「各種の善徳を増長発達させるマントラ」

陽魂にも　陰魄にも　それぞれ固有の振動があり、

その振動音を意識的に発音する事で
陽魂であれ　陰魄であれ　
それに振動を加えて増長発達を得させる事が可能であり、

そういった　様々な振動の強弱の集合によって
個人の特徴や個性　気質などが形成されるようです。

以下、
各種の善徳を増長発達させる　マントラの情報です。


（敬意を発達させるマントラ）

★「スリーム。」


（御旨の行われんことを願う思念を発達させるマントラ）

★「トヤーガ。」


（調和を発達させるマントラ）

★「メラ（Lの発音）。」


（機微を発達させるマントラ）

★「ラム。」


（豊かさを発達させるマントラ）

★「プーム。」


「四本腕の准胝仏母の加持を受ける」


（18本腕の准胝仏母）


チベット仏教の中では
四本腕の准胝仏母と　その加持を受ける方法が伝わっています。

准胝仏母に　礼拝や供養を捧げて行います。

「仏陀正法賢聖僧（ぶっだしょうぼうげんしょうそう）
直至菩提我帰依（じきしぼだいがきえ）
我以所修諸功徳（がにしょしゅしょくどく）
為利衆生願成仏（いりしゅじょうがんじょうぶつ）。」

目の前の虚空に　色々な色が混ざった蓮華があり、
その蓮華の中央に　
白色の仏身で　座して　四本腕で
前二本の手で「定印」を結んで宝鉢を載せて
後ろの右手で　経函を持ち
後ろの左手で　勝施印を膝元で垂らす准胝仏母がおられ

胸の中央に白色の「ジュン字」を中心として




真言の文字の輪が回転する様子を観じつつ何遍も誦します。

「ナマ・サッタナン・サンミャク・サンブッダ
トロゼナン・タドヤター・オン・シャレイ・シュレイ・ジュンテイ・ソワカ。」

「百字眞言」を1遍誦します。

「オン　ベンザ　サト　
サマヤ　マヌパラヤ
ベンザ　サト　テノパ　ティタ　ディド　メバワ
スト　カヨ　メバワ
スポ　チャヨ　メバワ
アヌ　ラト　メバワ
サルワ　シッディ　メタヤツァ
サルワ　カルマ　スツァメ
ツィッタン　シュリヤン　クル　ホン
ハハ　ハハ　ホー
バガワン　サルワ　タターガタ
ベンザ　マメムンツァ　ベンザ　バワ
マハ　サマヤ　サト　アー。」



「オン
施設意幻之供品（しせついげんしくひん）
広大普賢供養雲（こうだいふげんくようううん）
受用五欲虚空厳（じゅようごよくこくうごん）
アララホー・ブザホー。」

「憶念聴聞汝名号（おくねんちょうもんにょみょうごう）
猶如宝瓶如意宝（ゆうにょほうへいにょいほう）
成就自他二利益（じょうじゅじたにりやく）
賛美一切如願母（さんびっさいにょがんも）。」

「我従今起至未来（がじゅうこんきしみらい）
激励昇起出離心（げきれいしょうきしゅつりしん）
進入仏法之正道（しんにゅうぶっぽうししょうどう）
祈願得遇仏正法（きがんとくぐうぶつしょうぼう）
恒時不離聞思修（こうじふりもんししゅ）
進入深広菩薩行（しんにゅうじんこうぼさつぎょう）
願菩提与行菩提（がんぼだいよぎょうぼだい）
祈願広行菩薩道（きがんこうぎょうぼさつどう）
灌頂成熟我相続（かんじょうじょうじゅくがそうぞく）
殊勝竅訣常実修（しゅしょうきょうけつじょうじっしゅう）
具足信心与精進（ぐそくしんじんよしょうじん）
祈願無違縁障碍（きがんむいえんしょうげ）
最勝アー地瑜伽法（さいしょあーじゆがほう）
円満証悟立断見（えんまんしょうごりつだんけん）
究竟頓超四相力（くきょうとんちょうしそうりき）
祈願登上原始地（きがんとうじょうげんしじ）
総之従此至菩提（そうしじゅうししぼだい）
六道一切衆有情（りくどういっさいしゅうじょう）
成為利楽之使者（じょういりらくしししゃ）
祈願度尽諸衆生（きがんどじんしょしゅじょう）。」


「オン
無生清浄法身中（むしょうしょうじょうほうしんちゅう）
顕現無滅諸色相（けんげんむめつしょしきそう）
無二無別之法界（むにむべつしほうかい）
無念法性安住アー（むねんほうしょうあんじゅうあー）。」

「アー
以此善根三世善（にしぜんこんさんせぜん）
回向虚空衆有情（えこうこくうしゅうじょう）
速得三身仏果位（そくとくさんしんぶっかい）
願空三界輪回衆（がんくうさんがいりんねしゅ）。」

「ウン
加持之源上師尊（かじしげんじょうしそん）
本尊賜予勝成就（ほんぞんしよしょうじょうじゅ）
消除違縁衆空行（しょうじょいえんしゅくうぎょう）
願三根本賜吉祥（がんさんこんぽんしきっしょう）。」





「五体投地によって　五毒と障を清める」


（五体投地）



（上から　「オン字」「アー字」「ウン字」）


五体投地を行う際に

両親指を内側に入れた合掌をして
頭頂に両手を置く時
上丹田に　白色の「オン字」があるのを観じる。
そのようにして　意業が浄化される。


次に　喉元に両手を置く時
喉元に　赤色の「アー字」があるのを観じる。
そのようにして　口業が浄化される。

胸の中央に両手を置く時
胸の中央に　青色の「ウン字」があるのを観じる。
そのようにして　身業が浄化される。