日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

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年度途中で児童数が急増するのに、教員の数が変わらないのはおかしい

2019-03-01 | 東京都政・都議会のこと

 「年度途中の入級の対応にも課題があります。杉並区では年度当初に342人だった児童数が、9月1日には459人、100人以上も増えたのに教員の数は変わりません」

 原田あきら都議の一般質問で告発した内容です。

 これが、何を意味するのか。原田都議は「制度として年度途中での入級を想定しているのですから、年度途中での子どもの増加に対応できる教員配置をしなければ、教育の質を保つことはできません」と現場から聞き取った実態をもとに明らかにしました。

 そして「そのためにも教員の配置基準を改善することを求めます。少なくとも講師を配置すべきと考えますが、見解を伺います」と質問しましたが、「年度途中の教員等の配置についてでございますが、通常の学級編制に伴う教員配置と同様に、特別支援教室で指導を受ける年度当初の児童数を区市町村ごとに算定し、児童十人につき一人の教員を配置しており、年度途中の増員は困難でございます。また、特別支援教室の業務内容から、教科の授業等を職務とする講師にはなじまないため、講師を配置する考えはございません」という本当に冷たい答弁に終始しました。

 現場を本当に見ているのか。教員配置に責任を持つ東京都としてこれでいいのかという思いが募ります。

 一方で知事は「都教育委員会とともに、特別支援教室の拡大と適切な運営に一層努めてまいります」と答弁しており、現場の実態に合わせて対応することを強く求めていきたいと思います。

 参考:原田あきら都議の一般質問

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