28日は、文教社会常任委員会で2つの懇談会がありました。
一つは、養育家庭の会(ほっとファミリー)のみなさんです。昨年につづいての懇談ということもあり、変化も交えてお話をいただきました。
実際に養育家庭に来る子どもたちは、乳児の時から乳児院にいる子、小学生までは親元で暮らしていた子などさまざまです。その子どもたちと日々向き合い、葛藤しながら育っていく。その中には笑いも、涙もあるわけです。
また、愛着障がいと診断される子も少なくないといいます。小児メンタルに通う子もいます。極端に自己肯定感が低く、自信がない子が多いという話がありました。その場のやさしさ、一瞬でも気に入ってもらおうとする行動をとり、深くかかわっていくことができないまま育つ子も少なくありません。
そして、18歳で措置が切れると、その後は自力で生きていかなければなりませんが、仕事につくことも困難であり、高い学費によって大学進学も険しい道となります。こうした子どもたちへの支援をどうするのか。養育家庭の会のみなさんと一致を見たのは「社会の目で見守る」ということです。しっかりとした制度を整えていくこと、施設養護以外の道もあることを広く知ってもらうことも重要です。
社会的支援は、政治の支援でもあります。国と地方自治体の役割分担はありますが、しっかりと実情に合った社会的な支援の枠組みをつくっていかなければなりません。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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