あの日から65回目の8月6日。
8時15分。
今年は、平和祈念式の会場でそのときを迎えました。
「平和宣言」の中で、秋葉広島市長は、
今こそ、日本国政府の出番です。「核兵器廃絶に向けて先頭に立」つために、まずは、非核三原則の法制化と「核の傘」からの離脱、そして「黒い雨降雨地域」の拡大、並びに高齢化した世界全ての被爆者に肌理細かく優しい援護策を実現すべきです。
また、内閣総理大臣が、被爆者の願いを真摯に受け止め自ら行動してこそ、「核兵器ゼロ」の世界を創り出し、「ゼロの発見」に匹敵する人類の新たな一頁を2020年に開くことが可能になります。核保有国の首脳に核兵器廃絶の緊急性を訴え核兵器禁止条約締結の音頭を取る、全ての国に核兵器等軍事関連予算の削減を求める等、選択肢は無限です。
と発言しました。(全文はコチラ)
また、国連事務総長として初めて式典に参加したパンギムンさん。そして、多くの国内外の代表。この点でも、変化を感じましたが、今回強く感じたのは「市民が」「被爆者とともに」という2つのキーワード。いまの変化は、一部のリーダーたちがつくりだしたものではなく、一人ひとりの市民が動かしてつくられたものであるということを、さまざまな発言のなかから感じとることができました。
今回の原水爆禁止2010世界大会が、5月に開かれたNPT再検討会議の流れをさらに加速させ、核兵器廃絶に向けて具体的行動を呼びかける大会となったことを実感しました。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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