東京多摩借地借家人組合

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家主が明渡し訴訟取り下げる

2010年10月20日 | 明渡しと地上げ問題
 町田市のAさんは、入居直後から異常な家主から理不尽ないやがらせを受け、挙句の果てに新家主である業者に借りている建物を売却され、明渡しの訴訟を起こされました。この度、勝ち目のない裁判を家主が取り下げ、契約をあらたに締結したことについて報告があり、匿名ということでAさんのお手紙を紹介致します。

『3月に義父が急死し、その告別式の直前に弁護士さんから電話が入りまして家主側から和解の申出がありました。その後、こちらがその申し出を受け入れましたので家主は(明渡し)訴訟を取り下げました。今回の新契約の際にも、あちらは駐車場を取り上げようとしたり、少しでもこちらの権利を奪おうと色々働きかけてきましたので、それらを排除するのに素人の私どもにはかなりの精力が必要でした。それでも弁護士の権威とプロフェショナルな発想で何とか切り抜けられそうな一般的な契約書に落ち着きました。それで、更新可能な2年間の契約ということになりました。

 私どもは、この件で精神的、肉体的、経済的にあまりにもたくさんの痛手を受けましたので、勝ちだか負けだかわかりません。

 だが、次の更新までの2年間だけは少なくとも静かに暮らせることを喜んでおります。どっちみち、こんな目に会わされたことの運命と受け止めるだけです。このような意識の低い家主の借家にいる限り、いつなんどき家主からどのような理不尽な申出を受けるか分かりませんので、このまま借家人組合に所属していたいと思いますのでよろしくお願い致します。』(東京多摩借組ニュースより)


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