東京多摩借地借家人組合

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借地権がブラック地主から狙われている

2015年10月07日 | ブラック地主・ブラック家主
品川区に借地して住んでいる中野さん(仮名)に9月末に地主からA社に底地を譲渡したと通知が来た。

中野さんは「地代は毎月末日までにきちんと地主と住まいに持参し支払っており、その際には、底地の売買などの話があれば買取ることもあると話しており、このような通知をもらうなど予想もしていなかった」と思っていた。数日後にさっそくA社の営業マンが挨拶と言って来訪した。びっくりした中野さんは知人が以前借地借家人組合に入会していたことを思い出してインタネットで調べて組合事務所に相談に来た。

組合では、今年の6月行われたブラック地主・家主110番やブラック地主・家主対策弁護団結成のことを話し、組合に入会してもらった。その後、この会社のホームページを検索すると「複数の権利関係者がいると自由な活用が出来ないので私たちが権利の調整を行います」とし、別な場所では「このような取り組みは一般的に「地上げ行為」と言われ悪いイメージを持つ」と記されていた。
そんな会社を相手にする中野さんは「組合に相談出来てホッとしました。定年前は不動産関係の仕事をしていましたが、やはりこのようなことに詳しい組合が一番です」と語った。

(東京借地借家人新聞より)


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