能登半島復興応援民謡コンサート。
私も司会で参加してきました。
早朝、まだ暗いうちに出発。
途中でしらじらと夜が明けてきます。
のと里山海道は、能登に近づくにつれ、フラットな道路がだんだん悪路になっていき、
奥能登に入る頃には、車はガタガタとロデオのように揺れて、酔いそうになりました。
心地よく車を走らせて能登をドライブできていた頃とはずいぶん違います。
街なかは歪んだ建物がまだそのまま多くありました。
正面から見ると平行四辺形のかたちになっている蔵などもあって、
地震から1年なのにまだこんな状態なのかと驚きました。
会場は、珠洲。
地震で大きな被害を受け、津波もきた、海のそばにあるホールです。
楽屋口の足元は隆起して、大きな段差ができていました。
道路にも地割れがあり、歩道の路肩部分は砕けるように崩れている箇所がたくさんありました。
外回りはこんな状態でしたが、ホールの中はとてもきれいでした。
楽屋の鏡にて。
今日は洋服です。
今回驚いたのは、開場前。
ロビーに出ると、ホールの入り口に、ものすごく長い列ができていたことです。
ディズニーのアトラクションかと思うほどの人出でした。
みなさん、それくらい楽しみにしてくださったのかと思うと胸が熱くなる思いでした。
地震と洪水、1年に2度もとんでもなく大きな災害に遭われた能登の方々。
「いつまでもうつむいていられない、一歩踏み出さねば」とおっしゃっていたのが印象的でした。。
どうか、どうか、一日も早くもとのような暮らしに戻れますように。
東日本の時にディズニー関係のホテルに勤務していたけど、その時の傷跡はまだあちこちに見る事が出来る。直接の被災地でなくてもそうだから大変だというのはわかる。だからこそ日本中が一致団結する事が大事なんだよね。本当に今の日本はなんか変だ。
これが都会だったり経済の中心になるような場所なら、もっと早くいろんなことが復旧していくのでしょうけれど。。。
人口が少なく高齢者の多い地域。
だからこそ、なおさら早く立て直してあげなければと思うのですけれどね。
能登の皆さんにきっと思いは届くと思います。
私も微力ながら、これからも出来るだけ応援や支援、
参加していきたいと思いましや。