四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

愛宕付近の花

2006-03-13 22:09:00 | 神谷町・東京
愛宕山グリーンヒルズから上る丘に自然豊かな道が続いていて、静かな散歩が楽しめます。1ヶ月くらい前に始めて知ったコースです。清岸院、考寿院、俊朝寺と3つのお寺があり色々な花が咲いています。



オガタマノキ(モクレン科)。暖地の神社では神木になるそうです。



幾何学的な花の並び方が面白いこの花。テニス仲間のうららさんが「下方に見えているのも蕗の葉のようですし幾何学的にみえるのも少し長けて開いてきたふきのとうに見えますが・・・」と教えてくれました。
調べてみるとそのとおりで、「開くと苦い!!はえたて(開く前のつぼみの状態)が食べごろです」とありました。花蕾は開いていますが、ひとつひとつの花はこれから咲くところ。
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ベニバナアセビを見つけた

2006-03-13 22:01:00 | 神谷町・東京


今は花どき。一週間もたつと、めまぐるしく次々に新しい花が咲き始めています。港区愛宕の考寿院境内で、ベニバナアセビを見つけました。
poco_a_pocoさんの相模日記で初めて知り、相模原麻溝公園で咲いていると教わったばかりでしたが、早速お目にかかれるとはラッキーでした。何ともいえず可愛らしい花です。



ツツジ科アセビ属。3,4月に咲きます。
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ミニスイセン

2006-03-12 19:51:00 | 相模原・県央


我が家のミニスイセンが先週咲き始めました。最初の一輪は、花がやっと地面から顔を出したような短い花茎の状態で咲いていましたが、何日か経って茎も伸び他の花も咲きそろいました。
普通のスイセンの花茎が30cmを超すのに、ミニスイセンは、10cm程度にしかならない可愛いスイセンです。ポルトガルやスペインに分布する小型の原種の性質を引き継いでいるようです。



スイセンは地中海沿岸を起源とする植物ですが、シルクロードを辿って中国、日本に伝来し、すでに室町時代の書物には、漢名水仙華、和名雪中花と載っているそうです。これがニホンスイセンのルーツ。房総半島、三浦半島や越前崎に自生しているニホンスイセンは、1本の茎からいくつもの花を群がらせる「房咲き」のスイセンで、12月か1月には咲き始めるものが多く芳香がします。昨日(3月11日)に「増上寺花便り(1)」で紹介したスイセンも房咲きのニホンスイセン。
それに対して、ラッパスイセンは、1本の花茎に一つの花しか咲かない「単花」の種類で、ニホンスイセンよりも遅く、3,4月に咲くものが多いようです。
ミニスイセンは、1本の花茎に1つか2つの花を付けています。
我が家の地植えのラッパスイセンはつぼみが大きくなり、もうじき咲きそうです。
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増上寺花便り(その1)

2006-03-11 10:31:00 | 神谷町・東京


春の陽気となった8日、芝の増上寺を散歩する。鐘楼近くの梅はちょうど見頃を迎えていました。



境内の植え込みに咲くニホンスイセン。



これは、2月12日に載せた冬咲き種とは別の種類のヒイラギナンテンです。咲き始めというところ。こちらの方が小ぶりで、親しみやすい感じです。

増上寺の桜のつぼみも大分膨らんできました。あと2週間くらいで開花です。
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公民館まつりで歌う

2006-03-05 20:40:00 | 音楽
地元の大野南公民館まつりがあり、相模原市民混声も参加して歌いました。
このステージは定演とは別の、団員のみによる企画で、地元の人たちに楽しんでもらえるようなじみ易い曲5曲を選んでいます。指揮は団内指揮者の市川さん。
1曲目「かえる日もなき」は、三好達治の詩に市川さんの友人の打木悟さんが作曲した混声四部合唱曲です。

   かへる日もなき

  かへる日もなきいにしへを
  こはつゆ艸の花のいろ
  はるかなるものみな青し
  海の青はた空の青

当日、会場に打木さんがお見えと聞き、身が引き締まるとともに感謝の気持で歌うことができました。この曲の本邦初演。打木さんはどのような気持で聴かれたでしょうか。
2,3曲目は愛唱歌になっている男声合唱曲の「学生歌」「小夜曲」の2曲。うちの団は今回特にテナーが少なく人数がそろわないので、僕は普段のバリトンではなくセカンドテナーで歌いました。それでもトップテナー2、セカンドテナー2という少人数。会場にはうまく聞えたのか気がかりです。
4,5曲目は「童神」「涙そうそう」。
歌詞の内容をうまく伝える演奏に苦慮していたところがありましたが、ピアノ伴奏の中西さんの前奏・間奏がゆったりと情感豊かだったこともあって、うまく気持を乗せて歌えたような気がします。
地域に溶け込み、こういう小ステージの経験を積み重ねていくことも大切なこと。今後もこのような地域に密着した演奏活動を続けていけたらと思います。
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