上野みえこの庭

日本共産党熊本市議の上野みえこのブログです。

生活保護に関し、2つの要求実現・・・・①エアコン設置助成、②非正規ケースワーカーの解消

2023-02-26 10:38:18 | 熊本市政
「生活と健康を守る会」のみなさんと繰り返し要望してきた生活保護制度の改善で、2つ実現しました。
①エアコン設置助成、②非正規ケースワーカーの解消、の2つです。

①エアコン設置助成
温暖化の影響もあり、毎年の夏の猛暑にエアコンは欠かせません。今や、健康で文化的な生活の最低条件です。
この度、「生活と健康を守る会」とともに繰り返し要望してきた生活保護世帯等のエアコン設置への助成が実現し、新規事業として1,200万円予算化されました。約120世帯への助成が想定されています。
事業の概要は、以下のとおりです。
【事業概要】
(対象)
①生活保護又は中国残留邦人等支援給付の受給世帯で、エアコン購入に係る生活保護費の支給要件を満たさない世帯
②世帯内に要援護者がいる
③エアコンを1台も所有していない(故障で使えない場合も含む)
以上3つの条件すべてを満たした場合が対象です。
(助成額)*1世帯当たりの上限額
 エアコン本体:5万8,000円、設置費用:4万3,000円 / 合計10万1,000円

②非正規ケースワーカーの解消
昨今の厳しい社会情勢を反映して、複雑な困難を抱える世帯が多くみられます。
生活保護のケースワーカーが、世帯の状況をきちんと把握し、適切なサポートを受け取っていくうえで、その専門性確保と経験は重要です。
しかし、熊本市では、不足するケースワーカーを嘱託職員で補うような保護行政の実態がありました。
日本共産党市議団は、生活保護のケースワーカーを正規職員とするよう繰り返し求めてきました。
2023年度は、コロナ禍を経て職員が増員されます。その中に生活保護のケースワーカーも含まれており、次年度から非正規ワーカーが解消され、正規職員によるケースワーク業務が行われることとなります。
適切な生活保護の業務が行われていくよう、今後も注視しつつ、問題点の改善を求めていきたいと思います。
コメント (1)
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