上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

熊本市でも、子ども医療費助成「高校3年まで」拡充、「薬剤費」の自己負担が廃止に

2023-02-14 21:38:25 | 熊本市政
市民の声と運動の成果です
「新日本婦人の会」のみなさんと粘り強く拡充を要望してきた「子ども医療費助成制度」が、2023年度予算に「高校3年生まで」の対象年齢引き上げが提案されました。準備期間を設けて、12月からの実施となります。
加えて、「薬剤費」の自己負担がなくなります。(小学生以下700円、中学生1,200円)
12月からの実施のため、2023年度・4ヶ月分1億円の予算増額、年間ベースで3億円です。
子どもたちへのうれしい・うれしいプレゼントです。
残る自己負担「医科」と「歯科」の無料化には、6.5億円が必要ですが、県下では、今や「子ども医療費助成」に自己負担を求めているのは宇城市と熊本市だけとなっており、医科や歯科の自己負担をなくして、完全無料の制度へと拡充することは急務です。
引き続き、医科・歯科の自己負担をなくし、「完全無料化」をめざし取り組みましょう。
【新制度の内容】
  *自己負担額の内容は以下のとおりです。 
 3~4歳:「医科」のみ月700円
 小学生:「医科」「歯科」それぞれに月700円
 中学生以上:「医科」「歯科」それぞれに月1,200円


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新婦人くまもと創立60周年おめでとう!・・・記念の「かんきょうフェスタ」

2023-02-13 14:11:42 | 住民とともに
「新日本婦人の会」の熊本県本部が創立60周年を迎えました。
2月12日に県下より集まり、熊本市南区城南町の「火の君文化ホール」にて、「新婦人くまもと創立60周年記念・かんきょうフェスタ」が開かれました。
環境をテーマに劇や講演、各種トークが行われました。
演劇は、上益城5町に関わる問題として、御船町に産廃処理施設建設が持ち上がったことから、住民がかけがえのない環境と「水」を守るために立ち上がっていった問題を、地元の劇団「天然木」が劇にしたものでした。
講演は、設立当初からかかわってきた元県議の中島絹子さんが「熊本県の乳幼児医療費無料化運動から、子ども医療費無料化への歴史」と題し、長年にわたり新婦人のみなさんが子ども医療費の無料化へと運動されてきたことについてお話されました。またと聞けない、貴重なお話でした。
また、今後取り組んでいく「給食費無償化運動」のスタートに向けての呼びかけ、県下9つの支部からは地域のさまざまな取り組みがリレー形式で報告されました。
「歴史に学んで、歴史をつくる」
60周年を機に、暮らし・平和を守る新婦人の活動がますます発展し、地域の声が行政に力強く届けられていくように取り組んでいきたいと思います。

(記念講演の中島絹子さん)


(給食無償化運動の呼びかけ)

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熊本市・ハイデルベルク市友好都市締結30周年・・・ハイデルベルクより代表団来熊

2023-02-11 20:22:10 | 熊本市政
熊本市とドイツのハイデルベルク市は、1992年に友好都市を締結しました。
シンボル的な存在として、ハイデルベルク城や大学のあるハイデルベルク市は、熊本市に似ています。
違いは、人口が16万人と中規模の都市であるということ。
歴史や自然に恵まれ、年間350万人の観光客が訪れるドイツ屈指の観光都市です。
この30年間、環境や医療・文化スポーツ・まちづくりなど、多方面での交流を行ってきました。
この3年間は、新型コロナの世界的なパンデミックによって、直接的な行き来ができなくなっていましたので、3年ぶりの訪問・直接的な交流となりました。
10日には、市長や議会への表敬訪問と懇親会、11日には「熊本市・ハイデルベルク市友好都市締結30周年記念シンポジウム」が行われました。

シンポジウムでは、ハイデルベルク・熊本両市長による基調講演とパネルディスカッションが行われました。
テーマは、「フェアトレードシティとして実践するSDGs」でした。
エッカート・ヴュルツナー・ハイデルベルク市長が、ハイデルベルク市におけるSDGsの実践について講演されました。
地球規模で温暖化の影響が顕在化し、CO2排出量の削減は国際的課題。特に都市が、その中心的な役割を担っていること。
そこで、thinkglobal・Actlocal「地球規模で考え、足元から行動する」と強調されました。
21世紀は、「都市」の正規であること、そして断固として行動すること。
都市が持つ強みは、その権限を生かして行動することができること。
ハイデルベルク市は、2019年5月ドイツで最初に「気候の緊急事態宣言」を行いました。
バーンシュタットという町では、100%のカーボンニュートラルを実現しています。
市としては、2030年までに再生可能エネルギー・廃熱利用によって、地域暖房の50%をCO2排出ゼロにすることを目指しています。また、太陽光発電所増設のスピードを6倍加速する必要があるとして、「拡大戦略」を策定しています。
企業と協力して、太陽光発電、風力発電を推進していく。
気候に配慮した交通手段への転換のために、公共交通機関の無料化をすすめ、2022年末には21歳以下の若者が月約500円で公共交通機関を利用できる「3€チケット」を導入。
そして、市民の20%が車を使っていません。
未来の交通として、EVバス路線をつくり、天然ガス車・電気自動車等の推進制度も実施されています。
一方で、自転車利用は促進され、交通手段の「第1位」となっています。(自転車利用率40%)
また、フェアトレードタウンに認定され、各種の取り組みも行っています。
良好な都市機構のために、緑化を推進し、1000本の木を無償で市民に提供し、緑地率は70%、市有林は3329haです。
2040年には、カーボンニュートラルをめざしています。

学ぶべきことの多いお話でした。

(エッカート・ヴュルツナー・ハイデルベルク市長と)



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熊本市記念館「夏目漱石内坪井旧居」が再建オープン

2023-02-10 16:47:32 | 熊本市政
2月9日、熊本市中央区内坪井にある「夏目漱石内坪井旧居」が、熊本地震からの復旧を終え、再建オープンしました。
夏目漱石の誕生日「2月9日」に合わせ、復旧に支援いただいた方、関係者の方、地域の方々を招いてのオープニングセレモニーが行われました。



「夏目漱石内坪井旧居」は、1978年(S53)4月25日に、熊本市の指定史跡に指定されました。
2016年の熊本地震に被災し、閉館となっていました。
2020年2月から2022年3月まで、約2年間かけて復旧工事が行われ、開館のはこびとなりました。

再建オープンした「夏目漱石内坪井旧居」、ぜひ見学においでください!
夏目漱石が4年3か月過ごした熊本時代に住んだ家の一つで、のちに夫人が「熊本で住んだ家の中で一番」と評したのが、「内坪井旧居」です。
(所在地)中央区内坪井町4-22

 
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熊本市役所前での朝の宣伝

2023-02-08 20:47:05 | 選挙
2月8日、毎週定例で行っている市役所前での朝宣伝、今回は市民アンケートの入った熊本民報号外を配布しました。
好天に恵まれましたが、冷え込む朝となりました。
寒い中、ボランティアの方々が、いくつもある市役所入口に分かれて立ち、配っていただきました。
ハンドマイクで訴えている目の前、正面玄関でビラを受け取り、大切にカバンに入れて行かれる方を見るとうれしくなりました。
きっと、丁寧に読んでくださるに違いありません。
ボランティアのみなさん、ありがとうございました。


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