昨日の中日新聞に、
浜松の森島農園が、少量の小松菜の新包装袋を導入した
という記事が載っていました。
最近、かわいい小松菜の袋が並んでいるなとは思っていたのですよ。
写真の左が新しいパッケージ。
右が従来のものです。
袋から取り出してみましょう。
従来のものが230g入りなのに対し、
左の少量パックには、100gしか入っていません。
少子高齢化で単身世帯や夫婦二人の世帯が増えていることを受け、
二人が数回で食べ切れるサイズを・・・
ということらしいです。
この100gの小松菜を茹でたら、ホントにわずかの量になり、
作り置きのきのこのマリネと合わせて、
小鉢が2皿できました。
核家族化で、大根、キャベツ、白菜のような重量野菜が
丸ごとでは売れなくなり、1/2、1/4とカットされて売られています。
少人数の家族では、トマトの大玉も食べなくなり、
ミディサイズのトマトが一番売れていると聞きました。
大根、キャベツ、白菜は確かに重いので、
持ち運びのことも考えると、カットされたものが好まれるのも
わからないではありません。
しかし、ついに葉物野菜まで・・・。
この少量の小松菜でさえ、数回に分けて食べたいとは・・・。
野菜の摂取量はどうなっているのかしら?
ここ10年くらい、1日の摂取量はずっと290g前後を推移していますが・・・。
そして、新しい包装にするということは、
その分、コストがかかるわけですが、
新しい袋は、素材のポリプロピレンの厚みを2割薄くし、
1枚の単価を3割削減したとのこと。
袋が薄くなっても、中の小松菜は取り出しやすかったです。
最近、色々な商品が価格を据え置くために、
量を減らしたり、包装資材を安いものに変更したりしていますが、
そのために、商品が取り出しにくくなったり、
袋が開けにくくなったり・・・。
納豆のパックなど、かき回しているうちに穴を開けてしまったことも
一度や二度ではありません。
でも、この小松菜はスルッと、取り出せました。
それにしても、野菜の摂取量がこれ以上減少してしまわないか
とても気になります。
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