「太上玄都妙本清静身心静」を受持する事で
三宮の明浄や 六識の清虚、道果などが得られるとされます。
また道教の経文は 写経したり 他者に教えたりする事で
更に多くの功徳が得られるとされます。
以下 「太上玄都妙本清静身心静経」の一部です。
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「爾時(にじ)
元始天尊在玄都(げんしてんそんざいげんと)
大治元陽上観七宝華林(だいちげんようじょうかんしっぽうげりん)
紫瓊宮内(しききゅうない)
太上道君与十方聖衆(たいじょうどうくんよじっぽうしょうしゅ)
諸天眞仙(しょてんしんせん)
三界帝王(さんがいていおう)
一切天神龍鬼応受度者(いっさいてんじんりゅうきのうじゅどしゃ)
無鞅之衆(むおうししゅ)
登眞一位(とうしんいちい)
得無為心(とくむいしん)
同会其所(どうえごしょ)
玄都宮観皆以(げんときゅうかんかいに)
金銀瑠璃(きんぎんるり)
珊瑚琥珀(さんごこはく)
眞珠碧玉(しんじゅへきぎょく)
種種装飾(しゅじゅそうしょく)
光明赫奕(きょうこうかくえき)
映照内外(えいしょうないがい)
列座衆眞(れつざしゅしん)
不能名目(ふのうめいもく)
自然祥瑞(じzねんしょうずい)
表見尊前(ひょうけんそんぜん)
天雨宝花(てんうほうか)
散満於地(さんまんのち)
霊鈞雅楽(れいきんがらく)
不鼓自鳴(ふこじみょう)
百和神香(ひゃくわしんこう)
芬馥流溢(ふんふくるいつ)
爾時(にじ)
四座咸起驚疑(しざこくききょうぎ)
黙念思惟(もくねんしゆい)
莫能先問(まくのうせんもん)
天尊撫几(てんそんぶき)
杜彼机縁(とひきえん)
入慧観門(にゅうえかんもん)
示無為道(じむいどう)
思念万兆禀受之初(しねんまんちょうひんじゅししょ)
乃発鴻音(ないほつこうおん)
告四衆曰(ごししゅわつ)
汝等男女(にょとうなんにょ)
本地身心(ほんじしんしん)
悉皆清静(しっかいしょうせい)
実相不動(じつそうふどう)
始終恒一(しじゅうこういち)
猶如虚空(ゆうにょこくう)
来去無碍(きょらいむげ)
離於受染(りのじゅせん)
絶諸愛想(ぜつしょあいそう)
正性湛然(しょうしょうじんねん)
本無生滅(ほんむしょうめつ)
但以顛倒(たんにてんどう)
随業受形(ずいごうじゅぎょう)
譬如明珠(ひにょみょうしゅ)
恒埋糞壌(こうりふんじょう)
歴劫隠蔽(れきごういんぺい)
不睹其光(ふとごこう)
汝等男女(にょとうなんにょ)
将来衆生(しょうらいしゅじょう)
執虚假身(しつきょかしん)
迷眞実道(めいしんじつどう)
造天道業(ぞうてんどうごう)
積邪偽塵(じゃくじゃぎじん)
埋智慧珠(まいちえしゅ)
聚愚痴垢(しゅぐちく)
堕生死海(だしょうじかい)
溺貪愛流(できじんあいる)
居五欲場(きょごよくじょう)
処四魔境(しょしまきょう)
有惑煩悩(うわくぼんのう)
結縛身心(けつばくしんしん)
随業転輪(ずいごうてんりん)
三途五道(さんずごどう)
蔭蓋正性(いんかいしょうしょう)
沈没玄珠(ちんぼつげんしゅ)
影本光明(えいほんこうみょう)
亦復如是(やくぶにょぜ)
輪回生死(りんねしょうじ)
無解脱期(むげだつご)
是故我今開発妙門(ぜこがこんかいほつみょうもん)
令汝得悟(りょうにょとくご)
汝等四衆(にょとうししゅ)
以本分力(にほんぶんりき)
汲道性水(こうどうすいしょう)
采無為香(さいむいこう)
調智慧湯(ちょうちえとう)
居清浄室(きょしょうじょうしつ)
為諸衆生除根叶穢(いしょしゅじょうじょこんようわい)
洗虚妄塵(せんきょもうじん)
令入慧門(りょうにゅうえもん)
観於実相(かんのじつそう)
煩悩漏累(ぼんのうろうるい)
畢竟消除(ひっきょうしょうじょ)
洞照一乗(どうしょういちじょ)
深明二際(じんみょうにさい)
還源反本(げんげんはんほん)
復我清虚(ふくがしょうきょ)
得道自然(とくどうじねん)
永無流転(えいむるてん)
爾時(にじ)
大衆聞是説已(たいしゅもんぜせっち)
敬奉思惟(けいぶしゆい)
心開意解(しんかいいげ)
歓喜踊躍(かんきとうやく)
稽首道前(けいしゅどうぜん)
長跪頌曰(ちょうきしょうわつ)
元始無上大慈尊(げんしむじょうだいじそん)
善説衆生邪倒業(ぜんせつしゅじょうじゃとうごう)
諸法妙本常清浄(しょほうみょうほんじょうしょうじょう)
動則沈淪経万劫(どうそくじんりんきょうまんごう)
妄想既植貪痴根(もうそうちしょくとんちこん)
随根即生煩悩叶(ずいこんそくしょうぼんのうよう)
花叶繁滋弥世界(かようはんじみせかい)
善悪輸回互重迭(ぜんあくゆえごじゅうてつ)
狂迷競貪邪偽果(きょうめいきょうとんじゃぎか)
子果不絶但相接(しかふぜつたんそうせつ)
煩悩垢重覆明珠(ぼんのうくじゅうふくみょうしゅ)
身心臭穢乖清浄(しんしんしゅうわいかいしょうじょう)
示我汲引道性水(じがこういんどうしょうすい)
洗滌千邪帰一正(せんじょうせんじゃきいつしょう)
平等清浄智慧湯(びょうどうしょうじょうちえとう)
蕩除痴垢開眞性(とうじょちくかいしんしょう)
有縁速入正観室(うえんそくにゅうしょうかんしつ)
無為香水澄如鏡(むいこうすいちょうにょきょ)
能照去来邪倒業(のうしょうきょらいじゃとうごう)
洗滌貪嗔師戒定(せんじょうちんじんしかいじょう)
心垢悩病豁已除(しんくのうびょうかっちじょ)
各復眞根帰慧命(かくぶしんこんきえみょう)
慈尊所説頗思議(かくそんしょせつはしぎ)
我等稽首咸恭敬(がとうけいしゅかんきょうけい)
爾時(にじ)
会中有一眞人(えちゅうういちしんにん)
名曰法解(みょうわつほうげ)
即従座起(そくじゅうざき)
整頓衣巾(せいとんえきん)
手執香炉(しゅしゅうこうろ)
従容雅歩(じゅようがほ)
怡神息慮(いしんそくりょ)
摂念安心(しょうねんあんしん)
長跪道前(ちょうきどうぜん)
白天尊曰(びゃくてんそんわつ)
臣等有幸(しんとううこう)
得預斯会(とくよしえ)
侍座以来(じざにらい)
未聞此説(みもんしせつ)
四衆心識(ししゅしんしき)
猶自蒙昧(ゆじもうまい)
特乞神尊(とくきつしんそん)
賜垂訓諭(すいしくんゆ)
唯願哀原(ゆいがんあいげん)
愍所不逮(みんしょふたい)
於是(のぜ)
天尊撫几微笑(てんそんむきみしょう)
答法解曰(とうほうげわつ)
善哉男子(ぜんざいなんし)
汝能於此法会為决疑悟(にょのうのしほうえいけつぎご)
末世衆生(まっせしゅじょう)
眞所荷頼(しんしょからい)
於汝功徳(のにょくどく)
更復増高(こうぶぞうこう)
有所不了(うしょふりょう)
恣汝等問(しにょとうもん)
勿懐疑惑(ぶっかいぎわく)
封執之心(ふうしゅうししん)
法解承恩(ほうげしょうおん)
稽首問曰(けいしゅもんわつ)
衆兆愚痴(しゅちょうぐち)
随業生滅(ずいごうしょうめつ)
垢穢深重(くわいじんちょう)
迷惑纏身(めいわくてんしん)
今調法湯(こんちょうほうとう)
建清浄室(けんしょうじょうしつ)
洗滌罪根(せんじょうざいこん)
消除体穢(しょうじょたいわい)。」