日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

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「○○すべき」というみんなが生きづらい社会から「十人十色」の社会へと変えていこう──町田駅で吉良よし子&田村智子参議院議員がお話しました

2019-06-09 | 活動のこと

 9日、町田駅で日本共産党街頭演説を行いました。

 スピーチしたのは、田村智子参議院議員(党副委員長)、吉良よし子参議院議員(東京選挙区予定候補)、和泉貴士弁護士です。

 和泉弁護士は、過労自死の裁判などたたかってきた経験などから、あきらめずに声を上げること、一握りの人たちが搾取する社会を変えていくこと、国会ではこの問題を吉良よし子議員がやってきたことなどを紹介してくださいました。

 吉良さんは、ブラック企業の実名公表、「ブラック校則」や就活セクハラ、高すぎる学費など、論戦をしてきた話を紹介し「痛みに寄り添い、声を届ける。そして現実政治を変えてきた」と。「まだまだ届けたい声がある」──何としても2期目の参議院に送ってほしいと訴えました。

 

 さらに印象的だったのは、「子どもは3人以上」「男は長時間労働が当然」「女性はちゃんと子育てするべき」など、「○○すべき」というみんなが生きづらい社会から「十人十色」の社会へと変えていこうと。この話をしている最中、小雨の降る中、車中から身を乗り出して聞いてくださった吉良さんと同世代くらいの方がいました。

 一人ひとりが感じている違和感を言葉にして伝えていく──。そして、あきらめなければ、現実は変えていけるんだというメッセージに、共感が広がっていました。

 田村さんは、共産党が相次いで発表した「消費税増税の中止 くらしに希望を―三つの提案」「個人の尊厳とジェンダー平等のために――差別や分断をなくし、誰もが自分らしく生きられる社会へ」などの話を縦横に。

 小泉構造改革以来、人件費を「コスト」として見て、儲けを上げるための削減対象とし続けてきたことが大きな矛盾を生んでいると告発。GDPの数字のトリックの本質は、輸入が減ったことにあり、国民のものを買う力が落ちている時だからこそ、中小企業支援を今の1000倍にして、最低賃金を全国一律1000円、そして1500円に引き上げていくことが重要だと強調しました。

 田村さんと吉良さんの話で共通して、共感を広げていたのは、高すぎる学費の問題です。

 

 奨学金の返済で自己破産をした件数が激増しています(参考:「赤旗」2019.1.29「奨学金破産が急増/追い込まれる貸与者本人」)。

 自分の奨学金の返済をしながら、子どもの教育費負担をするということに直面している人は少なくありません。

 学費を10年間で半分に、返済不要の奨学金を拡充し、利子付き奨学金はなくす──この提案は、教育負担の軽減の柱です。

 比例で日本共産党を伸ばし、東京選挙区で吉良よし子参議院議員の再選を実現するために、みなさんと力を合わせて奮闘します。

 (写真は、長島可純さん撮影。写真の無断転載、二次利用はご遠慮ください)

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