加齢性難聴支援が急がれています。(上の記事は、5月23日付「しんぶん赤旗」。画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
加齢性難聴の一つの特徴は、本人が聞こえにくい(耳が遠くなった)ということを自覚しにくいということです。
難聴になる速度がゆっくりなだけでなく、周囲の人たちも声のボリュームをあげて対応するなど、聞こえにくいことをカバーする作用が働くのです。
耳鼻科の医師から話を聞いてみると、聞こえにくくなる仕組みは様々ありますが、加齢性難聴の場合は耳の奥にある「蝸牛(かぎゅう)」と呼ばれるカタツムリのような器官がにある細胞が機能しなくなることで発生するということです。
耳鳴りやめまい、ふらつきなどの症状が出る場合にも、この蝸牛の働きが原因の可能性があります。
補聴器の普及のカギは、価格が高いというハードルをどうするかということです。それから、補聴器は「カッコ悪い」「恥ずかしい」という状況を変えていくことも重要だと耳鼻科の医師から話を聞きました。
諸外国と比較しても、圧倒的に遅れている分野であり、補聴器の公費助成や地域で調整や訓練などができる環境を広げていくことために奮闘します。
難聴と補聴器に関するアンケートにご協力ください。
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