「文化の日」──生活を豊かにするのが文化であると思います。
市民ホールで開催された町田市民文化祭に出席した後、子どもたちの七五三のお祝いをしました。子どもの成長は早いものです。
その際、お経を上げてくれたお坊さんが次のような言葉を述べておられました。
子どもを形容する言葉としてまず思い浮かべるのは「子どもらしい」。一方で、子どもに対して「大人しい」という言葉も使われる。しかし、「大人しい」というのは大人を形容する言葉で、子どもたちに用いる言葉としては相応しくないのではないか。思いっきり「子どもらしく」過ごすことができる社会にしないといけない。
私たちは、「子どもたちのため」「人のため」というが、それは子どもたちのためであると同時に大人のため、人のためであると同時に自分のためである。すなわち、子どもと大人は完全に別の領域に存在するのではなく、同じ世界の中で生きているということなのである。「子どもたちのため」に一番いいのは、大人が安心できるということではないか。大人が安心できることによって、子どもたちが安心できる。
これは、私の記憶をたどって書き起こした文章であり、不正確なところがあるかもしれませんが非常に心打たれました。
妻の母に着物を着せてもらった子どもたちは慣れない草履をはいて歩く中、通りがかりの方々から「おめでとう」と声をかけられていました。
今日は憲法が公布された日でもあります。憲法どおりの日本をつくることは、大人にとって何よりの安心につながると私は確信しています。
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