上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

子ども劇場総会・・・「子どもに夢をたくましく豊かな創造性を」と歩んで、50年

2023-09-28 16:06:13 | 文化
9月28日、熊本市子ども劇場の総会が開かれました。
「子どもに夢を、たくましく豊かな創造性を」をキャッチフレーズに、福岡で誕生した子ども劇場が、熊本でも始まって2022年3月で50周年を迎えました。
今回は、半世紀を迎えて初めての総会でした。
紆余曲折を経ながらも、熊本市を中心に、県下各地でさまざまな活動が行われています。
今日の総会では、「生の舞台の楽しさと仲間に出会える子ども劇場」ということで、未来を生きる子どもたちのために「子どもの権利条約」を基盤とし、豊かな子どもの文化環境をつくり、子供と大人のさまざまな自己表現の場を作り続けていくことを、方針として確認し、生の舞台鑑賞の例会作品を決定、総会やその他の活動、財政についても確認しました。
各地域の特色ある活動の報告も行われました。

青年ブロックの活動から、子どもたちと参加する子ども劇場へ、そして今は孫たちと楽しむ子ども劇場へと、私のかかわりも進化しています。
しかし、子どもたちの豊かな感性を育み、仲間と共に育ちあうことでお互いに成長し合っていくということの大切さは、今もこれからも変わるものではありません。
すべての子どもを視野に入れ、すべての子どもが豊かに成長できる社会へと、私たち大人が果たす役割は大きく、責任があります。
子ども劇場を楽しみながら、そのために頑張っていきたいと、再確認したひとときでした。
子ども劇場総会の開催と50周年、おめでとうございます!
ひとりでも多くの方に、ご参加いただきたいと思います。
そのためにも、いつまでも応援していきます。

    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文化には公的支援が必要!・・・文化予算を増やして

2023-08-22 19:52:40 | 文化
8月21日、熊本県立劇場で児童青少年演劇全国縦断公演の影絵劇団かかし座による「オズの魔法使い」が上演されました。
孫たちと一緒に鑑賞しました。
演劇ホールの舞台いっぱいに大きな影絵をミュージカル風にしたシャドウ・エンターテイメントでした。
しかも、舞台の豪華さを一層盛り上げていたのは、生のオーケストラ演奏。
生オーケストラの舞台というのは、なかなか見られません。
子どもたちも大好きなお話「オズの魔法使い」を生の演奏で観るという贅沢は、そうそうお目にかかれるものではありません。
休憩時間に、地階席の子どもたちは興味深そうにオーケストラピットをのぞき込んでいました。
これだけの大がかりな舞台が、そんなに高くないチケット代で観ることができるのは、この作品が文化庁のアートキャラバン2・文化芸術振興費補助金を得ているからです。
憲法にも保障された文化的な生活を送るためにも、文化芸術への公的な支援をもっと増やして、優れた文化を、すべての国民が享受できるような環境を作っていくことが必要です。
日本の文化予算は、欧米に比べても本当に少ないのが現実です。
子どもから大人まで、心豊かに生きていくため、文化予算を増やして、身近に文化に触れる条件を整えていくべきと思います。
さまざまな機会をとらえて、その実現に取り組んでいきたいと思います。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする