本日、健康福祉常任委員会で「町田市高齢者の医療費の助成に関する条例」の審査がおこなわれ、提案者の一人として説明をしました。
昨年の12月議会以来、3回にわたって「国の動向を見る」ということで継続審査となっていましたが、本日の審査の結果は日本共産党の細野りゅう子委員以外の反対で否決となりました。
◆一方で高齢者の負担は増え続ける
後期高齢者医療制度を廃止するといって誕生した民主党政権。しかし、廃止は先送りにされました。そして、高齢者医療改革会議は、国保の広域化をすすめる方針を打ち出しました。
そして、来年度の保険料改定によって、後期高齢者医療の保険料は約1万4千円の値上げの方向が示されています。その中で出された資料によると、2009年と2011年を比較すると75歳以上の平均所得は約7万1千円も減り、暮らしはますます大変になっています。
さらに、低所得者ほど医療にかかりたくてもかかることができない「受診抑制」がすすむこともあきらかです。
条例は否決されましたが、引き続き高齢者のみなさんが医療にかかりやすい世の中をつくるためにがんばりたいと思います。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【事務所】
〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
電話・FAX/042(734)1116
メール/up1@shore.ocn.ne.jp
※無料のなんでも相談、法律相談もおこなっています。なんでもお気軽にご連絡ください。