宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「神言と手印」

2011年01月07日 | Weblog

 

 

画像は90年代に廃刊になった、ムーの姉妹誌「エルフィン」の94年8月号の
表紙です。

当時わたくしは、既に濃さを失っていたマイバースデイ系の雑誌は一切買わなくなって、
ほぼ毎号エルフィンを買っていましたが、この雑誌はわたくしがあまり関心のない
心理テストの記事が毎号多く、飛ばし読みしていた記事も少なくなかったです。

この雑誌の中で、「開運の切り札」という2Pほどの特集が数回だけ組まれたのですが、
その特集の1つに、このようなものがありました。

 

 


学生だった当時、古神道が守護霊という概念を包含しているのか否かという事さえ
わたくしは知りませんでしたが、とにかくこの記事によると、ここで言う守護霊というのは
その人の先祖霊であり、神人+手印の行法を重ねる事で、先祖霊と自分の霊格を
向上させる事が出来るという説明でした。

この記事で指導をした人というのは、当時古神道の道場を東京に構えていた人で、
古神道の各種の神霊治療や術を行っていると紹介されていましたが、
密教や他の日本の宗教団体などを回って色々と吸収していった人のようでした。

この人が紹介された「霊格向上法」は、最初に気合術で悪想念を断って、
次に自己反省、そして神言+手印を行うという順序になっていました。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

ある種の邪霊といわれる類の霊が憑依しているということは、
そういうものを招き寄せる自分自身の心に、その原因の大半があります。
我欲、対立感情などがその主な原因ですから、自分の心を振り返って反省し、
心の点検を行いましょう。

現代人からは謙虚さが失われ、神の御言葉を正しく受け止めることが難しいのが
現状です。
しかし謙虚さがないと、正しく反省することが難しくなります。
謙虚な人には人格の高さ、清々しさが感じられます。
やはり人間は控え目で素直な心が美徳と思います。


人間は、目に見える行動については、法律や世間体などのために、
ある程度責任を持ちますが、想念には無頓着な人がほとんどです。
マイナス想念を絶えず出しておいて、「自分はどうしてこんなに不幸なんだろう」と
嘆いてみても仕方がないのです。

人が幸福になるためには、「自分の行動と共に想念に責任を持つ」ことが大切です。
この点をしっかりと肝に銘じて、すべての物事に渡って常に心の点検を怠らず、
反省をし、その目的が神の御心に叶ったものであるかを、正しく判断することが
必要です。

……………………

ある高徳のお坊さんに伺ったことですが、ある時一人の女性が、
「どうしても自殺したい」と言って、寺を訪ねて来たのだそうです。
自分は本当に不幸で、何をやっても上手くいかない、こんな私など死んでも、
誰も悲しむ者とてない、と嘆き悲しみます。

そこでお坊さんは、

「ではこのノートに、これまであなたがお世話になったと思うことを書いてみなさい」

と言って、一冊のノートを渡しました。
けれどもその女性はいつまでたっても、一行も書けません。
確かに、自殺したいほどに世を恨んでいるのですから、お世話になったことなど
思いつきようもなかったのでしょう。
丸二日たっても、1ページも埋まりません。

「私には書けません。
お世話になったことなど、あまりないからです。
もし世話してくれるような人がいたら、ここまで追い込まれなかったと思います。」

「そうか、あまり世話にならなかったか。」

と言いながら、そのお坊さんは女性にお茶を入れ、彼女が一口飲むのを見届けてから、


「ほれ、今あなたが飲んだお茶は、誰かが作ったものだから、誰かの世話に
なっていることになるでしょう。
それにお茶を飲むには、お茶碗が無くては飲めない。
お茶碗も誰かが作ったものだ。
そしてあなたが今座っている畳も、誰かが作ったおかげで、座ってお茶が
飲めるのです。
つまりみんな、誰かの世話になっているという事じゃないのかな。」


すると、その女性はハッと気づき、それから一日の間に、ノート一冊びっしりと
お世話になった事を書き綴ることができたそうです。


「こんなに沢山の人にお世話になっているのに、
不満ばかり数えて死にたいなんて思っていた自分は、何と傲慢だったのかを
思い知らされました。」

と言って、その女性は明るい顔して、帰って行ったということです。

……………………

まず自分自身の身を清める必要があります。
現実に生活している私たちは、知らずに人を傷つけ、そのために憎まれている
こともありますから、まずそうした悪念を断ち切ります。
更に、自分の生体エネルギーを使って、邪霊の妨害やマイナスの想念を
一時的にストップさせる「自己結界法」を行います。
金縛りに遭いそうになった時も、それを解く大変有効な方法です。


●【気合術】
まず正座して下さい。
正座が出来ない場合はあぐらを組んでも構いません。
背筋をまっすぐに伸ばして、軽く目を閉じて合掌します。

 


(1)親指を中に入れて、右手をしっかり握ります。

(2)右手の握りこぶしを、左手でしっかりと包むように握ります。

(3)握り込んだ両手をそのままみぞおちまで上げ、胸いっぱいに
息を吸い込みます。

(4)息を止めて気合いを入れながら、両手を一気にお臍まで下げます。
声は出しません。
丁度深く吸った息を、下腹部に押し下げるような要領で、この動作を3回
1セットとして行います。
気合いが入っていなければ、再度繰り返します。

 

●【自己反省】

また静かに合掌して目を閉じ、今日一日を振り返り、「してもらったこと」
「してあげたこと」を確認していきます。
自分で自己正当化している部分を反省し、客観的に自分と他者の関係を
見つめ直します。


●【神言手印】

 

 

この2つを併用して何回でも行って下さい。
100回以上やると、効果が実感できるはずです。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

*******

「民主党、マニフェスト破り堂々宣言! ご都合主義に怒りあきれる声が噴出」
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110106/plt1101061121000-n1.htm

民主党の岡田克也幹事長は5日夜、インターネットの番組に出演し、
同党の2009年衆院選マニフェスト (政権公約)について
「全体をもう一度見直し、できないこと、できること、やらなきゃいけないことを
もう一回整理した方がいい。再来年度の予算編成に生かす」と述べ、
今夏に始まる12年度予算編成に向け、同マニフェストに掲げた政策の
一部見直しを行う考えを示した。

岡田氏は「(マニフェストに)過大なところがあったと率直に認めないと(いけない)。
全部やるべきだという議論はあるが、国民に対して逆に不誠実だ」と語った。

ただ、民主党はマニフェストを「4年間に何をやるか約束する契約」
(当時の鳩山由紀夫代表)と 位置づけていただけに、
野党から「契約違反」「詐欺」といった批判が高まるのは確実だ。

 

コメント (4)