”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

折れたディルで、ディルづくし

2024-11-26 20:02:11 | 食・レシピ

花壇のディルが、最近よく折れます。

「また、折れてたよ。」と言って、夫が朝、持ってきます。

  

  

このザル一杯のディルを料理に使うことにしました。

 

 

こちら、すべてディル料理です。

  

  

まず、手前のコロッケは、ディルのコロッケ

キタアカリを茹でてつぶし、

中に刻んだディル、ブラックオリーブ、ドライトマトを混ぜています。

  

  

何もつけなくても、これだけで十分おいしいです。

ディルの香りと、ドライトマト、ブラックオリーブの塩気のおかげでしょう。

  

  

サラダは、きゅうりのベトナム風サラダ

花壇のスーヨー、ディル、ミント、ホーリーバジル、磐田産のすだちを

総動員して作りました。

  

  

スープは、ミニトマトのエスニックスープ

ディル、すだち、ナンプラー、鷹の爪を使い、トムヤムクンっぽい味わい。

このスープ、最近よく作っています。

  

  

ディルが折れて困ったことから始まりましたが、

すべて家にあるもので作れたことは幸せなことですね。(^O^)

 

自給自足とまではいかないけど・・・。(^-^;

 

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自家製すだちこしょう、出来ました~♪

2024-11-25 20:43:18 | 調味料

柚子こしょう、ならぬ、すだちこしょうを作って10日以上経ちました。

 

作り方は、こちらをご覧ください。

  

  

生の唐辛子ではなく、乾燥唐辛子を、

それも激辛の黄唐辛子を使って作ったので、

出来立てを舐めた時は、黄唐辛子の特徴「悶絶する辛さ」そのもの。

 

でも、時間が経つと、辛みがまろやかになり、

すだちの爽やかさの中に、黄唐辛子のうまみが出ています。

  

  

早速、豆乳湯豆腐の薬味に使ってみました。

また、すだちの果汁で即席のポン酢も作って、湯豆腐のタレとしていただきました。

  

 

初めてのすだちこしょう、大成功です。

今まで、私にとって、すだちというのは柚子の次・・・というイメージでしたが、

この爽やかな風味、香り、柚子と同じくらい魅力的ですね。

  

  

※今日は、外来治療で大変疲れ、副作用も出ているので

コメント欄を閉じさせていただきます。

また、明日は早起きして、でっかい弁当づくり・・・(^-^;

 

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白いもってのほか

2024-11-24 19:29:17 | 食・レシピ

花壇で育てている食用菊、

「金唐松」は、たくさん採れているのに、

「早咲きもってのほか」は収量も少なく、

悲しいことに、ずっと白いまま・・・。

薄紫になる気配もないので、枯れないうちに摘むことにしました。

  

  

2種類一度に下処理してしまいました。

  

 

  

遠州灘の鰺を使った南蛮漬けに、食用菊も一緒に漬け込みました。

磐田産のすだちも使っています。

  

  

「早咲きもってのほか」、どこにいるのかわかりますか?

  

 

  

きゅうりとトマトのマリネに食用菊も加えました。

先日までの暖かさのおかげで、まだスーヨーが採れます。

「菊がなかったら、夏みたいな味だね。」と夫が言いました。(^-^)

  

 

なぜ、「早咲きもってのほか」が色付かなかったのか、

理由はよくわかりませんが、

来年は元気に咲いてくれますように!! 

またね!! (^^)/

 

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大学芋風さつまいも餅 出来立てがおいしい!

2024-11-23 20:35:54 | お菓子

甘いものが食べたくなると、手っ取り早く作れるのが

さつまいものおやつ。

   

今回は、さつまいも餅を作りました。

さつまいも餅に、みたらしのタレをかけ、黒ごまをふっています。

こうやって何でも「大学芋風」にしてしまいます。(^^♪

  

  

作り方は、

①さつまいも(正味)350gは茹でてつぶし、片栗粉50g、砂糖50g

 と合わせ、混ぜていきます。

  

 

  

②そこに牛乳を50ml、加えていきましたが、

これは一度に加えず、様子を見ながら少しずつ加えてください。

その時のお芋の水分量にもよりますので、生地がゆるくなったら

片栗粉を加えて調整してください。

  

  

③生地をまとめていきます。

  

  

 

④食べやすい大きさに丸めて、形を整えます。

  

  

 

⑤フライパンにサラダ油を熱して、両面を焼きます。

これだけでも十分においしいのですが、

私はみたらしのタレをかけて、黒ごまをふりました。

  

 

【みたらしのタレ】

次の材料を鍋に入れてよく混ぜ、火にかけます。

とろみが出るまで、かき混ぜながら加熱してください。

 醤油    大さじ1と1/2

 砂糖    大さじ3

 片栗粉   大さじ1

 水     100ml

  

  

ところで、このさつまいも餅。

出来立ては、もっちもちで軟らかなのですが、

冷めると(特に冷蔵庫で保管すると)、コッチコチに硬くなります。

レンジで加熱すれば、また元の軟らかな状態に戻ります。

ラップをかけて、加熱したり、色々試しましたが、

ラップ無しで加熱するのが良かったように思います。

 

やはり出来立てを食べるのが一番ですね!!

 

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対馬の「ろくべえ」を知っていますか?

2024-11-22 21:46:14 | 食育

「ろくべえ」というユニークな食べ物をいただきました。

 

  

  

長崎県 対馬の郷土料理で(「対馬の・・・」を強調させていただきます。)、

それをレトルトにしたものをいただきました。

  

  

1枚目の写真の箱には情報がいっぱい詰まっています。

  

名前のユニークさから俄然興味を持ち、色々調べたくなりました。

興味のある方は、お付き合いください。

  

 

●「ろくべえ」って何?

簡単に言ってしまえば、さつまいもから作られた麺のことです。

 

   

●対馬とさつまいもの関係  孝行芋って?

対馬には平地が少ないため主食のコメや麦が少なく、

島民は飢餓に苦しむことの繰り返しでした。

正徳5年(1715年)、原田三郎右衛門という郷士(農村に住んだ武士)が、

薩摩よりさつまいもを持ち帰り、栽培を始めました。

栽培は全島に広がり、島の食糧難を救いました。

そのことから、対馬では「さつまいも」のことを孝行した「孝行芋」と呼んでいます。

  

  

●「ろくべえ」ってどうやって作るの? まずは「せんだんご」作りから

  さつまいもをスライスして天日干しにする。

            ↓

  乾燥したものを砕いて粉状にする。

            ↓

  それを何度も水に浸けてアク抜きする。

            ↓

  沈殿したものを2か月かけて発酵させる。

            ↓

  それを1ヶ月かけて乾燥させる。

            ↓

  さらに水に浸けてアク抜き

            ↓

  乾燥させる。

            ↓

  それを砕いて水の中で揉む。

            ↓

  沈殿したものを濾してかすを取り除く。

            ↓

  乾燥させてから軟らかいうちにお団子に成形する。

            ↓

  乾燥させて「せんだんご」出来上がり!!

            ↓

 「せんだんご」に水を加えて粘土状にし、

  それを「せんせぎ」と呼ばれるおろし金のような道具で押し出して麺状にすると、

 「ろくべえ」が完成!!

   

完成まで約3ヶ月。

とにかく手間がかかっています。

  

 

●「ろくべえ」の名前の由来は?

この記事の最初に、私が「対馬の・・・を強調させていただきます。」と書いたのは、

実は島原にも「六兵衛 (ろくべえ)」という料理があるからです。

「六兵衛 (ろくべえ)」もさつまいもを原料とした麺料理ですが、製造工程が異なっています。

  ※島原の「六兵衛 (ろくべえ)」については、こちらをご覧ください。

その違いが味や食感にも表れていますが、

見た目が似ていることから「ろくべえ」と呼ばれるようになったのでは・・・と言われています。

  

  

では、いただいた「ろくべえ」のパッケージを開けて、実際に作ってみましょう。

「ろくべえ」とスープが入っています。

スープの具は、しいたけ、ごぼう、鶏肉です。

  

 

作り方は、200mlのお湯で「ろくべえ」を5分ほど煮て、

汁気がなくなったらスープを入れ、2分ほど温めます。

かまぼこ、ネギなどをのせて・・・

色は田舎蕎麦のような濃い色をしていますが、驚いたのはその食感!!

表面はツルツル、食感はぷにぷに、もちもち。

おつゆは、上品なかつお昆布だしのおすましです。

麺が短く、お箸でつかむのは難しいので、スプーンでいただきました。

  

  

さつまいもの麺とは言っても、決して重くはなく、

テレワークランチに炊き込みご飯と一緒にいただきました。

  

 

レトルトになっているとは言え、これだけ手間暇かけて作られたものを

わずか5分の調理で食べることができるなんて!!

その5分に詰め込まれた歴史的背景、製造工程も知ることができ、

今回も多くの事を学ばせていただきました。

  

「ろくべえ」と出会わせてくださって、ありがとうございます。

コメント (2)
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