「ギリシャ式夢見術」

 

 

画像は、91年のマイバースデイ系誌の記事です。
この記事の中では、古代ギリシャで行われた夢見の方法を、十代の少女たちが
実行し易いようにして紹介し、そして夢判断を行うための夢で見た象徴の解釈の
仕方が掲載されていました。

今回はこちらの記事から、「ギリシャ式夢見術」を抄掲させて頂きます。
この夢見術の中で、記憶の神である「ムネモシュネー」が出てきますが、
この神はある種の左道魔術の中でも重視されている神格です。

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古代エジプトからギリシャ時代にかけては、夢占いはまことに重要なものでした。
それは、夢によって未来を占ったり、政治の行方を決定したりすることが、
ごく普通に行われていたからです。

現代の夢占いは、その夢を見た人間の深層心理を探ることにもっぱら重点が
置かれていますが、この時代は夢予知が大きな地位を占めていたのです。

そしてとくに古代ギリシャでは、夢によって病気を治療する方法も編み出され、
夢占いも格段の進歩を遂げました。
三千もの夢を取り上げて解説している本も書かれていますし、夢を見るための
効果的な実践法（夢見術）も研究されています。

でも、この時代の人たちが、すべての夢を盲信していた訳ではありません。
現代の私たちが、疲労している時には怖い夢を見たりすることがある、と
知っているように、意味ある夢と、そうでない夢とを明確に区別していたのです。

例えば、この時代の有名な詩人ホメロスも書いています。

「夢には2つの門があって、一つは象牙の門。
この門から出てくるものは、ひたすら幻滅と人を欺く像のみ。
けれども、なめらかな角の門から出てくる夢は、それを見る人間の望みを叶えるものだ」
と。

こんな所からも、古代ギリシャの夢占いが、いかに優れたものであったかが
判りますね。

 

 

【3人の神の呪文を唱える】

 

 

古代ギリシャ時代には、夢を見るための特別な神殿が建てられました。
この神殿に飾ってある3人の神の像が、その神殿で眠る者に夢を運ぶとされたのです。

その3人の神とは、睡眠の神ヒュプノス・エピドテス、夢の神オネイロス、
健康の女神ヒュギエイアでした。

そこであなたも夢見をしたいと思う夜は、この3神の名を呼んで眠りに就きましょう。
呪文はこんな風に唱えて下さい。

★「偉大なる神々、ヒュプノス・エピドテス、オネイロス、ヒュギエイア。
　我にそなたたちの歌を聞かせよ。」

あなたの眠りは3神に見守られ、心地よい夢へといざなわれることでしょう。

 

【お風呂に入る】

古代ギリシャでは、夢見をする前には、必ず身体を清めました。
そこであなたもお風呂に入って下さい。
そして普通に洗った後、お風呂を出る前に次のようにします。

まず、手先と足先にぬるま湯をかけます。
次に、首の後ろから背中へと、ゆっくりとぬるま湯をかぶります。
これを9回繰り返します。
これによってあなたの身体は清められ、夜の眠りに相応しい身体となります。

 

【水を飲む】

 

 

ギリシャ時代には泉の水を飲んだそうですが、あなたがやる時は水道水で
OKです。

コップを2つ用意し、それぞれ3分の1ずつ水を入れます。
そして左右の手にそれぞれのコップを持ち、この水を交互に飲みながら
合計6回で飲み干します。
右の水を飲む時は、「レーテー」
左の水を飲む時は「ムネモシュネー」
と唱えながら飲むのがポイントです。

レーテーとは忘却の神、ムネモシュネーは記憶の神であり、
この忘却と記憶を共に飲み込むことで、その人間は夢の世界の住人として
新しく生まれ変わるとされていたのです。

 

【天然石をそばにおいて寝る】

ギリシャ時代、最も夢見に効果があるのは石、特に隕石のかけらとされました。
隕石をはじめとするこれらの天然石は、夢の世界からやって来るものと
考えられたのです。

そこで、あなたの持っている天然石、あるいは天然石のついた指輪を
枕元に置いてみましょう。
めのうなどの石で十分OK。
印象的な夢があなたの下に訪れるはずです。

 

【記憶の椅子の座る】

見たはずの夢を忘れてしまった時や、見た夢がどんな意味を持つのか
判らない時は、記憶の椅子に座りましょう。

記憶の椅子とは、夢見を終わった人間が座った椅子で、この椅子に座る事で
夢がよりハッキリと理解されるとされていました。

さて、目が覚めたら、なるべく早いうちに椅子に腰掛けます。
この時、両腕の力を抜き、ゆっくりと目を閉じ、33数えます。
そして目を閉じたままで、しばらくボーッとしていましょう。

こうすると、夢解きがスムーズにできます。

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【奈良】「外国人参政権を認めるのか！」　市民投票条例案に抗議殺到１５００件　生駒
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/110107/plc1101071436012-n1.htm

奈良県生駒市が、市政の重要事項について市民の意思を直接問う「市民投票条例案」を、
定住外国人にも投票権を付与する形で成立を目指していることが７日、分かった。
成立すれば事実上の「外国人地方参政権」が認められることになる。

同市は「あくまで民意を確認する手段で、参政権という認識ではない」としているが、
市には電話やメールなどで１５００件以上の苦情や抗議が殺到したといい、論議を呼んでいる。

同市の条例案は、投票資格者の６分の１以上の署名が集まれば、
市長に対し市政の重要事項の是非を めぐる市民投票を請求できる。
投票結果（賛否）が全投票資格者の４分の１以上の場合は、市長や議会に尊重義務が生じる。

投票資格者は市内在住の男女１８歳以上で、市内に３カ月以上居住する在日外国人や、
在留資格を取得し国内に３年以上、市内に３カ月以上定住する外国人にも付与される。

重要事項は、病院や産廃施設の建設、学校統廃合などで、市長のリコールや
議会の解散、憲法改正、外交、 防衛などは対象外としている。

昨年１１月に山下真市長の諮問機関の市民自治推進会議が条例案をまとめ、
市のホームページなどで公開。市民に意見を求めるパブリックコメントを１カ月間実施したが、
「外国人参政権を認めるのか」などと苦情が殺到した。