「菩薩念仏三昧経」の一部でも
誦したり 聴いたり
書写したり 他者に教えたりする事で
必ず 無上菩提の満足と成就と
無量の功徳が得られるとされます。
以下 「菩薩念仏三昧経」の一部です。
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「諸仏功徳之所生処(しょぶつくどくししょしょうしょ)
応当如是眞実其心(おうとうにょぜしんじつごしん)
摧伏驕慢(さいぶくきょうまん)
至意聴受(しいちょうじゅ)
増長正法(ぞうちょうしょうほう)
離殺盗婬(りさつとういん)
嬾惰貢高(らんだこうこう)
是非之心(ぜひししん)
捨存眞我(しゃぞんしんが)
邪謗之説(じゃぼうしせつ)
除穢乱語(じょわいらんご)
滅諸諍論(めつしょそうろん)
心楽安住布施(しんらくあんじゅうふせ)
持戒忍辱(じかいにんにく)
精進禅定(しょうじんぜんじょう)
智慧(ちえ)
諸波羅蜜皆悉具足(しょはらみつかいしつぐそく)
能捨頭目(のうしゃずもく)
心不退没(しんふたいぼつ)
如四大姓不可改易(にょしだいせいふかかいい)
身意精勤(しんいしょうごん)
不顧躯命(ふこくみょう)
於四供養心無貪著(のしくようしんむとんじゃく)
安住十二頭陀之行(あんじゅうじゅうにずだしぎょう)
不求己利及以名誉(ふぐこりきゅうにめいよ)
捨心愛滞(しゃしんあいたい)
得四神足(とくしじんそく)
離四顛倒及煩悩刺(りしてんどうきゅうぼんのうし)
渡於四流(とのしりゅう)
於四威儀修四念処(のしいぎしゅしねんしょ)
令得五根(りょうとくごこん)
修行五力(しゅぎょうごりき)
捨於五結(しゃのごけつ)
不求五欲福報之慶(ふぐごよくふくほうしけい)
捨五穢心(しゃごわいしん)
修五解脱(しゅごげだつ)
善知五陰(ぜんちごいん)
棄六欲処及六身受(きろくよくしょきゅうろくしんじゅ)
除六愛身(じょろくあいしん)
修於六念(しゅのろくねん)
知六識分(ちろくしきぶん)
勤求六通(ごんぐろくつう)
修七覚意(しゅしちかくい)
深知七界(じんちしちかい)
所謂害界(そいがいかい)
恚界出界(いかいしゅつかい)
欲界色界(よくかいしきかい)
無色界及以滅界(むしきかいきゅうにめつかい)
除断七使及七識住(じょだんしちしきゅうしちしきじゅう)
捨八嬾惰(しゃはちらんだ)
去八妄語(きょはちもうご)
知世八法(ちせはっぽう)
得八大人覚(とくはちだいにんかく)
知八解脱(ちがちげだつ)
修八正道(とくはっしょうどう)
捨於衆生九居之処(しゃのしゅじょうくきょししょ)
除九慢法(じょくまんほう)
放棄九悩(ほうきくのう)
親近修学喜等九法(しんこんしゅうがくきとうくほう)
又復勤習九次第定(ゆうぶごんしゅうくじだいじょう)
捨十不善(しゃじゅうふぜん)
行於十善(ぎょうのじうぜん)
方便精勤求仏十力(ほうべんしょうごんぐぶつじうりき)
又(ゆう)
不空見(ふくうけん)
我今略説一切諸仏所説三昧(がこんりゃくせついっさいしょぶっしょせつざんまい)
応当勤修念報仏恩(おうとうごんしゅねんほうぶつおん)
学三昧已(がくさんまいち)
即得不退阿耨多羅三藐三菩提(そくとくふたいあのくたらさんみゃくさんぼだい)
而是菩薩以大智力(にぜぼさつにだいちりき)
能為衆生説此三昧(のういしゅじょうせつしさんまい)
其余声聞不能観察(ごよしょうもんふのうかんさつ)
宣説書写受持読誦(せんせつしょしゃじゅじどくしょう)
若能観察(にゃくのうかんさつ)
書写受持読誦之者(しょしゃじゅじどくしょうししゃ)
此人福業亦不唐捐(しにんふくごうやくふとうえん)
要当得値仏出於世(ようとうとくちぶつしゅっせのせ)
若諸菩薩教化受持(にゃくしょぼさつきょうかじゅじ)
疾得不退菩提之道(しっとくふたいぼだいしどう)
又(ゆう)
不空見(ふくうけん)
諸仏所説念仏三昧(しょぶつしょせつねんぶつざんまい)
名為要法(みょういようほう)
諸大声聞所不能行(しょだいしょうもんしょふのうぎょう)
若人聞説此三昧者(にゃくにんもんせつしさんまいしゃ)
将来之世必当値仏(しょうらいしせひっとくちぶつ)。」
「十地行と四無礙と十八不共法の解を円満ならしめる」
誦す事で
十地行と四無礙と十八不共法の解の円満が得られる。
「オン・ボジジッタ・バサラ
オン・サンマンタ・バッダル・サラエイ
オン・チンタマニ
オン・アニャロテイ
オン・ジャクチビバルテイ
オン・サラバ・ビドヤニ
オン・ビラヒャダラマテイ
オン・ビリヤ・カツバサイ
オン・サラバ・ギャミニ
オン・バサラ・タリチャジテイ・ウン
オン・サラバ・タタギャテイ
オン・ソバンバ・シュダ・ダルマ・タドヤナ・ビシュッチ
オン・ダラマ・ビユダニャ
オン・ビソバンバサルニ・パッタ
オン・カマルギ
オン・ジャク・バサラ
オン・ウンサラバ・ダマニャ
オン・フリー
オン・アカラモッケイ
オン・ボラドヤ・パラミッテイ・アバンウン・オン・アー
オン・サラバ・タヤ・ギャタカヤ・ギリ
オン・サラバ・タヤ・ギャタバギビ・シュチ
オン・サラバ・タヤ・ギャタシッタバサラ・アー。」
「文殊師利菩薩 讃仏法身礼」
誦したり聞いたり 信を起こす事で
これを知らざる者よりも 百千万倍の功徳が得られるとされる。
「無色無形相(むしきむぎょうそう)
無根無住処(むこんむじゅうしょ)
不生不滅故(ふしょうふめつこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
不去亦不住(ふきょやくふじゅう)
不取亦不捨(ふしゅやくふしゃ)
遠離六入故(おんりろくにゅうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
不住於諸法(ふじゅうのしょほう)
離有離無故(りうりむこ)
行於平等故(ぎょうのびょうどうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
出過於三界(しゅつかのさんがい)
等同於虚空(とうどうのこくう)
諸欲不染故(しょよくふせんこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
於諸威儀中(のしょいぎちゅう)
去来及睡寤(きょらいきゅうすいび)
常在寂静故(じょうざいじゃくせいこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
去来悉平等(きょらいしつびょうどう)
已住於平等(ちじゅうのびょうどう)
不壊平等故(ふかいびょうどうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
入諸無相定(にゅうしょむそうじょう)
見諸法寂静(けんしょほうじゃくせい)
常在三昧故(じょうざいさんまいこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
無住無所観(むじゅうむしょかん)
於法得自在(のほうとくじざい)
慧用常定故(えようじょうじょうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
不住於六根(ふじゅうのろっこん)
不著於六境(ふじゃくのろっきょう)
常在一相故(じょうざいいっそうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
入於無相中(にゅのむそうちゅう)
能断於諸染(のうだんのしょせん)
遠離名色故(おんりみょうしきこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
不住於有相(ふじゅうのうそう)
亦離於諸相(やくりのしょそう)
入相於無中(にゅうそうのむちゅう)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
無分別思惟(むふんべつしゆい)
心住無所住(しんじゅうむしょじゅう)
諸念不起故(しょねんふきこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
無桑識如空(むそうしきにょくう)
無染無戯論(むせんむぎろん)
遠離三世故(おんりさんぜこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
虚空無中返(こくうむちゅうへん)
諸仏心亦然(しょぶつしんやくねん)
心同虚空故(しんどうこくうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
諸仏虚空相(しょぶつこくうそう)
虚空亦無相(こくうやくむそう)
離諸因果故(りしょいんがこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
不著於諸法(ふじゃくのしょほう)
如水月無取(にょすいがつむしゅ)
遠離於我相(おんりのがそう)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
不住於諸蘊(ふじゅうのしょうん)
不著於処界(ふじゃくのしょかい)
遠離顛倒故(おんりてんどうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
常等於法界(がとうのほうかい)
我見悉皆断(がけんしつかいだん)
遠離二返故(おんりにへんこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
不住於諸色 (ふじゅうのしょしき)
非取亦非捨(ひしゅやくひしゃ)
遠離非法故(おんりひほうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
証無障礙法(しょうむしょうげほう)
通達於諸法(つうたつのしょほう)
遠離魔法故(おんりまほうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
非有亦非無(ひうやくひむ)
有無不可得(うむふかとく)
離諸言説故(りしょごんせつこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
摧折我慢憧(さいせつがまんどう)
非一亦非二(ひいつやくひに)
遠離一二故(おんりいちにこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
身口意無失(しんくいむしつ)
三業常寂静(さんごうじょうじゃくせい)
遠離譬ゆ故 (おんりひゆこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
一切智常住 (いっさいちじょうじゅう)
応現無功用(おうげんむくよう)
遠離諸過故(おんりしょかこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
微妙無漏念(みみょうむろうねん)
無限無分別(むげんむふんべつ)
等情非情故(とうじょうひじょうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
以心無礙故(にしんむげこ)
悉知一切心(しっちっさいしん)
不住自他故(ふじゅうじたこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
無礙無所観(むげむしょかん)
常住無礙法(じょうじゅうむげほう)
遠離諸心故(おんりしょしんこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
心常無所縁 (しんじょうむしょえん)
自性不可得(じしょうふかとく)
平等難量故(びょうどうなんりょうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
以無所依心(にむしょえしん)
悉見諸刹土(しっけんしょせつど)
知諸有情故(ちしょうじょうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
諸法薩婆若(しょほうさつばにゃく)
畢竟無所有(ひっきょうむしょう)
仏心難測故(ぶっしんなんそくこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
諸法由如幻 (しょほうゆうにょげん)
如幻不可得(にょげんふかとく)
離諸幻法故(りしょげんほうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
仏常在世間(ぶつじょうざいせけん)
而不染世法(にふせんせほう)
不染世間故(ふせんせけんこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
一切智常住(いっさいちじょうじゅう)
空性空境界(くうしょうくうきょうかい)
言説亦空故(ごんせつやくくうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
証無分別定(しょうむふんべつじょう)
得如幻三昧(とくにょげんざんまい)
遊戯神通故(ゆうぎじんつうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
非一亦非異 (ひいつやくひい)
非近亦非遠(ひこんやくひおん)
於法不動故(のほうふどうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
一念金剛定(いちねんこんごうじょう)
刹那成等覚(せつなじょうとうかく)
証無影像故(しょうむえいぞうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
於諸三世法(のしょさんぜほう)
成就諸方便(じょうじゅしょほうべん)
不動涅槃故(ふどうねはんこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
涅槃常不動 (ねはんじょうふどう)
無此岸彼岸(むしがんひがん)
通達方便故(つうたつほうべんこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
無相無所有(むそうむしょう)
無患無戯論(むかんむぎろん)
不住有無故(ふじゅううむこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
智処悉平等 (ちしょしつびょうどう)
寂静無分別(じゃくせいむふんべつ)
自他一相故(じたいっそうこ)
敬礼無所観(けいらいむしょかん)
一切平等礼(いっさいびょうどうらい)
無礼無不礼(むらいむふらい)
一礼遍含識(いちらいへんがんしき)
同帰実相体(どうきじっそうたい)。」