。
撮ると名前が知りたくなって調べてしまいます。(^^♪
「気まぐれ写真帖」へ早速の訪問ありがとうございました。
拙いブログですがこれからも宜しくお願いします。
で、あの後、隣接する公園の栗の木で3頭のアカシジミが乱舞するのを見かけたくらいであとはサッパリでした。
アカボシゴマダラの春型は大きくしかも夏型に比べて白っぽいですね。
相模大野でもまだ目撃していませんが遠からず発生するのではと思います。
ヒメキマダラセセリとのご指摘有難うございました。追記を設け訂正をさせていただきました。
ウツギは、やはり人気があるんですね。
アサギマダラが来ると鮮やかでしょうね。3日は無彩色の蝶や蛾がメインでした。
silkcottonさん宅の柑橘系植物は、アゲハやアオスジアゲハの通り道になっているようですね。
バイカウツギはアジサイ科で、ウツギとは科が異なるようですね。蝶ではなく他の昆虫が訪花するんでしょうか。
庭でじっくりと観察すると色々なことが見えてきそうですね。
シロモンノメイガと教えていただき有難うございました。お陰様で本文にガの名称を入れることができました。追記もご覧ください。
ガもデザインが優れているものは撮影していますが、蛾は種類が多いので調べるのに時間がかかり、アップしないままのが時々ありますね。今回はウツギに何頭もいたので名称不明のまま載せました。
甲虫の世界にも美しい昆虫が多いですね。
いつか甲虫にも眼を向けることができればと思いますが、先ずは蝶ですね。
栗の花でもアカシジミを観察したいと思います。
こちらこそ宜しくお願いします。