6月2日、熊本市中央区の熊本市女性センター「はあもにい」で、くまもと自治体研究所総会が開かれました。
記念講演を熊本学園大学教授の高林秀明氏が「認めあえる社会への大転換~制度の力が未来を拓く」と題し、お話しされました。
この度、発刊された著書「制度から生まれる連帯の力」の内容に触れながら、福祉の原点に立ち戻ったようでした。
多くの人を制度の対象にして、社会全体を豊かなものしていく「普遍主義」への転換が必要だということ。
いま改めて、予防医療に力を入れ乳児死亡率0を達成した「沢内村」に学ぶこと。
「政府の質」が高い国ほど、社会保障が充実している。・・・北欧等の高福祉社会に学ぶべき点です。
そして、「政府の質」が高い国は、議会や政府への信頼が高いということは、考えさせられます。
94歳になって「承認をひらく」を執筆された暉峻淑子さんのこと。
北欧諸国が、失業率が高く・貧困率が低いのに対し、日本は、失業率は抑えられ、貧困率が高い。
失業すると生活できなくなる自己責任の日本社会のあり様は、今問われていると思います。
まさに、認め合える社会に変えていくことが、社会を、制度を変えていくのだと、胸に落ちたお話でした。
くまもとの中で、自治体の様々な問題に取り組んでいる自治体研究所に、自治体職員や議員が集い学ぶことの大切さを実感した総会でした。
自治研の輪が、広がっていきますように。
記念講演を熊本学園大学教授の高林秀明氏が「認めあえる社会への大転換~制度の力が未来を拓く」と題し、お話しされました。
この度、発刊された著書「制度から生まれる連帯の力」の内容に触れながら、福祉の原点に立ち戻ったようでした。
多くの人を制度の対象にして、社会全体を豊かなものしていく「普遍主義」への転換が必要だということ。
いま改めて、予防医療に力を入れ乳児死亡率0を達成した「沢内村」に学ぶこと。
「政府の質」が高い国ほど、社会保障が充実している。・・・北欧等の高福祉社会に学ぶべき点です。
そして、「政府の質」が高い国は、議会や政府への信頼が高いということは、考えさせられます。
94歳になって「承認をひらく」を執筆された暉峻淑子さんのこと。
北欧諸国が、失業率が高く・貧困率が低いのに対し、日本は、失業率は抑えられ、貧困率が高い。
失業すると生活できなくなる自己責任の日本社会のあり様は、今問われていると思います。
まさに、認め合える社会に変えていくことが、社会を、制度を変えていくのだと、胸に落ちたお話でした。
くまもとの中で、自治体の様々な問題に取り組んでいる自治体研究所に、自治体職員や議員が集い学ぶことの大切さを実感した総会でした。
自治研の輪が、広がっていきますように。