道教経文を受持する事で
種々の功徳や 道果などが得られるとされますが
また道教の経文は 写経したり 他者に教えたりする事で
更に多くの功徳が得られるとされます。
以下 「道教の妙法蓮華経」の「解脱品」です。
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「爾時(にじ)
元始天尊白諸天衆(げんしてんそんびゃくしょてんしゅ)
従昔以来(じゅうしゃくにらい)
未聞無上経典(みもんむじょうきょうてん)
大千人倫(だいせんじんりん)
我道徳逍遥(がどうとくしょうよう)
快楽自然(かいらくじねん)
乃往古時(ないおうこじ)
有一童子游戯諸国(ういちどうじゆうぎしょこく)
多諸智恵(たしょちえ)
世芸無双(せげいむそう)
或入山林(こくにゅうさんりん)
或居城邑(こくきょじょうゆう)
与人仆使(よにんふし)
常無解怠(じょうむげたい)
更生歓喜(こうしょうかんき)
常復仙歌(じょうぶせんか)
無嗔無怒(むじんむど)
又復尋游到一小国(ゆうぶじんゆうとういちしょうこく)
遇一高山(ぐういちこうざん)
四顧雲霞(しこうんか)
緑水横流(りょくすいおうりゅう)
爾時(にじ)
童子乃止此山(どうじないししざん)
朝餐松栢(ちょうさんしゅひゃく)
暮宿嵓谷(ぼしゅくげんこく)
日往月来(につおうがつらい)
常誦妙経(じょうしょうみょうきょう)
時有白鶴従空而下(じうびゃくかくじゅうくうにか)
童子与鶴成伴(どうじよかくじょうはん)
又経数百年間(ゆうきょうすうひゃくねんかん)
天童玉女従空来迎(てんどうぎょくじょじゅうくうらいごう)
当会元君(とうえげんくん)
成道帰正(じょうどうきしょう)
是時(ぜじ)
童子無慳貪嫉妬五毒之心(どうじむけんどんしっとごどくししん)
又復成仙(ゆうぶじょうせん)
下游世界(かゆうせかい)
除妖毒之精(じょようどくしせい)
救度人民(きゅうどじんみん)
除其疾病(じょごしっぺい)
当行如是(とうぎょにょぜ)
爾時(にじ)
仙子(せんし)
即我身也(そくがしんや)
復告天衆(ぶごてんしゅ)
我観下界人民不修十善道(がかんげかいじんみんふしゅじゅうぜんどう)
我当化度未成仙道(がとうかどみじょうせんどう)
在世界中不免輪回(ざいせかいちゅうふめんりんね)
如暘艶(れつようえん)
如水聚(にょすいじゅ)
如葩蕉(にょはしょう)
如石火(にょしゃくか)
化人如風中燭(かにんにょふうちゅうしょく)
如蕉谷芽(にょしょうこくが)
如夢幻影(にょむげんえい)
如石火久住(にょしゃくかくじゅう)
如電光常照(にょでんこうじょうしょう)
如煩悩形(にょぼんのうぎょう)
今正是時(こんしょうぜじ)
諸仙成道(しょせんじょうどう)
更自思惟(こうじしゆい)
玉女金童(ぎょくじょきんどう)
遥空駕羽三山(ようくうがうさんざん)
来去けい台紫府碧落空歌日月光中(きょらいけいだいしふへきらくくうかじつがつこうちゅう)
常游杳冥(じょうゆうようめい)
無極九品上卿眞人(むきょくきゅぼんじょうきょうしんじん)
無極上品流霞眞人(むきょくじょうぼんりゅうかしんじん)
無極妙品左玄眞人(むきょくみょうぼんさげんしんじん)
与我同生(よがどうしょう)
常居天界(じょうきょてんかい)
共談下方(くだんげほう)
悪業衆生(くごうしゅじょう)
不修妙法(ふしゅみょうほう)
終無解脱(しゅうむげだつ)。」
「諸眞言」
★「オン・ホウン・ヴム・ジョーム・サハ。」
誦す事で 免疫の向上と空気の清浄が得られ
毎日 就寝前に誦すならば
その家と 200メートル以内の領域は 地震が起こらないとされる。
★「カドガム・サラナム。」
誦す事で 瞋毒が除かれる。
★「オン・ホウン・ヴム・ジョーム・サハ。」
誦す事で 生命力が増長する。
「各チャクラの浄化」
以下のように誦す事で それぞれのチャクラの浄化が得られるとされます。
・「オン・オン・フーン。」
このように誦す事で 頭頂部のチャクラが浄化される。
・「オン・クサン・フーン。」
このように誦す事で 眉間のチャクラが浄化される。
・「オン・ハン・フーン。」
このように誦す事で 喉元のチャクラが浄化される。
・「オン・ヤン・フーン。」
このように誦す事で 胸のチャクラが浄化される。
・「オン・ラン・フーン。」
このように誦す事で 臍部のチャクラが浄化される。
・「オン・ヴァン・フーン。」
このように誦す事で スヴァディスターナ・チャクラが浄化される。
・「オン・ラン(Lの発音)・フーン。」
このように誦す事で クンダリニーが浄化される。