中世欧州の魔術書群の中に、「黒い雌鳥」があります。
これは、古代エジプト、プトレマイオス朝の時代に書き残されたものが、
フランス語に翻訳されたものと伝えられ、現在伝えられているのは、
18世紀末の復刻版であるとの事です。
この魔術は、それぞれの目的に沿う護符と指輪を製作し、呪文を
唱えるという形になっています。
80年代から、マイバースデイ系誌などで、出典を明かさずに、この
「黒い雌鳥」の護符を持ち歩くだけのおまじない、もしくは呪文だけを
唱えるおまじないが幾つも紹介されましたが、不思議な事に、出典を
知らずに呪文のみを唱えた場合でも、「効果があった」という報告が
多数寄せられました。
以下、マイバースデイ系誌で紹介された、この「黒い雌鳥」の護符を使用する
おまじないです。
本来この護符は、「くじ運・勝負運」を高める為の護符なのですが、「願望成就の
儀式」の為に使うようにされていました。
以下、その儀式の抄掲です。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
この儀式は、月の満ちる期間に行います。
①夜に部屋の明かりを消し、窓から月の光を入れて、部屋の空気を清めます。
②月の明かりが差し込む机に、画像の護符を広げ、その中央にグラスを置きます。
③月の光を見つめながら、祈りを唱えます。
「清らかなる月のまろみよ、わが胸の切なる願いを、そのまろみの内に照らし給え。」
④ビー玉をグラスの中に入れ、次の呪文を唱えながら、ミネラルウォーターをグラスに
満たします。
「月の光をとどめたるまろみよ、清らかに光り輝き、わが願いを成就せしめよ。」
⑤ビー玉を取り出して、よく水気を拭い、ポーチなどに入れて、お守りとして
持っていましょう。
きっと願いが叶うはずです。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
*******
「紅葉とエアライナー」
http://www.youtube.com/watch?v=i1HZ8rLi4mA
岡山空港の秋の映像で、非常に美しいです。