地震から一夜明けて、外に出ると
玄関前にガラスが散乱していました。
見上げると二階の窓が割れて落ちていました。
昨夜は寝室のある二階ではなく、
一階のリビングに靴とダウンコートを置いて
いつでも脱出できるように準備して、リビングに布団を敷いて寝たのですが、正解でした。
二階は、あちこちの部屋の窓が割れていました。
これくらいの被害で済んで、本当によかった。。。
**********************
我が家は喪中だったため、お正月のためのおせちや縁起物の食品なども今回は用意がなく、
しかも年末に旅行に行っていたので食料の買い置きも、それほどしていませんでした。
なので、朝一番に近くのコンビニに買い物に行ったところ、
もう食べるものはすでに消えていました。
別のドラッグストアは開店前だったので、扉の前に長い列ができていました。
とりあえず私も並び、なんとかドラッグストアの中の食品売り場で
ここ数日の食料を買うことができました。
高速道路が通行止めになっているので
流通が止まっています。
なにもかもが再開されるまでには、もうしばらくかかりそうです。
お餅だけはたくさん買ってあったので、
おやつに、ぜんざいを作りました。
甘いものを食べると、なんだかほっとします。
元日。
午後から歩いて初詣に出かけてきました。
浅野川大橋からの景色。向こうに見えるのは中の橋です。
はるか西の空は晴れていますが、低く鉛色の曇り空が広がっています。
ひがし茶屋街も歩いてきました。
*************************
帰宅してまもなく、緊急地震速報のアラームが!
スマホから響くあのプワップワッという音はホントに怖いです。
↓↓ スマホの画面です。
とっさに暖房のスイッチを切って、私はコウメちゃんの鳥かごをかかえて支え、
だーりんはテレビを支えて、心の準備。
まもなく、大きな揺れがやってきました。
ほんの短い時間ですが、瞬間的にあれこれ構えることができるのも
スマホの速報があればこそ。
かなりの揺れで食器棚が倒れるかと思いましたが、
なんとか倒れずに踏みとどまってくれました。
食器棚の扉から落下した器は幸いなんともなかったのですが、
中でワイングラスがひとつ、割れていました。
能登では震度7でした。
私の住んでいる地域は震度5強だったようです。
一回目の大きな揺れのあと、すぐにテレビをつけました。
災害時の情報発信という意味では、メディアはその存在意義を発揮してくれます。
テレビのアナウンサーも「避難してください」というような丁寧な表現ではなく、
「テレビを見ていないで、避難することっ!!」とずっと叫んでいました。
一回だけではなく、繰り返し何度も何度も余震がくるのが実に怖かったです。
緊急地震速報のアラームも何度も鳴り、そのたびに私は鳥かご、だーりんはテレビをかかえていました。
こんなに大きな文字がテレビの画面に出っ放しになります。
最初の地震から6時間たった今も、まだ余震があり
窓辺のサンキャッチャーが大きくゆらゆらしていますが
とりあえず少し落ち着いてきたようです。
明日まで何事もありませんように。。。
なかなかインパクトの強い一年の始まりとなりました。