先日のブログに書いた無言館へ訪れた次の日に、松代大本営へ行きました。
松代大本営とは、当時の天皇制国家を支える機関をすべて移転するために、現在の長野市松代町につくられた地下軍事施設で、松代象山地下壕をはじめとするいくつかの施設を備えています。
結局、この施設が使われることはありませんでしたが、この中は本当にすごいのです。
ここが入り口。中に入るとひんやりしています。
中はかなり広い壕となっていて、ところどころに当時の跡が残されています。
かなり補強され、ゴロゴロと転がっていた岩は撤去された部分がありますが、その大きさには驚かされます。
この壕を掘ったのは、6000人とも言われる朝鮮労働者。三角兵舎に収容され、強制労働。そして指揮をしたのは軍隊ですが、工事を受注したのは現在の西松建設と鹿島建設という事実があります。戦前から、大手ゼネコンと時の権力者との結びつきというもの興味深い点です。
象山地下壕には、「もうひとつの歴史館」という施設が隣接されています。ぜひ、一度訪ねてみてください。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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