宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「施餓鬼法の一法」

2022年04月06日 | Weblog

 

 

浄水・牛乳・粥をそれぞれ別の器に入れて
一つの盤の上に載せます。

最初に右手を 親指を内側に入れて握り、
額→右肩→左肩→胸の中央→喉元の順番に触れ、
各処で1遍「ウン。」と誦し、
「ウン。」を計5遍誦して 護身法とします。

そして1遍誦します。

「弟子今為〇〇(でしこんい 自分の名前)
作面粥三器(さめんかゆさんき)
于此布施諸餓鬼(うしふせしょがき)
願受者得飽満(はんじゅしゃとくほうまん)
離苦得楽(りくとくらく)
聞法得度(もんほうとくど)
究竟証菩提(くきょうしょうぼだい)。」


「南無(なむ)
十方三世(じっぽうさんぜ)
一切仏法僧三宝(いっさいぶっぽうそうさんぽう)

南無(なむ)
本師釈迦牟尼仏(ほんししゃかむにぶつ)

南無(なむ)
大慈大悲
観世音菩薩摩訶薩摩(かんぜおんぼさつまかさつ)

南無(なむ)
地蔵菩薩摩訶薩摩(じぞうぼさつまかさつ)

南無(なむ)
面燃大士(めんねんだいし)。」


そして 自己が観世音菩薩に変成して
無数の餓鬼達に食を与えて
餓鬼の飢渇を癒す様子を観じつつ 何遍も誦す。

「オン・マニ・ペメ・ウン。」

左手の中指と薬指を曲げて
親指と人差し指と小指を立てて
3本の指先の上に 盤を載せて7遍誦します。

「ナマ・サルヴァ・タタガタ・ヴァロキテ
オン・サンバラ・サンバラ・ウン。」

各仏号を 各3遍誦す。

「南無(なむ)
多宝如来 (たほうにょらい)

南無(なむ)
妙色身如来 (みょうしきしんにょらい)

南無(なむ)
広博身如来 (こうはくしんにょらい)

南無(なむ)
離怖畏如来(りふいにょらい)。」


ここで 地面に向かって右指を7回弾いて、
それから飲食物を地面に注ぎ出します。

ここで「般若心経」や「光明真言」などを誦す事ができれば
それを誦します。


(回向)

「願以此功徳(がんにしくどく)
回向〇〇的(えこう 自分の名字)
累生累世冤親債主(るいしょうるいせいえんしんさいしゅ)
歴代宗親(れきだいそうしん)
一切受施餓鬼衆生(いっさいじゅせがきしゅじょう)
及法界有情等(ぎゅほうかいうじょうとう)
充足飽満(じゅうそくほうまん)
脱離苦身(だつりくしん)
聞法得度(もんほうとくど)
究竟成仏(くきょうじょうぶつ)。」

 

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「虚空蔵菩薩の加持を受ける」

2022年04月06日 | Weblog

 


虚空蔵菩薩に 礼拝や供養を捧げて誦す事で
功徳や果報が得られます。

【虚空蔵菩薩偈】


「天地三界 (てんちさんがい)
十方万霊(じっぽうばんれい)
虚空過往一切神(こくうかおういっさいじん)
日月衆星辰 (じつがつしゅせいしん)
普照乾坤 (ふしょうけんこん)
福寿永安寧(ふくえいあんねい)

南無(なむ)
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
摩訶薩(まかさつ)
摩訶般若波羅密(まかはんにゃはらみつ)。」

 

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「金剛経を読経して 土地神への供養とする」

2022年04月06日 | Weblog

 

(金剛経)

金剛経を一部でも読経して 
その功徳を 回向によって土地神にふりむけ、
土地神への供養とする事もできます。

 

(回向)

「願以次功徳回向給(がんにじくどくえこう)
当方土地 (とうほうとち)
福徳正神 (ふくとくせいしん)
望法喜充満(ぼうほうきじゅうまん)
功徳円満(くどくえんまん)
済世救人 (さいせきゅうじん)
善心善行(ぜんしんぜんぎょう)
一切吉祥如意 (いっさいきっしょうにょい)
土地公又称福徳正神(とちこうゆうしょうふくとくせいしん)。」

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「諸鬼神を供養する」

2022年04月06日 | Weblog

 

 

浄水と米飯と香を捧げて行い、
終えた後の飲食物は 処分するか
戸外で野生動物に与えるなどします。

もし 道教で使用する銀紙を用意できれば それも用意します。

1遍誦す。

「ナム・ブッダヤ
ナム・ダルマヤ
ナム・サンガヤ
南無本尊釈迦牟尼如来(なむほんぞんしゃかむにぶつ)
南無安住大地菩薩衆(なむあんじゅうだいちぼさつしゅ)
南無一切龍天善神(なむいっさいりゅうてんぜんじん)
願以威神加哀護助(がんにいじんかあいごじょ)
我今召請十方刹土(がこんしょうせいじっぽうせつど)
尽虚空界一切六趣(じんこくうかいいっさいろくしゅ)
餓鬼有情類(がきうじょうるい)
以三宝威神力故(にさんぽういじんりきこ)
悉至我所(しっしがしょ)。」

7遍誦す。

「ナモ・ブブディリ・カリドリ・タタガターヤ。」


3遍誦す。

「オン・サンダラ・カタ・スヴァーハー。」

浄水を取って
水面に白蓮華がある様子を観じ、
右薬指の先で 浄水の表面に触れて
薬指の先で 水面に触れて
浄水が「光る白い阿字」になって
諸鬼に安楽を与える様子を観じつつ 7遍誦す。


「ナモ・ブブディリ・カリドリ・タタガターヤ。」

親指と薬指で 軽く水面を弾き、
落ちる水滴が甘露の法水に変じて
一切の鬼神に清涼と解脱を与える様子を観じて7遍誦す。

「ナモ・スルパヤ・タタガターヤ
オン・スルスル・プラスル・プラスル・スヴァーハー。」

3遍誦す。

「ナモ・サルヴァ・タターガタ・ヴァロキテ
 オン・サムバラ・サムバラ・ウン。」


3遍誦す。

「南無多宝如来 (なむたほうにょらい)  
南無妙色身如来  (なむみょうしきしんにょらい)  
南無広博身如来  (なむこうはくしんにょらい)  
南無離怖畏如来 (なむりふいにょらい)。」

7遍誦す。

「オン・アザディ・スル・プバヤ・スヴァーハー。」

銀紙を用意していた場合は ここで銀紙を焼く。

3遍誦す。

「オン・サンバラ・サンバラ・ヴィマナサラ
 マハー・ザンバ・ウン
 オン・スムラ・スムラ・ヴィマナ・ガラマハ・ザムバ・ウン。」


「ナモ・アミタバヤ・タタガターヤ・タドヤター
アミリドバヴェ・アミリタ・シッタンバヴェ
アミリタ・ヴィクランテ・アミリタ・ヴィクランタ
ガーミニ・ガガガ・ギディカリ・スヴァーハー。」

 

(回向)

阿弥陀仏が蓮華を持って 虚空の蓮華上に立ち、
光を放って諸鬼を得度させる様子を観じて誦す。

「汝等有情衆(じょとううじょうしゅ)
我今施汝供 (がこんせじょく)
此食遍法界(しじきへんほうかい)
一切有情共(いっさうじょうく)
願以此功徳(がんにしくどく)
回向与法界(えこうよほうかい)
施者受食者(せしゃじゅじきしゃ)
皆共成仏道(かいくじょうぶつどう)。」

 
「跟鬼神こう通(こんきじんこうつう)
交流こう通(こうりゅうこうつう)
懺悔解怨(ざんげかいえん)
提出条件(ていしゅつじょうけん)
供養超度(くようちょうど)
請鬼神幇忙(せいきしんほうぼう)
制止仇怨(せいしきゅうおん)
獲取財富(かくしゅざいふ)
自利利人(じりりじん)
同修度衆(どうしゅどしゅ)。」

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「神武天皇陵 遥拝詞」

2022年04月06日 | Weblog

 

 

神武天皇陵の方角に向かって奉唱します。

「かけまくも かしこき
神武天皇(じんむてんのう)の大前(おほまへ)を
遥(はるか)に拝(おろが)み奉(まつ)らくと白(まを)す。」

または

「かけまくも かしこき
畝傍(うねび)の山の東北(うしとら)の
陵(みささぎ)の大前(おほまへ)を
遥(はるか)に拝(おろが)み奉(まつ)らくと白(まを)す。」

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「三宝に礼拝して功徳と果報を得る」

2022年04月06日 | Weblog

 



礼拝や供養を捧げて誦す事で
三宝に礼拝する功徳と果報が得られます。

「稽首帰依仏 (けいしゅきえぶつ)
仏在孤独園(ぶつざいこどくおん)
孤独園説法説法利人天(こどくおんせっぽうせっぽうりにんてん)
南無眞如ブッダヤ(なむしんにょぶっだや)

稽首帰依法 (けいしゅきえほう)
法宝鎮龍宮(ほうほうりんりゅうぐう)
龍宮並海蔵海蔵演三乗(りゅうぐうへいかいぞうかいぞうえんさんじょう)
南無海蔵ダルマヤ(なむかいぞうだるまや)

稽首帰依僧 (けいしゅきえそう)
僧心比水清 (そうしんしすいしょう)
水清秋月現月現福田生 (すいしょうしゅうがつげんがつふくでんしょう)
南無福田サンガヤ(なむふくでんさんがや)。」

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「聖シルベストロ・グゾリーニのとりなしを受ける」

2022年04月06日 | Weblog

 

(聖シルベストロ・グゾリーニ)

聖シルベストロ・グゾリーニは
1177年に生まれ 司祭となりましたが、
司教の不義の行為を咎めた結果
司教から 司祭職を剥奪されそうになったので
庵に住んで隠修生活を送る事になり

庵で寝ている時に
聖ベネディクトの夢を見た事によって
聖ベネディクト会に基づいた修道会を創立する事を決意し、
それから11の修道院を建て、

1267年に亡くなりましたが、
遺体の防腐処置が行われている時、
腸を取り除いている最中に
その部屋が甘い芳香で満たされた事が記録に残され

1598年に列聖されました。

遺体から甘い芳香が漂う事は、
仏教では解脱者の証の1つとされています。

 

【聖シルベストロ・グゾリーニのとりなしを受ける祈り】

「主なる天主
すべての光の創造主にして
すべての善の創造主よ
我らがいつも御身を顧(かえり)み
御身の光と善によりて
この腐敗せし世において 安全なるを知るを得しめたまえ。

我らの主イエズスの御光(みひかり)は
主が定めたまいし道を照らし 明らかにしたまうものなれば
聖シルベストロ・グゾリーニの祈りが
我らの闘いの助けとならんことを。

主よ御身の慈しみと憐れみによりて
我らを天の家へと導きたまえ。

我らの主キリストと 
とこしえの天主なる聖霊とによりて
我らは祈りを捧げまつらん アーメン。」

 

 

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( 天理幼稚園 教祖誕生お祝い書道 )

2022年04月06日 | Weblog

 


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         ■ 裏天理時報 ■ 

        【第一面:真柱室だより】

   ─ 真柱様が 中山御殿にて茹で豚を召し上がられた ─

  (中山善司)               
 (  `m´)  「…茹で豚 美味しかったです」


        【第二面:天理教校だより】

 (中山善平)               
(  `m´)   「…チーズ牛丼が 美味しかった」


+++++++++++++++

           | ■□ 天理幼稚園 ■□ |


ζ~(  `m´)~ζ 「…皆さん

             今月の18日は おやさまの御誕生日ですね。

             そこで今日は おやさまへの御祝いの言葉を

             半紙に墨書しましょう。

             皆さんの作品は 今月いっぱい

             陽気ホールにて展示されます。」


ζ~(  `m´)~ζ 「…書道を始める前に、

             まずは 松村布教部長より、

             おやさまに関する 御話しを聞きましょう」


          \  はーーい! /  
  
   ζ~(  `m´)~ζζ~(  `m´)~ζ(  `m´)|・)し

 

 (松村布教部長)               
 (  `m´)つ  「…園児の皆さん こんにちはー

             さて おやさまは  寛政10年の4月18日の朝に

             お生まれになられました。」


 (松村布教部長)               
 (  `m´)つ  「…この日の朝に 御屋敷の上に

             五色の雲が たなびいたとも伝えらえていますが、

             それは 彩雲か 環水平アークが

             お屋敷の空に現れたという事であると考えられます」

 

 (松村布教部長)               
 (  `m´)つ  「…五色の雲が たなびくという事は

             仏教では 極楽浄土に往生できる瑞兆などともされており、

             そういった殊勝な兆を持って生まれた女の子が

             「尼僧になりたい」と言った場合、

             信仰心の深い 名家の親であれば

             娘が高徳な尼僧になるかもしれないと

             喜んで出家させるのではないかと想像してしまうんですが」


 (松村布教部長)               
 (  `m´)つ  「…ところが 信仰心の深い御両親は

             おやさまに 普通の結婚をして

             普通の主婦になる事を望まれたという事なんですよね。

             まあ もし おやさまが出家されていたら

             御道というものは無かったという事で

             それもやはり 深い因縁という事になるのですが」

 

 (松村布教部長)               
 (  `m´)つ  「…それでは 皆さん

             筆を執って おやさまへの 御祝いの言葉を書きましょう」


 (松村布教部長)               
 (  `m´)   | おやさま おめでとうございます|


 (松村布教部長)               
 (  `m´)   | ハッピーバースデー おやさま |
             

 (松村布教部長)               
 (  `m´)   | 部長 今夜も 村さ来ですネ!! |

       

 (松村布教部長)               
 (  `m´)つ  「…これを書いたのは クソガキやろう!!  |・)し!

             今日こそ お前を捕獲して

             表統領先生に 献上しなくては」


ζ~(  `m´)~ζつ 「…皆さん

              18日までに ハッピーバースデー おやさまの歌詞を

              暗記して 歌えるようにしましょう。

              歌詞は大体 憶えましたか?」


               
                |・)し


♪そんな女のひとりごと
https://www.youtube.com/watch?v=whlAV8wqKdA

|・)し♪「愛実町は 初めてだけど
      子育てのセミナーで
      布教所に来いと言われたの

      まるでカルト団体みたい
      ネットの醜聞で わかるのよ
      そんな女の ひとりごと

      信者気の毒だわ 恋愛禁止じゃ
      陽気暮らしと 言うけれど
      陰気な暮らしの状態よ

      強制ばかりのシステムなら
      ようぼく達も 逃げるでしょう
      そんな女の ひとりごと

      「不幸になる」と 言われたけれど
       ようぼくは 逃げたがる
       変な布教所は 有名よ
       脅し文句で 私まで
       引き止めるつもりね 講師また
       そんな女の ひとりごと

       おやさまの隣に 小西梅代
       祀ってる 愛町ね
       異端に走っているけれど

       講師の話に 幾度となく
       所長様に報いよとあるみたい
       そんな女の ひとりごと」

 (松村布教部長)               
 (  `m´)つ  「…変な歌をやっている      |・)し!

             クソガキを捕獲 と」  

 

             (中山善司)               
           ⊂(  `m´)つ 「…愛犬の健康管理が大変だよ!

                       ジー君 登場!!」


 (中山善司)               
(  `m´)  「…松村!!!!!!!!

           小さい娘を捕獲する事など 真柱さんが許さないのや!

           金玉パンチ!!!!」


      (松村布教部長)
       (  `m´)あっ! (中山善司)
            ⊂⊂⊂⊂⊂(`m´  ) 


           (中山善司)               
           (  `m´)

                   (松村布教部長)
                    (  `m´)つ… カクッ

 


            (中田善亮)
            (  `m´)つ | ガラッ


   (中田善亮)               
  (  `m´)つ 「…松村部長

             クソガキは 捕獲されましたか?」


     (中田善亮)               
    (  `m´)
                (松村布教部長)
                (  `m´)つ… 

 

   (中田善亮)                 
  (  `m´)         |・)~ζ!

 

   (中田善亮)               
  (  `m´)つ 「…こうなったら 私の手で    |・)~ζ!

             クソガキを捕獲せねば」 


 (中山善司)               
(  `m´)  「…善亮!!!!!

           何を言っているのや!

           金玉パンチ!!!!」


       (中田善亮)
       (  `m´)あっ! (中山善司)
            ⊂⊂⊂⊂⊂(`m´  ) 


           (中山善司)               
           (  `m´)

                    (中田善亮)
                    (  `m´)つ… カクッ
             


(中山善司)               
(  `m´)               |・)~ζ

 

 (中山善司)               
⊂(  `m´)つ  「…月江は パパの乳首を吸って    |・)~ζ!

             おやさまの御力をさづかるのや」
         


|ミ サッ!

 

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「四旬節水曜日 朝の祈り」

2022年04月06日 | Weblog

 

 


コロナ新規感染者増加数
1位 韓国
3位 日本

アジア人はコロナに強かったはずなのに
ワクチン打ちまくって自然免疫がぶっ壊れたんだろうな 

***

ワクチン信者から 反ワクチンに転身したわ
もう打ちたくない 

***

5月に4回目で
初夏に5回目だってwww

厚労省の
何回打って死ぬのか観察するために打ってますって答えた職員は
消されたしな 

***

この前
web打ち合わせの時
接種済みの人がいびきかきだしたわw
普段打ち合わせ中寝るような人じゃないのに
怖いっすww 

***

3週間前に打った副反応で腕が痛いし夜痛みで眠れない
別に副反応がおこるのは仕方ないんだが

ケアをちゃんとしてくれ痛くて仕方なくて窓口連絡してんのに
対応する病院は教えられ無い
かかりつけ医に紹介状書いて貰えとか

こっちら仕事も出来ないし医療費も有料なんやぞ 

***

空気に流されて2回打っちゃった奴が
自分は賢明とでも言いたげに3回目は打たないって言ってるの笑えるよねw
途中で打つのやめたらそれこそどうなるかわからんというのにw

1度も打つな、あるいは3回4回と打てと言う専門家はいるが
2回がベストだと言う専門家は見たことがないw 


2月の各政令指定都市の死亡者数がとんでもないことになってるんだがw
別に医療崩壊とかしてないよね? 


***

2021年の国内の死亡数は前年より6万7745人増え、増加数は戦後最大
このうちコロナ死となんてされた人は15000人弱
残りの5万人以上は運動不足による心疾患と老衰で死んだと発表されてる

これ隠れコロナ死とワクチン死が相当数入ってるだろ 


***

数か月間隔で打つたびに
高熱出してたら体ぶっ壊れるって素人でも分かるよな
数十回も熱出してノーダメとは思えん 

***


ワクチン2回打って普段通りの生活してたけど、
免疫力低下した時でないと現れない帯状疱疹が脇腹にバーっと出たぞ。
副作用ガチャ当たりだろこれ。
3割負担でも薬は高いし最悪だぜ 

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「如来毫相印」

2022年04月06日 | Weblog

 

 

両手を内縛して
左右の人差し指を立てて 指先同士をつけて
左右の親指を立てて 指先を人差し指の付け根につけ、

手印を結んだ両手を 眉間に当てながら誦す事で
毫相威徳者になれるとされます。

「ナモ・サルヴァ・タタギャテイ・ヒョウラギャビャク
サンミャク・サンブテイビヤク・ケイケイ・マンダ・マンダ
チシュタ・チシュタ・ダラヤ・ダラヤ・ユロンダニ
ロンド・ラダ・マニ・スヴァーハー。」

 

以下 ネットに投稿されていた体験談のコピペです。

+++++++++++++++++++++++++++

昔、10代の時で、まだしていい事、悪い事の分別もつかない時の話。
中学を出て、高校も行かず、仕事もせずにツレとブラブラ遊び回ってた。

いつものようにツレから連絡があり、今から肝試しに行こうとなった。
俺は昔からそういった事は全く信じておらず、怖い物など無いと言ってのけていた。
二つ返事で了解し、ツレが迎えに来て、さっそく肝試しに向かう事になった。
場所は割と近い山の中のトンネルだった。


メンバーは、血の気が多くリーダーシップのあるTと、
10代と言うのにすでに威厳のあるMと、
多少幽霊関係にビビり気味の超絶イケメンSの、4人で行く事になった。
皆、霊感何て物は無く、S以外は幽霊何ていないと余裕で心霊スポットに向かっていた。
今考えたら、これが間違いだった。

その山までは1時間もかからずに着いた。
道中は何も無かったが、
山中の丁度カーブ辺りに花が供えてあったのを見て背筋に悪寒が走り、
何か忘れてると考えたのを覚えている。

無事にトンネル前の駐車場に着き、トンネルには直接入れない為、
駐車場に止めてそこから四人で歩いて行った。
幽霊など信じてはいなかったが、やはり夜中の山道は気味が悪く、嫌な位静かだった。
そんな中、無理に盛り上げようと、
Tが崖落ち防止のガードレールを蹴り上げながら声を張り上げていた。
T「全然対した事無いやろ、暗いだけ」
俺「本当だね、全然対した事無いし、拍子抜けだ」
S「いやいや、充分怖いし、もう帰りたい」
そんなたわいない会話をしながら歩くと、すぐに目的のトンネル前に着いた。


息巻いて来たはいいが、トンネルの入口の時点で圧倒される程に嫌な雰囲気だった。
トンネルはまるで侵入者を拒むように、
もしくは中にいる者を出さないように、デカイブロックで封鎖されていた。
流石に誰が行くと、雰囲気にもなれずにタジタジでいると、
血の気の多いTが言い出した。

T「お前らビビってる?情けないね、俺が行くわ」
ここで行かなかったらビビり確定、それだけは避けたかった俺は、思ってもない事を言ってしまった。
俺「ビビるはずないだろ、俺が一人で行って来るから待っとけ」
本当に後悔した。

T「お前は男だな、ヨシ行け」
この時ばかりはTを恨んだ。本当に零感の俺でもヤバイ雰囲気ムンムンだったから。
しかし、一回言った事なので後には引けず、
ブロックの隙間から一人、吹き抜ける暗闇に侵入した。

いざ入ってたはみたものの、中はずっと続く暗闇、
その日暮らしの俺達は懐中電灯など無く、あったのはジッポライターの明かりだけ。
その明かりが余計に揺らめいて見え、不気味さを更に強調していた。
トンネル内は天井から水滴が垂れる音以外の音は無く、
幽霊なんていないと考える俺でも、奥に向かって中々踏み出す事も出来ずにたじろいでいた時、
トンネル外で待つツレが叫んで来た。

T「中はどうだー?」
S「マジでやめた方がいいってー」
M「俺らも行こうかー?」
その声で少し恐怖が消えた俺は、
「大丈夫、奥まで行ってみるわ」と、トンネルの奥に向かい歩き始めた。
いざ歩き始めると恐怖心は余り無く、
むしろ何故か懐かしい感覚にさえなったのを覚えている。


そんな違和感を抱えながら、丁度トンネルの半分位に来た時に、
カーブの時に忘れてた事、妙な懐かしさの正体が何なのかはわかった。
(これは話に繋がる事なので、詳しい事は後で話す事になります)

怖さは完全に消え、そのまま奥に辿り着き、
何も無く、溜息混じりに戻るかと踵を返した時に、それは起こった。


耳元からフゥーっと息を吹きかけるような生温い風が耳にかかる。
気のせいと気にせず歩を進めるが、10秒おき位にずっと吹きかけられ、
流石に恐怖心が蘇った俺は、足早にトンネル入口へ向かった。

足早になった辺りから吹きかけられている息が絶えず吹きかけられようになり、
恐怖心が絶頂に達した俺は、全力で入口に向かって猛ダッシュした。

何とか入口のブロックの隙間からはい出て、耳元の息も無くなり一段落した俺は、
固まって待っていたツレの所に行こうとした。
俺「スゲーよ、ここは本気でヤバイ、マジで焦ったし、
何か耳元で息を…」と俺が言いかけた時に、
ツレ達が顔面蒼白で震える声で言った。

T「お前の後ろ、何なんだよ」
M「お前悪ふざけも大概にしろよ、そんなんで出て来たら洒落にならんぞ」
俺は「はぁ?」となりましたが、ああコイツら出てきた俺をビビらす為のドッキリだなと思い、
少しキツめに「お前らが大概しろって、
一人でマジ怖い思いしたんだぞ」と言った所で、Sの様子に気付いてしまいました。

Sが涙目になりながら震えていた…。
幽霊にはビビるが普段は肝の座ってたコイツが、演技で涙目になり震えるはずがないと思った俺は、
何かが確実に後ろにいると思い動けなくなった。
恐怖に直立不動で動けなくなった俺は、ずっとツレに視線を向けていたが、ある事に気付いた。

左眼の視線の端に、黒い髪のような物が見える。
しかし、恐怖心が勝り確認出来ずにいた時に、
急にSが「マジもう無理だ」と言いながら駐車場に向かい走り始めた。
それと同時位にTとMも「マジスマン」と言いながら走り出した。
恐怖心はヤバかったが、パニックになりながらも、この状態で一人残される事な方が無理と判断した。
俺も駐車場に向かい全力で走り出した。


本当にビビり上がっていた俺は、何度も躓きながらも全力で走ってた。
子供の頃に聞いた『幽霊は光が嫌い』。
そんな迷信めいた事を考え、駐車場に着き車のライトさえあれば大丈夫だと、
藁にもすがる気持ちで走り続けていた。

走り続けていた時になって初めて気がついたが、
ずっと背後に気配がしていた事に、
さっきは安堵からかツレばかりに集中して気付かなかった事に気付いてしまった。
この時に後ろにいる何かをもし連れて行ったら車に乗れないかもと考えた俺は、
確認しないといけないと思った。
この時は本当に気が動転していたんだと思う。現在の恐怖心より、
置いて行かれる恐怖心が勝ってたから。
俺は立ち止まり、意を決して後ろを勢いよく振り向いた。
少しでも怖さがないように自分なりに考えてした事だが、これが本当に失敗だった。
目を見開いた女が俺を凝視していた。

余りの恐怖と驚き等混ざりあった結果なのか、失禁と脱糞を同時にしてしまった。
女は普段よく書かれる貞子の用な風貌ではなく、
前髪を上げて、普通にフリルの着いた上着、ジーンズという出で立ちだった。
普通なら本当の人間だと思う位普通だった。
だが決定的に違った目、鼻、口。全てが生きている人間とは違った。
口は所々裂け化膿しているみたいにグチュグチュになっていた。
鼻は右の鼻孔から半分以上ちぎれかけている。
決定的なのは目だった。
黒目の部分と思う部分には、無数の光るガラスみたいな物が突き刺さり、
涙のように黒い液体が目から滴り落ちていた。
気がつけば俺は何も考えず一心不乱に走り出していた。
糞尿を裾から垂らしながら、涙はこぼれ、鼻水を垂らしながら、
本当に人間として最低辺だと思う姿だったと思う。
でも俺が考えれる事は、死にたくない、助けて、ごめんなさい、を繰り返すしかなかった。


走っている間、またあの息を吹きかけられているような音が耳元から聞こえた。
それがまた恐怖心を増長させ、何度も転びながらも駐車場に辿り着く事が出来た。
ツレ達は車で待っていた。

エンジンをつけライトをつけていた為か、俺は助かったと思いながらも全力で車まで走った。
俺が車に近づくにつれ、気配は遠くなっていった。
後ろに乗ってたTがドアを開けて待っていたので、飛び込むように車に乗り込んだ。
そのままタイヤを唸らせながら、全速力で山道を下っていた。
俺は震えと恐怖が止まず、窓からキョロキョロ女がいないか確認していると、横にいるTが話しかけてきた。


T「お前大丈夫だったか?本当に悪かったな、本気であれはヤバ過ぎだったから」
M「本当にスマンな…」
S「マジ申し訳ない、我慢したかったけどあれは無理だった」
どうも、最初は俺が逆にドッキリを仕掛けていたと思ってたらしい。
あんなの無理だと普通にわかると思うが…
俺「マジ人生終わったと思ったぞ、お前達マジ薄情だと思ったし…

 まっ俺が逆でも本当に怖いだろうし、気持ちはわかるしいいよ」
山を下っているからか安心感が出て、落ち着いてきた俺はツレ達を許し、
何気無しに窓から外を見た時に気付いてしまった。
丁度花が供えてあるカーブに差し掛かる時に、木の上いる何かに…


またパニックになりかけた俺は、「早く、早く、飛ばせ」と声を荒げながら何度も叫び、
何故か隠れるように座席の足元に座りこんだ。
S「何だよ、本当やめろよ、マジ勘弁してくれよ」
M「何があったんだよ、またいたのか?」
車内はパニックになりかけた時に、Tが聞きとり辛い程の小さな声で言った。
T「俺も何か見たぞ…木の上に何かいた」
その言葉で車内は完全にパニック状態になり、
捕まってもいいと100キロ以上を出し逃げるように帰った。

皆、家で一人になるのを嫌がり、俺も嫌だったので、4人でTの家で泊まるようにした。
Tの家をいつも溜まり場にしてたし、いつもの流れでもあるが。
でもその行為は意味が無く、それはその夜に起こった。

無事にTの家に着いたものの皆寝れずにいて、
恐怖心を少しでも払おうと酒盛りを始めました。
俺はパンツが汚れていた為、風呂を借りてから酒盛りに参加しました。
風呂から上がった時点で皆結構酔いが回っていて、ツレ達はすでに寝入りそうな感じになってました。
酒の力は偉大で、飲んでいく内に恐怖心は薄れ、段々と眠気も来て、皆でダゴ寝となりました。
そして夜中にトイレで目が覚め上半身を起こした時、背後から気配を感じましたた。
それは正しくトンネルで感じた気配だった。
一気に恐怖心が蘇り、金縛りとは違う、恐怖心から動けないでいましたが、
まだ酒が残っているせいか気が大きくなり、見た目が怖い位でビビるか!と、
わけのわからない根性が沸々と湧いてきて、
こうなったら一発殴ってやると、後ろを振り返りました。


やっぱり後悔しました。やはり女はあの時のように後ろにいて、
そしてあの時とは違う行動に出ました。
急に両手で俺を頬を掴み、口を大きく開けて何か言おうとしていましたが、
口の中には真っ黒な液体が溜まり、喋る度にうがいをしているようにゴロゴロ言って、
何を伝えたかったのかもわからずに、恐怖に動けずにいました。
そんな恐怖が10秒続いた時に気付きました。この女知ってる…
そう考えた時にMが寝返りをうち、それに気を取られた次の瞬間にはもう女はいませんでした。

それからは朝まで眠れず、ツレが起きるのを待ち、起きたツレに夜中の事を話しました。
M「幽霊て動けるんだな、初めて知った。てかいる事自体昨日知ったけど」
T「お前本当にヤバイぞ、憑かれてるんじゃないの?」
俺「多分憑かれてるのかな?てか幽霊知ってる女だった」
T「はぁ?誰なんだよ?」
俺「多分…元カノのU…」
それだけで皆何となくだが理解し察してくれました。


元カノのUはツレと飲みに行った時に知り合った女の子で、
ちょくちょく二人で飲んだりしてる内に仲良くなって、付き合い始めた人でした。
しかし、Uは男女関係が結構激しく浮気でも当たり前にすると噂を聞いたり、
実際に男と遊び回ったりしてて、結局は破局となっていました。

それからも向こうからは連絡はあっても、無視して疎遠になってました。
懐かしいと感じたトンネルも、実は酔った勢いで二人で凸した時に二人で行ったからでした。
そしてカーブの花は、Uがそこで亡くなった時の物でした。
疎遠になってからも、噂で亡くなったと言う話は聞いていましたが、
当時は俺にはもう関係無いと言って、何もしてやれてなかったんです。


T「間違いなくお前怨まれてるな。いくら関係無いって葬式にも出なかったしな」
M「しかし、どうする?やっぱお祓いとかしてもらったが方がいいんじゃないか?」
俺「でも、そんなの全く知らないし、金も無いし…」
S「俺一人知ってるぞ。寺とか神社ではないけど、
  知り合いが動物に憑かれたとかで、それのお祓いを頼んだ人なら」
俺「マジか?なら頼むから聞いてもらえないか?」
S「わかった、ちょっと待ってろ」
Sは携帯で誰かと話し始め、何やら揉めていたようだが、どうやらOKをもらったようだった。
S「絶対今日がいいって無理言ったが、大丈夫だってよ」
俺「本当助かるわ、今から行けるん?」
S「昼過ぎに来てくれって。準備があるらしいから」
そんな準備しっかりする所ならイケるんじゃね、と期待しながら、早めの昼飯を食い、それからその人の家へ向かった。

着いてみると普通の一軒家だった。
チャイムを鳴らし待ってると、普通にエプロンつけたおばさんが出てきた、
まさかこのおばさんじゃねーよな…とか考えてると、正しくそのおばさんがお祓いの人だった。

俺はもう無理だなと思いながらも、通された居間で「事の次第を詳細に」と言われ話した。
おばさんは真面目な顔でウンウンと頷きながら聞いてくれた。

一通り話を聞いてくれたおばさんが発した一言目はこうだった。
仮名にHさんとします。

Hさん「あたしで祓えるかはわからないけど、
 出来る限りはさしてもらいます。料金は普段の料金いいですか?」
俺「料金取るんですか!?ちなみにいくらに…」
Hさん「経費など含め5万頂きます」
俺「マジですか!?すいません、ローンとか出来ますか?」
Hさん「事が事だし、構いませんよ。急いだ方がいいですし」
どうやら事態は、一刻を争う位に緊縛してたみたいでした。


Hさんの見解はこんな感じだった。
元カノUは恐らく俺を怨んでいる。
しかし、それだけではないような気がするから、普通にお祓いするんじゃ駄目かもしれない。
今回はお祓いではなく、Uの標的である俺から完全に意識を逸らし、縁を断ち切る為の物らしい。
もっと詳しく話してたがよく意味はわからなかったので、要約するとそんな感じらしい。

俺「何か俺がしなくちゃいけない事はあるんですか?」
Hさん「あなたは特にしなくちゃいけない事はありません。
しかし、周りの友達の力を借りなくちゃいけません」
Hさんは詳しく今回の内容を説明してくれました。


Hさんが言うには、力を借りるは大袈裟に言ったらしく、借りると言うより協力だった。

まず4人でお清めし、
四方にお札を貼ったHさん宅2階の一室に入り、一晩そこで過ごすらしいのだが、
俺は一言も発してはいけなく、
逆に絶えずツレ達は話し続けなくてはいけないらしい。寝てもいけないらしい。

言葉には言霊があり、その部屋ではUは俺の姿を認識出来ないらしく、
言葉を発する者しか認識出来ないらしい。
そうする事で、意識的に俺を探し続けるUの意識から一晩時間をかけて俺を消し、
俺はもういないと誤認させ、Uの中の俺を消し、縁を無くしてしまおうという事でした。


T「つまり、俺達が絶えずに喋り続ければいいだけ?」
M「なら楽勝じゃね?」
Hさん「確かに喋り続けるだけですが、恐らくUさんから妨害はあると思います。
 どんな物かはわかりませんし、気を引き締めて下さい」
妨害って…

緊張しながらHさん宅で早めに夕食を頂き、皆お風呂に入り体を清め、一晩を過ごす部屋に入りました。
何て事はない普通の部屋でした。四方、天井、畳みの下のお札さえ無ければ…
皆一言も喋らずに夜を待ち、指定された時間を待ちました。


Hさんが指定した時間は7時。
それまではUを家には入れないようにするし、Hさんもいるようですが、
7時が来たらHさんは家を出て、Uを家に招きいれなけばならない。
極力部外者がいる事を避け、意識を完全にそらさなければならないみたいだった。

そして指定された7時が来ました。
元々馬鹿の代表みたいな3人でしたし、
Hさんから出された普段飲めない日本酒に皆大はしゃぎ、
しかし俺は万が一を考え、酒はおろか何一つ口にしてはいけないという辛い一晩でした。

ですが、相槌を打つだけでも以外と時間が経つのは早く、
あっという間に11時に差し掛かろうとしていました。
妨害も無くこのまま何事無く一晩過ぎて欲しかったのですが、そうは行きませんでした…。


そして時刻が11時を回った辺りで、ついにUの妨害が始まりました。
最初に聞こえたのは、廊下を歩く足音。等間隔でペタッ…ペタッという足音でした。
皆すぐに気付き一瞬静まりかえりましたが、
絶えずという言葉を思い出し、また大声で騒ぎ始めました。
その後は、ラップ音?みたいにバキッカチッと部屋中から音が鳴り始めました。

ですが、そこは馬鹿3人です。
恐怖より負けられるかと馬鹿な考えが勝ったのか、今まで以上に騒ぎ始めました。
特にTの騒ぎっぷりは半端じゃなく、恐怖より頼もしさを覚えました。


そして、妨害にも負けず必死に騒ぎ続け2時に差し掛かった時に、最後の妨害が始まりました。
部屋中からさっきの音とは比べられない位、まるで思い切り壁を殴り付けるようにガンガン音が鳴り出し、
あの嗽のようなゴロゴロの声で嗽「アァ…アァ…ガガ」と叫んでいるのです。
流石に馬鹿3人もこれにはビビり、
騒ぎ方も小さくなり、これはヤバイと感じ始めました。

音と声は激しさを増すばかりで一向に止まず、全員蒼白になり、ついに騒ぎが完全に沈黙しました。
俺は、ああ終わったなと思いましたが、時計を見るとすでに5時を回っていました。
堪えていた時間が思った以上に長かったらしく、日の出が上がり始め、一晩は過ぎていました。


そしてHさんが戻り、全て終わった事を知り、男ですが大声で泣き叫びました。
やっと終わったと、皆で安堵の瞬間を迎える事が出来ました。

そして最後に、Hさんは二度とその山には近づくなと、次は助けられないかもしれないと言い、
私はそれを了解し、Hさん宅を後にしました。
安易な気持ちで肝試しには行ってはいけないと、
肝に命じる事になる事件でした。二度と肝試しは行きません。

 

あの一晩から丁度一ヶ月が過ぎようとしていました。
お祓いのお金の為バイトを始め中々忙しくしていた時に、Hさんから急に呼び出しがあり、
Hさん宅に行った時にこの話をされました。


俺「こんにちわ。すいません、お金はまだ出来てないです」
Hさん「今回は料金の事で呼んだんじゃ無いから安心していいですよ」
てっきり料金の催促かな?と思っていたが、違うみたいで安心したが、
あの時の話ならもう関わりたくなかったので、嫌な気分になった。
俺「で、話とは何ですか?」
嫌々だが俺に関わりある話だし、注意事項なら聞いておかなければならない。

Hさん「実はあの時のUさんが、
少し普通の霊とは違う理由を調べたりしてわかった事が色々あるから、
一応伝えておこうと思ってね」
幽霊云々自体が元々普通じゃないと思うが…そう思ったが黙って話しを聞いた。

Hさん「あの時はあんな言い方をしたけど、
実際Uさんはあなたを怨んだりしてない。むしろ好意がずっとあったと思う」

俺「はい?そんなはずないでしょ。
あんな風に憑き纏って妨害して多分殺そうとしてたのに、好意とかあるはずないじゃないすか」

実際好意を持った相手にあんな事するとは思えなかったし、幽霊ってだけで恐怖心しかなく、
あれが好意からの事だとしても無理だ。

Hさん「そう思っても仕方ないよね。あれはUさんの意思じゃなく、
その裏にいる者の意思だから、元が人間かどうかすらわからない物だけどね」
幽霊だけでもあんな事無かったら信じてすらないのに、
漫画みたいな話をされても今いち「?」としかならなかった。


Hさん「実は、家に来た時点でUさんの意思ではないと気付いてたの…
でもね、それをあなたに伝えたら、あなたは少なからず可哀相とか同情の気持ちを持つでしょ?
それは、あの一晩を過ごすなら絶対に持ってはいけない気持ちだったの」

俺「何故駄目なんです?関係あるんですか?」

Hさん「同情心を出せばあなたは助からなかった。
Uさんに見つかってたから…あなたの意識を恐怖だけに満たして、
Uさんから意識を逸らさなければならなかったの」
自分の為だと理解し何となくだが、納得したが肝心な事を聞けてない。

俺「Uはあの後どうなったんですか?Uの意思じゃないならなんだったんです?」


Hさん「あなた達が一晩過ごしてる間、私は私の先生の所に行ったの。
見てわかる通り、私は世間じゃ心霊研究家で通ってるの。
私の先生も似たような感じだけど、
私以上に詳しいし、長年この世界にいるから、失敗したらの話を聞きにね」


失敗したかもしれないのかよ…そう思ったが、
自分達じゃどうしようも無かったから仕方ないと思う事にした。

Hさん「あなた達が行った山だけど、色々な怪談があると思うけど、知ってる?」
俺「はい。カップルの幽霊だったり、婆さんの幽霊だったり、色々噂は一通り聞いてます」
結構有名な所だから、噂が絶えないような場所だった。だからか色々話しは聞いていました。

Hさん「実はそういった噂じゃない、本当にヤバイものがあの山にはいるって先生から聞いてね、
多分それのせいだと聞いたの。詳しくはわからないけど、『禍垂』(カスイ)と言うらしいの」

俺「禍垂?」
正直ついていけなかった。そんな漫画みたいな話されても理解出来ないし、
幽霊だけで精一杯だったから。

Hさん「詳しくは本当にわからないの。
多分元は人間だけど、いつからいるのか、何の因果で山にいるかも何もわからないの。
禍垂も見た目から先生がつけた名前だし、本当の名前もわからない」

俺「でも、俺と何の関係があるんですか。禍垂なんて聞いた事すらないし」
幽霊とは無縁の零感男だったし、そんなの噂すら知らなかった。

Hさん「推測だけど、Uさんは禍垂に引き込まれたんだと思うの。
だからUさんと縁があったあなたを、標的に選んだんじゃないかしら。
あなた『木の上の人を見た』と言ったでしょ。
それが恐らく禍垂と思う。あなたは木の上に立ってたと言ったけど、正しくは違うの。
両手だけで木に垂れ下がり、下半身がない風貌の者なの。
だから禍垂…先生は、本当に危険だって、今回は本当に運が良かったって」

あまり見えなくて本当に良かったと思いました。
あの状況ではっきり見えてたら発狂間違いないですから。


俺は頭の整理が全くつかなかったが、聞かなければならない事を聞きました。
俺「Uはどうなるんですか?俺は本当に大丈夫なんですか?」
Hさんは少し暗い表情で答えました。
Hさん「正直Uさんは、ずっとあの山に禍垂に捕われたままになると思う。
禍垂を祓えれば違うかもしれないけど、禍垂はまず見つからないし、祓う方が危ないから…」

Hさん「あなたは恐らく大丈夫。
でも決してあの山に絶対に近付いたら駄目。
禍垂との縁が復縁したら、間違いなくあなたは助からないから」

俺は少しの安堵と、これから先報われる事のないUを気の毒に感じながら、Hさん宅を後にしました。

その後は、料金の支払いが終わり、
それからはHさんには会わず、例の山にも決して近付いていません。

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