日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

「ぴんころ」は切実な叫び──国政&市政報告会をおこないました

2012-10-26 | 活動のこと

 本日、地域で国政&市政報告会をおこないました。お忙しい中、足を運んでいただいたみなさん、本当にありがとうございます。

 最初に松村りょうすけ衆院東京23区予定候補がお話。昨日の石原都知事の辞職からはじまり、国会の様子、今度の選挙で何が問われているのか、日本共産党と松村予定候補の政策について縦横に語っていただきました。

 石原都知事は本日の定例記者会見で、「原発は消費税などは些細なこと」と発言したようですが、まったく些細なことではありません。これを些細なことと感じる人が、国政に復帰しようというのですからこれほど住民感情とずれていることはないでしょう。

 私からは、いま地方自治体で問われていること、新庁舎建設に伴う問題、公園駐車場有料化をはじめ多岐にわたる市政の課題をお話させていただきました。

 そのなかでも熱い議論になったのは、医療の問題。昨日の地域医療政策セミナーの内容もお伝えをしつつ、「地域でいい医療をつくるための共同を」と呼びかけさせていただきました。

 最近、高齢者の流行語の一つに「ぴんころ」があるのではないでしょうか。「ぴんぴんころり」──つまり、元気なまま最期を迎えたいという内容ですが、その背景には医療や介護への不安があり、いまの社会保障の貧困があると私は思います。もちろん、元気なまま最期を迎えたいというのは私も同じ思いですが、病気になったり、介護が必要になることへの不安を取り除いていくことが必要です。

┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【事務所】
 〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
 電話・FAX/042(734)1116

 メール/up1@shore.ocn.ne.jp

 ※無料のなんでも相談、法律相談もおこなっています。なんでもお気軽にご連絡ください。


地域医療政策セミナー

2012-10-25 | 町田市政・市議会のこと

 25日は、全国自治体病院経営都市議会協議会主催の地域医療政策セミナーに出席しました。今年は、町田市が協議会の会長市となっています。

Chiki_iryo

 2つの講演は、「信念」があり、いい医療(地域)をどうやってつくっていくかという視点からとても参考になるものでした。

◆「心にひびく○○の実践」

 最初に、「岐阜地域における当院の役割と今後の方向性~メガトラス工法と地域連携パスを中心に~」と題して、岐阜市民病院病院長の冨田栄一先生が講演。

 キーワードは「心にひびく医療の実践」。

 その中には、地域医療連携や高度医療、信頼されるチーム医療、心温まる医療などとともに、「職員が生き生きと働くことができる環境づくりに努めます」という項目があります。岐阜市民病院は、働きやすい病院評価を全国の公立病院で初めて受けたというのですから、客観的にも働きやすいということがいえると思います。

 「心にひびく医療」という言葉、すべての病院内の職種に当てはめ、言い換えて実践していこうとされています。「心にひびく看護」「心にひびく清掃」「心にひびく医療事務」──むずかしい言葉をならべるのではなく、他の人にわかりやすいということも大事にしているとお話がありました。

 それでは、「だれの心にひびく医療」なのか。それは「自分の心」にひびくということだと冨田先生。一生懸命、最善を尽くせたのかは一番自分がよくわかるのだから、自分が納得して仕事をしていくことが重要だと。病院長になった当時に、冨田先生自身が「自己との対話」をおこない、どういう病院にしたいのかを突き詰めていった中で、たどり着いたといいます。

 地域医療連携でも、とにかく信頼関係を積み重ねていくこと、病院完結型医療から地域完結型医療へ発展させていくことを課題として共有していく努力があらゆる角度からおこなわれています。同時に、どこかのモデルケースから輸入してくるのではなく、地域の課題を解決するために知恵と力を発揮しなければと思いました。

 「最愛の人が亡くなって感謝されるのが病院」──この言葉は大変重たく聞きました。

◆住民と医療従事者が話し合う

 二つめは、「住民と話し合う医療」と題して、一関市病院事業管理者の佐藤元美先生が講演。岩手県一関市(旧藤沢町)で、医療を実践してきたお話をうかがいました。

 「慢性疾患では無診察投薬を認めてほしい」「待ち時間が長い」──病院が開院して一年後から苦情と意見が増大したといいます。そこで、患者さん(=住民)と医療従事者が話し合う対話の場をつくっていったことが、大きな改善につながっていきました。

 私も以前から重要だと感じてきた問題に、住民と医療従事者は対立する関係ではなく、いっしょにいい医療をつくっていく(支えていく)パートナーであるということがあります。佐藤先生は、「医療を支える住民といっしょに、医療の知識ではなく医療のあり方」を直接話し合うことを大事にしてきたといいます。

 「医師や看護師は、資格を持っているからどこに行っても仕事ができる。でも、医者や看護師がいなくなれば、病院が成り立たない。病院がなくなって困るのは、住民のみなさん」──以前に県立病院が撤退したことがある地域だけに、どうしたら風通しの良い関係をつくっていけるのかが重要だったといいます。

 研修医の報告会を地域の人にも来てもらって開催したり、ナイトスクールという誰でも参加できる対話の場を設けたりしてくるなかで、苦情が減り、寄付が増えるなど大きな効果があったといいます。

 「住民は病院を知り、育て、支える」──これを実践していく中で、地域が変わり、医療が変わっていったというのです。理想の医療をやることが、地域で医療を再生させていく最大のカギであり、そのための対話がもっとも重要なものであることを学ばせていただきました。

┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【事務所】
 〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
 電話・FAX/042(734)1116

 メール/up1@shore.ocn.ne.jp

 ※無料のなんでも相談、法律相談もおこなっています。なんでもお気軽にご連絡ください。


つながる鶴川(第150号)

2012-10-24 | 活動報告ニュース「都政への架け橋」

 つながる鶴川の第150号ができました。

 今週のニュースは、オスプレイ問題と認可外保育施設等入所児童保護者補助金についてです。

121024

 「121024.pdf」をダウンロード

┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【事務所】
 〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
 電話・FAX/042(734)1116

 メール/up1@shore.ocn.ne.jp

 ※無料のなんでも相談、法律相談もおこなっています。なんでもお気軽にご連絡ください。


まちかど演説会とオスプレイ反対集会

2012-10-23 | 活動のこと

 午前中は、鶴川地域で「まちかど演説会」を開催しました。

Rimg0197

 雨が降る中、足を運んでいただきありがとうございました。今後も、「まちかど演説会」はひきつづきおこなっていきたいと思っています。

 夜は、日比谷野外音楽堂でおこなわれた「オスプレイ配備撤回を求める10.23中央集会」へ。

Rimg3224

 オスプレイの強行配備がおこなわれた沖縄をはじめ、全国各地で怒りの声が沸騰しています。「『沖縄問題』は沖縄だけの問題ではない」「安保条約をなくす以外に道はない」──雨の降る中でしたが、熱気あふれる集会でした。

 集会では、久しぶりにあった方もいて、全国各地で草の根で力を合わせてこそ世の中を動かせると実感したところです。

┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【事務所】
 〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
 電話・FAX/042(734)1116

 メール/up1@shore.ocn.ne.jp

 ※無料のなんでも相談、法律相談もおこなっています。なんでもお気軽にご連絡ください。


認可外保育所保護者補助金制度が一歩前進

2012-10-22 | 町田市政・市議会のこと

 昨日の「広報まちだ」で記事が掲載されましたが、認可外保育施設等入所児童保護者補助金が、一歩前進しました。

 今回の制度改正で、これまで10月と4月の2回の支払いだったものが7月、10月、1月、4月の4回支払いに回数を増やすことになりました。

 また、これまで認可外施設に入所していてきょうだい児割引を受けている場合は、2人目以降7500円だったものが、2人目以降も1万5千円に増額されます。

 市議会の質問のなかでも取り上げてきた問題であり、多くのみなさんの切実な要求を一歩前に進めることができうれしい限りです。

┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【事務所】
 〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
 電話・FAX/042(734)1116

 メール/up1@shore.ocn.ne.jp

 ※無料のなんでも相談、法律相談もおこなっています。なんでもお気軽にご連絡ください。