日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

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都立・公社病院の地方独立行政法人化は中止を──地元で聞いてきた都議のみなさんの発言が、都立・公社病院の果たしている役割を浮き彫りに

2021-09-13 | 東京都政・都議会のこと

 都立病院・公社病院の独立行政法人化はやめるべきです──日本共産党都議団で、小池知事宛の申し入れを行いました。

 申し入れ全文→https://www.jcptogidan.gr.jp/category01/2021/0913_3298

 短時間の申し入れでしたが、参加した都議が次々と発言しました。どの発言も、本当に重要でした。私の責任で要旨をメモにしました。

(原のり子都議)
 地元では、都立清瀬小児病院が廃止された。家族3人が同時にコロナ陽性となり、認知症の祖母は公社多摩北部医療センターが受けてくれた。かけがえない病院だっていうこと。都立松沢病院は、精神障害の方や知的障害の方がの最後は受け止めてくれる。こうした社会的に一番弱い人たちを受け止め、役割を果たしているのが都立・公社病院。独法化は中止してほしい。

(里吉都議)
 地元の世田谷区にとって、都立松沢病院は本当に大事。都立母子保健院、梅ヶ丘病院を廃止し、医療資源を引き上げてしまった。その影響は本当に大きい。やっぱり儲からないんですよ、精神医療。だけれども、都立松沢病院は公的な役割として本当に大きな仕事をしている。

(藤田都議)
 都立病院で働く看護師さんにお話を聞いたときに、使命感を持って働けるっていうのが都立病院なんだなというふうにすごく感じた。私も看護師ですが、民間病院よりも都立の方が処遇が良かったりする。使命感、行政の職員だってことですごく支えられている部分がある、職員を守る立場で、定款を出すようなことはやめてほしい。

(尾崎都議)
 地元の清瀬小児病院がなくなり、都内の三つの小児病院が廃止されるなど都立病院半分にされた。例えば今コロナにもし都立病院が廃止されてなかったら、どんだけの命が救えたんだろうっていう思いが、地元にも私にもある。公社多摩北部医療センターの独立行政法人ややめて、今の病院を守る、できたら都立に戻してほしい。住民の声を聞いてほしい。

(斉藤都議)
 足立区には中核病院がないので、都立駒込病院が重要。がんの高度医療をやってるっていうことで本当に安心できる。都立のままで、充実させてほしい、守ってほしいっていう声が届いている。足立区の地域の民間医療、お医者さんたちクリニックのにアンケート調査をやったが、記述で回答してきたお医者さんの方たちほとんどが、都立は都立のままで、その役割を果たしてほしいと、そういう回答していた。独法化ではなく、むしろ充実してほしい。

(米倉都議)
 地元の都立大塚病院。地元の医療機関や地元医師会にも聞いてきたが、懸念しているところがある。お隣の板橋区にある健康長寿医療センターが独法化されたことで、大きく変わってしまったと。住民の方々が独法化はやめてほしいと署名をしていたときに、末期癌の方が自分は動けないのでこの署名はできないがご家族にお願いして署名に来るなど、患者さんにとって本当に大切な病院。

(原純子都議)
 都立墨東病院を守るための署名活動に取り組んできたが、「いま、本当に独法化を進めるのは信じられない」と多くの方から声が寄せられる。そういう思いを裏切っちゃいけない。置き去りに絶対にしないでほしい。

(アオヤギ都議)
 都立八王子小児病院が廃止され10年以上経つが、NICUは大学病院はさまざまな理由から担えずにいる。私も医療機関で働いてきたが、ずっと診療報酬を下げられて、ベッドも削減した中でも、必死でがんばっている。充実こそ必要。

(白石都議)
 東京都の島しょ部の命を守っているのが都立広尾病院。島民からも頼られ、地域の医療機関からも頼られている。この都立・公社病院の果たす役割はこのコロナ禍でも一層浮き彫りになった。そういう都立・公社病院を独法化するっていうのは、は絶対許されない。

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