四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

入笠山の蝶

2018-08-13 20:04:00 | 甲州・信州への旅
7月30~31日

少し前ですが、入笠山で観察した蝶たちをご紹介します。

アサギマダラ(^^♪

この時期の最大の楽しみは、アサギマダラに出会えること。今年も新鮮なアサギマダラが優雅に舞い、主にヒヨドリバナを訪れていたが、2年前の同じ時期に較べると少なく、また、オスに偏っていました。


アサギマダラ(1)


アサギマダラ(2)


クジャクチョウ・スジボソヤマキチョウ(^^♪

入笠山はクジャクチョウが多い。多数が遠くのマツムシソウに集まっていましたが、やや近い場所でやっと1枚撮れました。チダケサシでは至近距離で!
スジボソヤマキチョウは少なかったものの、何とか近くで撮影できました。


クジャクチョウとマツムシソウ


クジャクチョウとチダケサシ


スジボソヤマキチョウ♂


ジャノメチョウ科の蝶(^^♪

ヒメキマダラヒカゲは、ヤナギラン、チダケサシ、ヒヨドリバナなど色々な花を好むようです。


ヒメキマダラヒカゲとヤナギラン


ヒメキマダラヒカゲとチダケサシ

ジャノメチョウは、入笠山ではもっとも多い蝶かもしれません。下界の多摩丘陵では、暑さを避けて草の間に隠れがちですが、高原は涼しいため、表に出て飛び訪花する姿が目立ちました。同じ種類かと思うほど行動パターンが異なるのが興味深いです。


ジャノメチョウとヒヨドリバナ

ウラジャノメは、比較的珍しい種類で、初めて見ました。訪花は稀と図鑑にあ
りますが、幸いにもシシウド訪花を観察出来ました。


ウラジャノメとシシウド

キアゲハ(^^♪

キアゲハはコオニユリを特に好むようで、花粉で翅が朱色のキアゲハが2頭いました。花弁内側の一部がオレンジ色のユウスゲがありましたが、キアゲハが来てコオニユリの花粉を付けていったのか?(実際にユウスゲにキアゲハが訪花するシーンは見ていません)。


キアゲハとコオニユリ


ユウスゲ

クサレダマやツリガネニンジンも咲き始めていましたが、サワギキョウは、まだ蕾でした。


クサレダマ



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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
KAZさんへ (twoguitar)
2018-09-03 17:20:07
山頂の向こうまでは行ったことがありません。今年は、ゴンドラの頂上駅付近と入笠湿原でゆっくり観察しただけでした。ベニヒカゲは、昨年ですが、八方尾根にはたくさんいました。
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確か入笠山のベニヒカゲは発生が遅くて8月20日頃に山頂を超えて反対側に下った草地に飛んでいた記憶があります。 (KAZ)
2018-09-02 23:59:26
最ももう何十年も前の話ですが。
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良さんへ (twoguitar)
2018-09-02 09:37:46
佐久地方はアサギマダラの飛来が早いですね。こちらは、10月になってから本格的にやってくると思います。キジョランの多い地区に集まってきます。
クジャクチョウ、まだ出会うチャンスがあるのではないでしょうか。
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アサギマダラは、あと一週間位で里のフジバカマに飛来すると思います。撮影するのを今から楽しみです。 (良さん)
2018-08-31 17:22:18
今年は残念ながらクジャクチョウには出会えませんでした。
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KAZさんへ (twoguitar)
2018-08-31 11:23:02
こんにちは。KAZさんには、青春時代からの思い出が多く残る山なんですね。
数年間で3回ほど入笠山の頂上まで行きましたが、ベニヒカゲは見たことがありません。
昔と違うのでしょうか。
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こんばんは。 (KAZ)
2018-08-30 20:08:37
入笠山ですか、懐かしいですね。
入笠山は学生の頃何度か出かけた記憶があります。
当時は山頂付近にベニヒカゲが沢山いたのを覚えています。
それと入笠山から続く尾根筋では春にヒメギフチョウにも出会いましたね。
懐かしい青春の思い出です。
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yurinさんへ (twoguitar)
2018-08-30 16:36:09
ご訪問有難うございます。
夏が来ると、入笠山に出かけ、アサギマダラやクジャクチョウ、スジボソヤマキチョウなどの撮影をじっくりと撮影するのを楽しみにしています。
秋には、地元のアサギマダラを撮影しに行こうと思っています。
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美しい写真がズラリと並んで素晴らしいですね! (yurin)
2018-08-21 10:24:02
アサギマダラの浅黄色、クジャクチョウの赤、スジボソヤマキチョウの黄と、それぞれの色を楽しませて頂きました。
ウラジャノメの吸蜜は貴重ですし、花粉をたっぷりつけてコオニユリで吸蜜するキアゲハも微笑ましいですね。
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