2010-01-26 | Weblog








プラスターボードの貼付けが終わり月曜日からその上にプラスターが塗られることになる。
いまだにコンセント口が裸線の所があり油断したすきにヴェスパーが鼻を近づけたらしくバンとした音と共にすべての電気回路が切れてしまった。
ヴェスパーはシッポを丸めて一目散に逃げていったがどうやら心臓停止という最悪の状態にはならずいつものやんちゃな彼に戻る。
そんな混乱のあと誤って床暖房の元スイッチをオンにしてしまい一晩中納屋を暖め続けていたらしくコンクリートからの水蒸気と共にどんよりと生暖かい、
とにかく床暖房は働いているようだ。

プラスター塗りは全く知識がなく以前狭い箇所を塗ったことはあったが壁を塗るというより床の上に落ちるほうが多く閉口した、
今初めて職人のしている所を見るとどうやらプラスターボードの上に水しぶきをかけプラスターが張り付きやすくするというこれもまた職人の知恵というものだろう。







             







この辺りの古い農家の建物素材の特徴は土台付近には石を使い
上に行くにしたがって天日で乾燥させた泥のブリックを積み重ねていく方法がよく見かけられるが当然のごとく激しい雨に弱く外壁などは溶け落ちている所があったりする。
この納屋も四方がこの泥のブリックで囲まれていたが痛みの激しい箇所はセメントで強化されさらにプラスターボードでクリーンラインになり
二階吹き抜けになる一面だけ特徴として残すことにする。




 


電飾

2010-01-24 | Weblog








納屋の改修が進むにつれそこに置く家具のことを考えなければならない
高い空間につり合った大きなシャンデリアが必要なのだがもちろん値段はピンからキリまで様々だ、
納屋自体が男性的なのでその反対に繊細ななメタルワークにクリスタルガラスと思っていたが値段的に折り合わず
アンティーク加工された草模様のメタルワークが候補にあがる。

家から車で1時間以内圏内には4軒のブロカントと2軒のDepot de Venteというセカンドハンドショップとブロカントをあわせた店がある、
こまめにチェックしていると希望にかなったものに出会うことがあるが一つの目的を持って訪れると全く違うものに興味がひかれ
あれこれ考えた末いったん家に引き返し1週間後に行っていまだに売れないで残っているとようやく購買決断がついたりする優柔不断ものだ。







              







この燭台は教会からやって来たものだろうか電気スタンドに作り替えられていた。
ペアであったらよかったのに残念ながら一つだけだったがいつかどこかでもう一方が見つかるかもしれない。















少し小さめのクリスタルグラスのシャンデリアは一つのグラスが割れているだけで電飾効果は抜群。



















カレーはお粗末だが

2010-01-22 | Weblog







フランスでおいしいカレー粉を見つけることは不可能に近いのだろうか、
ロンドンから持参したカレー粉がなくなったためスーパーマーケットで一種類しか置いてないものを仕方なく買って作ってみた。
ショウガやニンニクそしてココナッツミルクを入れてみたところで香ばしいカレーは出来上がらない。
イギリス人もあまり辛いものは採らないがフランス人はさらに辛いものは嫌いなようだ、
野菜売り場には生のチリの種類は数少なくコリアンダーなどの香菜も品揃えが薄い、
そんな野菜事情のなかでもイギリスではめったに手に入らない Radis Noir という大根がある、
一見黒豚を思わせる真っ黒な皮で野菜とは思えないが皮を剥くと真っ白な普通の大根が表れ茹でるだけでみずみずしいふろふき大根を食べることができる。
やはりカレーはイギリスか日本で食べるべきのものなのだろう。








1月20日

2010-01-21 | Weblog







二日がかりでおおよそ60平米の床にセメントミックスが流し込まれようやく基礎が出来上がってきた、
大型のコンクリートミキサーを使わないで広い場所にどうやってセメントを流し込むのか興味があったところ
どうやら角材でセクションごとに区切りそこに流し込んだセメントミックスをバーで平にするという方法なのだ
考えてみれば納得できることだ、どんな職人にも秘訣というものはあるものだ。
セメントミックスはほぼ一昼夜で乾き歩くことはできるが今日から玄関の床にとりかかりまさに閉じ込められることになる。
そしてタイミングよく注文してあった床のタイルが届く。







タキギやらネズミやら

2010-01-20 | Weblog







小学生の頃冬の季節になる前教室にあっただるまストーブ用に一人何個かの割当でタキギの束を作らされたものだった、
そんなことを思いだしながら来年の冬に備え枯れ枝を集めタキギ作りをする、
杉や松の木を燃やすとエントツにヤニがこびりつくらしくエントツ掃除が厄介なものになるようだ。
 
キッチンのとなりにあるもう一方の納屋からやってくるのだろうか野ネズミの糞が朝起きると目につくようになった。
体長4、5センチの小さなネズミだがJam様にとっては重大な出来事。
ある晩トレイ一杯にピンク色の毒を盛ると二晩で見事に食べ尽くされていた。
この毒はネズミの体を脱水症状にさせ干からびさせるというものだ、いまだにしかばねは見ていないものの気味の良いものではない。
やはりこれも小学生だった頃ネズミをとらえて町の保健所に持っていくと一匹についてエンピツを一本もらえたことがあった。
確かとらえた証拠のシッポだけ持っていっても鉛筆をもらえたような記憶がある。
あのときの家ネズミはかなり大きかったものだ。