金沢市職人大学校は、伝統的な職人文化の継承、後継者の育成をコンセプトにつくられた施設です。金沢市の伝統的で高度な技の伝承がおこなわれています。
石工、瓦、左官、造園、大工、畳、建具、板金、表具の本科9科目にそれぞれ5人の定員(大工だけは定員10人)。3年間通い、学費は無料で。週一回、夜に研修がおこなわれます。
本科を卒業してもまだ勉強したいという方には修復専攻科にすすむことができます。
どういう方が入学できるのかといえば、その世界で基本的な技術を習得し、各業種組合の推薦を受けた方。つまり、一人前の仕事はできるが、さらに勉強をして伝統的な技術を身につけたいという方を受け入れています。
造園の実習場所。
石工の実習場所。
左官の実習場所。
瓦の実習場所。
板金の実習場所。
ここで勉強した方が、姫路城の修復工事に参加をしたり、地域の伝統的なものの修復に携わったり、活躍の場を広げているということでした。
また、子どもたち向けの子どもマイスターという事業も展開していて、子どもたちが職人さんから直々に技を習得できるプログラムが組まれています。伝統文化の町ならではのとりくみのなかから、その地域で市民の人たちとどのように行政が共同していくのか、どういうまちづくりをしていくのかというヒントを得たような気がしました。
(づつく)
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【事務所】
〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
電話・FAX/042(734)1116
メール/up1@shore.ocn.ne.jp
※生活・労働相談、無料法律相談もおこなっています。なんでもお気軽にご連絡ください。