サグラダ ファミリア、 ガウディ

2015-01-25 | スペイン

 

切っても切り離せられないバルセロナとガウディ。
バルセロナの近くで生まれたガウディはバルセロナで育ち敬虔なカソリックだったそうです。
人付き合いは悪く晩年の十数年間は建築中のサグラダ ファミリア近くに住みその建築に精を出していたのです。
不幸にも路面電車に轢かれそのみすぼらしい姿からガウディだとは気がつかれず病院に運ばれるのも遅くなり一つ目の塔が完成した数日後にこの世を去ったのでした。
 
 
 
バルセロナに来る観光客は考えることは皆同じなのか朝一番にこの教会にやってくるらしくメトロから外に出るとすでにチケット売り場は長い行列、
この行列に並んだ価値は十分あるサグラダ ファミリアでした。
 
 
教会というものは中に入るとキャンドルが灯り結構温かいものですがここは未だに建築中ということか頭上からはドリルの音が聞こえキャンドルは見かけず寒さが印象的です。
 
そんな騒音も寒さも忘れさせてくれるほどの感動がわき起こったのはローマのバチカンを訪れた時と同様なものでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
日本人の石工師が彫りだしたエンゼルの像だそうです。
 
 
 
 
 
 
これらがガウディのドローイングだとしたらドラフツマンだったとは言えないかもしれません。
バルセロナ生まれのミロが若かった頃年老いたガウディと一緒にドローイング教室で一緒に勉強したことがあったそうです。
そのミロもドローイングには才能がなかったそうです。
 
バルセロナから帰り今読んでいる Colm Toibin の Homage to Barcelona
再び行きたくなりました。
 
 
 
教会のかたわらにあるガウディが働いていた机の周りの様子、自分で作り出したのではないかと思われる三角形の立体定規のようなものが壁にかけられています。
 
 
地下の礼拝堂の奥にガウディの棺が納められている。