四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

増上寺花便り(その2)

2006-03-23 21:17:00 | 神谷町・東京
増上寺の枝垂れ桜は染井吉野よりも先に咲くという記憶があったので、今日来てみたら、つぼみも残っている状態でちょうど見頃でした。染井吉野は一分咲きくらいです。遠くから見てもつぼみが全体的に赤っぽく染まっているのが分かります。





上の2枚は、鐘楼前にて。



本堂と東京タワーを背景に。



三解脱門近くの枝垂桜。
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二宮の吾妻山公園

2006-03-21 20:35:00 | 湘南
今日は風が止み、うららかな日和。湘南の海と山に咲くコブシを見に二宮の吾妻山公園に行ってきました。
二宮駅から歩いて2,3分で直ぐに吾妻山の登りとなり、最初にユキヤナギをくぐるようにしていくと、今度はレンギョウが満開。やがて、ニホンスイセンの花と香りを楽しみながら、頂上の芝生に到着する。



菜の花の向こうに国府津、遠くに小田原の市街、そして相模湾を挟んで箱根連山から真鶴半島まで見渡せます。小田原は29年間通ったところ。こうして山の上からみやると何か感慨深い気分がします。



コブシは山頂付近と東側斜面の2箇所で咲いていました。コブシは日本原産の植物で、中国には自生していません。中国原産のハクモクレンとの違いは、開花時に花の下に新しい葉が1枚ついているところ。
頂上付近のミツバツツジは三分咲き。染井吉野は明日にでも開花しそうです。



至ることころにキブシが独特の花を付けていました。北海道の渡島半島から九州、奄美諸島まで分布しています。
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桜の開花宣言

2006-03-20 22:49:00 | 神谷町・東京


スウェーデン大使館へと続く遊歩道「神谷町プロムナード」を歩くと、どの染井吉野の木にも1,2輪開花していました。
NHKは、靖国神社の染井吉野が1輪開花したと報じていたので、都心はどこも同じような状況でしょう。気象庁によると、靖国神社の指定された染井吉野に5輪の開花が認められたら開花宣言すると決めているそうなので、明日辺り開花宣言されると思います。
この冬は昨年12月から今年1月にかけて例年になく寒かったので、体感的には春が遠い気がしていました。でもさすが気象庁は「この冬は寒かった分、桜の花芽の目覚めが早く2月以降の気温が高めだったことも重なり、開花は昨年より早い」と随分前から予想していました。最初の予想日は25日。その後22日に修正されました。ほとんど的中です。



開花宣言はあくまで染井吉野を対象としたもの。去年の夏、アオスジアゲハをたくさんみた公園では、種類は分かりませんが淡いピンクの桜が見事に咲いて満開の状態です(写真下)。
オフィス近くのコブシは今日来てみたら咲いていました。
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相模原公園のハクモクレン

2006-03-19 16:13:00 | 相模原公園・北公園


朝9時過ぎに晴れてきたので久しぶりに相模原公園を歩いたら、枯れ木の林を透かして遠くにハクモクレンが見えました。日差しも暖かくようやく本格的な春がきたなという感じです。まだ開いている花は少ないですが、見上げるとクリーム色がかった白いつぼみがまぶしいくらいです。



僕が生まれた練馬区豊玉の母の実家には、2階よりもはるかに背の高い大きなハクモクレンの木が庭の中央にありました。その木に見守られながら育ったと思えるほど存在感のある木でした。
ハクモクレンは中国東部が原産地です。
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クリスマスローズ

2006-03-18 21:33:00 | 神谷町・東京
毎月1回、サントリーホールで昼休み無料パイプオルガンコンサートがあり、3月16日に聴いてきました。会場に到着するとバッハの演奏が始まるところだったのでホールに滑り込みました。曲目は、前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544など、演奏は小野なおみさんです。
遠く近くからやってくる音楽好きの人たちが瞑想にふけるようにゆったりと聴いています。その落ち着いた雰囲気が何ともいえずよく、身も心も休まります。



その帰り道に、サントリーホールの斜め上にあるアークガーデンというよく手入れされた庭園をのぞいてきました。そこにはクリスマスローズが咲いていました。
クリスマスローズの仲間は16種類もあるそうです。クリスマスの季節の12月に咲くのはノイガー(またはニガー)という花びらがもう少し丸みを帯びた一茎一花の種類です。今咲いているのはそれとは別でオリエンタリスという種類。こちらは一茎多花です。キリスト教の四旬節(レント)の頃に咲くのでレンテンローズとも呼ばれています。
フクジュソウやユキワリソウ等と同じキンポウゲ科。原産地はヨーロッパ、小アジアです。
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