上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

熊本市民連絡会で熊本市へ2021年度の予算要望・・・新型コロナ危機からいのちとくらし・生業を守る予算へ

2020-10-12 12:10:40 | 熊本市政
10月9日、「平和と民主主義・くらしをまもる熊本市民連絡会」で、熊本市へ2021年度予算編成にあたっての要望を行いました。
市議会2階の予算決算委員会にて行われ、各構成団体より参加がありました。
以下に紹介する重点項目について要望しました。
市の回答に対し、現場や当事者の実情を訴えました。



【重点項目】
1、コロナ対策について
① PCR検査・・・いつでもどこでも、何回でもPCR検査ができるようにしてください。
② 医療機関への支援強化を
 介護、医療、保育分野での従事者への面での検査
 医療機関への減収補填
③ 保健所の拡充・・・保健所を区ごとに
④ 上・下水道料金のコロナ減免を
⑤ 医療機関・介護施設が必要とするPPE等の物資確保
⑥ 医療機関・介護施設への風評被害対策
⑦ 保育士への慰労金支給
⑧ 子どもの医療費助成制度の自己負担をなくして中学3年生まで完全窓口無料を 
2、医療について
① インフルエンザの予防接種について助成拡大や完全無料化を
② 医療機関・介護施設への風評被害対策、市民への啓発
③ 熊本市のがん検診(肺、乳がん、子宮頸がん、大腸がん、胃がん)及び特定検診無料と、前立腺がん検診の追加
3、介護・高齢者福祉について 
① 介護保険料の軽減、軽度の要支援の方の切り捨て中止
② 全介護施設職員のPCR検査の実施
③ 特別養護老人ホームの待機者をなくす
④ 高齢者向けさくらカードについては、『70歳以上・2割負担・所得制限なし』という現行制度を後退させないこと
⑤ 老人性難聴者への補聴器購入への公的助成実施
4,国民健康保険について
① 18歳以下の均等割りをなくす
② 保険料の軽減や減免制度の実施・拡充を図るため、一般会計からの繰入(赤字補填分の繰入)を拡充し、他の政令市との比較でも高い方から1番目の保険料を引き下げる
5、障害福祉について
① 障害者向けさくらカードについて、現在のおでかけICを廃止して、チャージの要らない無料のICカードに
② 熊本市障がい者福祉センター「希望荘」の障害者用トイレの改善
6、教育について
① 小学校・中学校の全学年を35人学級にするとともに、その後速やかに20人程度の学級への移行実現
② 給食費の無償化を
③ 就学援助の中に国の補助対象品目であるクラブ活動費、生徒会費、PTA会費を補助項目に入れて下さい
7、 生活保護について
① 生活保護の住宅扶助の引き上げや熱中症対策のためのエアコンの購入費拡充・夏季加算の実現を
8、 保育について
・保育士確保のための市の支援
9,地域経済の振興について
1.コロナ禍における施策の拡充~国や県の施策を補完する上積み対策~
① 県の持続化支援金(20万、10万円上限)を合志市、菊陽町などのように上乗せ拡充を   
②住民税滞納や返済の遅れがあっても、コロナ禍での売り上げ減からの融資申し込みを熊本市独自の制度、抜本的支援策拡充を
10、立野ダムについて
・立野ダムは、国、県へ中止を求めてください。
・河床に堆積した土砂の撤去、遊水池、強固な堤防など白川の治水対策を抜本的強化を
・緊急時の避難情報伝達の強化をすること
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