上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

9月議会開催中・・・決算で総括質疑「市政の無駄遣い」

2011-09-20 20:39:40 | 議会活動
 朝夕やっと涼しくなりました。庭には、白の彼岸花が咲きました。いよいよ秋です。
 定例の9月市議会が始まりました。9月16日、決算審査の総括質疑を行いました。内容は、市政の無駄遣い、今回は、税金を次々につぎ込みながら、一向に進まない「花畑町再開発」の無駄遣いを取り上げました。産業文化会館を閉鎖して、3年以上がたちました。街の真ん中に、大きな空きビルを残し、賑わいも喪失しているのではないでしょうか。

質問の概要は、以下の通りです。

産総事業費233億円の花畑町再開発、事業の見通し立たず
繰り返される予算の「ムダ」使い、再開発は事実上の破たん!
 産業文化会館の代替となる文化ホールの基本計画策定は、今年3月に策定完了、4月に基本計画公表というスケジュール目標ですすめられてきましたが、未だ中間報告どまりで、基本計画は陽の目を見ていません。計画が公表できないまま、棚上げでは、委託費550万円も無駄になります。基本計画棚上げの問題では、市長は「NHKも含め、再開発のフレームが定まっていないから」と答弁しました。

(平成19年度)9,000万円使って実施された、大劇場を中心としたA街区の基本設計は、事業が頓挫。
(平成20年度)産業文化会館の代替ホールなどのB街区の基本・実施設計予算1億5,000万円が計上されたものの、年度末に減額補正。
(平成22年度)B街区基本設計・資金計画ほか約2億円が予算計上されながら、年度末に減額補正。
(平成23年度)今年度中の都市計画決定も見通しなし

まだまだ使える「産業文化会館」は、速やかに再開を!
 産業文化会館閉鎖の理由は、改産業文化会館閉鎖は、年間30万人の利用者にとって700人規模の中ホールがなくなり、多くのホール難民を生んでいます。仮に、今後は事業が順当にすすんでも、再開発事業完了まで、10年近くも利用者に迷惑をかけてしまいます。
 また、再開発の見通しがないまま、中心市街地のど真ん中、賑わいの中心に、人を寄せ付けない空ビルがどっかりと建っているのは、賑わい・活性化の壁ではないでしょうか。
修費用が16億円程度もかかるということでした。しかし、昭和42年に竣工し、40年以上も利用されている市民会館は、平成18・19の2ヵ年にわたり設計費用も含めれば17億3,000万円も使って、耐震やバリアフリー化も含めた大規模改修が行われ大切に使われています。
 また、隣接するサンビル・フラワービルはいずれも利用が続けられています。再開発が検討中であっても、施設の利用は可能です。

文化ホール基本計画」は棚上げに…
 約550万円の委託費を払った「産業文化会館の代替となる文化ホールの基本計画策定は、今年3月に策定完了、4月に基本計画公表というスケジュール目標ですすめられてきましたが、未だ中間報告どまりで、基本計画は陽の目を見ていません。計画が公表できないまま、棚上げでは、委託費550万円も無駄になります。基本計画棚上げの問題では、市長は「NHKも含め、再開発のフレームが定まっていないから」と答弁しました。




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