日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

都市計画マスタープランの地域別構想編についてパブリックコメント募集中

2012-09-25 | 町田市政・市議会のこと

 町田市が、都市計画マスタープランの地域別構想編についてパブリックコメントを募集しています。21日付「広報まちだ」でも紹介されていた通りです。

 先日、ニュースでも紹介した中心市街地の大型開発計画も都市計画マスタープランで青写真が描かれているものです。同時に、今回の計画改定は町田市を10地域に分割して意見を募集しています。

 そもそもなぜこのような区分けなのか──説明会でも意見が出たと聞いていますが、生活圏や文化圏、歴史的な経過からも疑問が残る部分もあります。

 ぜひ、みなさんお住まいの地域の計画をご一読いただき、ご意見を寄せていただければと思います。

┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
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立場の違いを超えて「子どもと保育を守れ」という一点で共同を

2012-09-24 | 町田市政・市議会のこと

 昨日の「認可保育所に企業参入──到達点を壊すわけにはいきません」の記事に、多くのリアクションをいただきました。

 国の子ども・子育て新システム関連法案の議論のなかでも、大きな目的は企業参入であることが明確にされてきました。財界の求めに応じて、保育の市場化を進めようとしてきた経過があります。(詳しくはコチラ)

 いま、全国の自治体で認可保育所への企業参入がすすめられようとしていますが、保育を採算性や効率性、経済性だけではかるようなやり方はもっともやってはならないことです。「福祉」を経済性の論理だけで考えれば、社会的に弱い人たちにはお金をかけなくてよいということになってしまいます。

 社会保障というのは、税の再配分機能を発揮するものでなければなりません。

 今回の企業参入は、「町田市保育サービス3カ年計画(2012年度~2014年度)」で、「社会福祉法人以外の保育園運営事業者について」という項目が新たに追加されたことがおおもとにあります。

 そこには「国の規制緩和により社会福祉法人以外の事業者に保育園運営の門戸が開かれたことから、新たな運営主体による保育園誘致のあり方について検討していきます」と書かれています。

 そして今回の決算特別委員会の質疑のなかでは、「20年間期間限定認可保育所事業や建て替えについて、市内の法人の手が上がらないことから、新たなあり方を検討していくことにした」という趣旨の答弁がありました。

 20年間期間限定認可保育所が、待機児童の解消という点で一定の効果があったことは事実です。しかし、20年間期間限定認可保育所事業のとりわけ施設改修型については、以前からいくつかの課題が指摘されています。つまり、事業に踏み切ることができないのは制度設計に大きく起因しているのではないかということです。

 その修正はおこなわず、これまでのルールはなしにして、企業参入をさせるやり方は到底認められません。

 今回のこの問題は、「子どもと保育を守れ」という一点で、立場の違いを超えて奮闘していきたいと思います。

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認可保育所に企業参入──到達点を壊すわけにはいきません

2012-09-23 | 町田市政・市議会のこと

 先日、20年間期間限定認可保育所事業者(改修型)の選考結果により、㈱日本保育サービスを選定したと発表されました。

 町田市の認可保育所はこれまで公立、社会福祉法人、NPO法人(一部)に限定してきました。そもそも保育に「営利(利益を出すこと)」を目的にした企業はふさわしくありません。利益を出すには、人件費、食材費、おもちゃ・備品など本来は必要なコストを削減することになります。利益が出なければ撤退する可能性もあります。

 町田市で築き上げてきた到達点を壊すわけにはいきません。一致点で力を合わせ、子どもたちと保育を守るためにがんばります。

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子どもの成長を見逃さない

2012-09-22 | 子育て・家族のこと

 きょうはたまっていた仕事を片付けつつ、合間を縫って息子と遊びました。

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 最近は、言葉数が増え「とうちゃん」「ブタ」「でったー(できた)」など、楽しそうに話しています。その中でも一番得意な言葉は「まんまー」。ごはんをくれという時に「まんまー、まんまー」というので我が家では「まんまんゼミ」と呼んでいます(笑)。とにかく食べるのが好きなようで、スプーンの使い方など食に関することは発達が早いようです。

 動きもアクティブになってきました。歌を唄うと体を揺らしながら、歌っています。出かけるときには、自分の靴のところに行って「はい」と履こうとしますが、残念ながら履けず…。

 少し前までは、寝返りができるかできないかだったのに、子どもの成長は本当に早いなと実感しています。「成長を見逃さない」という先輩ママの言葉を大事にしながら、息子に育ててもらおうと思います。

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現場にゆく~市内障がい者施設①

2012-09-21 | 町田市政・市議会のこと

 14日、健康福祉常任委員会で市内の障がい者施設の視察をおこないました。1日で6つの施設をまわる弾丸ツアーでした。視察を受け入れてくださった施設のみなさんありがとうございました。すべての書いていくことはできませんが、その概要について報告したいと思います。

◆町田ヒューマンネットワーク

 最初は、町田ヒューマンネットワークさん。障がい者のヘルパー派遣もおこなう事業所です。また、障がい当事者同士が聞きあい、サポートしあうピアカウンセリングなどもおこなっています。

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 理事の半分が障がい当事者で構成される、日本では2番目にできた自立生活センターです。始めた当時は、電車などで乗車拒否をされることもあったといいます。

 施設や親だけでなく、介助者が入って生活をしていく──自分が生活の主人公になることを支援していくことが大事だとお話をされていました。「親が抱えるのではなく、親子がそれぞれの人生を歩むことが重要だ」という言葉を実行に移すために、親向けプログラムをおこなっています。そのことで関係性に変化があり、風通しの良い関係になっていくことができます。

 介助者は、当事者のサポートをするのが最大の仕事で、高齢者介護とは大きく異なるという話もありました。しかし、実際に介助がなければ生活できない状況で暮らしている方々に十分な時間が保障されていない実態があります。支援を行き届かせていくために、当事者のみなさんと力を合わせていきたいと思います。

◆地の星──生活介護施設ベロニカ苑&風

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 地の星さんでは、施設建設に至る苦労話、施設をつくるときに当事者の声を生かすことを大事にしたという話をうかがいました。施設の床はきれいな濃い緑色となっていますが、これも当事者のみなさんに聞いて決定したといいます。

 タオルの折りたたみ作業やダンボールの組み立て作業をおこなっている場所も視察させていただきました。施設内にあるパンを焼いていましたが、とてもいい香りが施設内に充満していました。1階のパン屋さんで販売されています。

 障がいがある方の入浴介助もおこなっており、半分の利用者さんがお風呂に入るといいます。共同でお風呂に入ることが大変だった方も、入浴介助を通じて旅行に行った先でもスムーズに入るようになっていけるといいます。お風呂には看護師さんが同行し、細かい体のチェックをしています。

 地の星さんが運営するケアホームも視察させていただきました。ケアホームは、地域の中での自立をめざすために介助者がついて共同生活をおこなっています。施設建設にあたって、地権者の方と相談してケアホームに合わせて建設をおこなってもらい賃貸借契約を結ぶ手法をとったとうかがいました。

 また、就労移行支援をおこなうパンの店「風」では、2年間の実習を経て次の就労につなげていくステップとすることを目的としていますが、一般企業などへの就労は非常にむずかしいのが実態だというお話でした。そのために、就労継続支援の施設で働く場所を確保していくことが課題であるとのことです。

◆町田フレンズサポート

 町田市立総合体育館にある福祉レストランフレンズさん。日替わりランチの天丼を食べ、お話をうかがいました。

 就労継続支援B型の施設で、知的と精神の障がいがある方が29人働いています。接客、食器洗い、店内清掃、お弁当づくりなどをおこなっています。

 知的と精神の2つの障がいのある方が、同じ場所で働いているというのはそれほど数が多くないといいます。

 地域の町内会・自治会の集まりなど、団体で使用することもしばしば。一人ひとりの作業をサポートするとりくみをすすめているとのことでした。

(つづく)

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