セメントながし

2010-01-19 | Weblog







スコットランド人のビルダー、リックは数年前まで住んでいたベルファーストを後に奥さんと共にこの南フランスで主にイギリス人を対象に家の改造などの事業を起こしそのかたわら自分たちの家を建て始めている。
イギリス国内でも良いビルダーを探すことは人からの口こみかあるいは賭けのようにあたりはずれのあることがよくあることだ。
去年町の掲示板で知った三人の業者から見積もりを出してもらい選ぶことにしたのだが三人三様良い所があり迷ったものの
一番若くて意欲のありそうな彼に決めた、
仕事を初めてまだ二週間程しかたっていないが良い働きぶりと成果で満足している。
この三人は三人とも一匹オオカミで大掛かりな家の改造までこなすそうだ。
本来は地元の人を雇えば良いのだろうが言葉の違いの壁が厚くそう簡単なものではない。
今日から一人助っ人があらわれいよいよセメント流しがはじまった。








             

ささやかな暖

2010-01-17 | Weblog








真っ赤に焼けた東の空がきれいだったのはほんの一瞬で風の強い曇り空にとってかわられる。

雪で配達不能になっていた薪がようやく届いた、
1立方mという単位なのでたいしたことはないだろうと思っていたがなんとトラックのタイヤ圧は半分に減る程の量でいっぱいだ、
二時間近くかかって納屋のなかに移すとしっとり汗ばんでくる。

寒い中細々と節約しながら使っていると身も心も寒くなってしまうがそんな夜も今宵からストーブの火と共に明るく燃えてくる。















雪はとけ始め

2010-01-14 | Weblog
先週の木曜日の夜から降り出した雪は6日目にして雨と好天でようやく融けだした,
運よく前日に大量の食料品の買いだめをしてあったので食べ物にはこまらなかったが
石油が底をつき始め薪も少なくなってきたので意を決して車を動かすが坂道で動きがとれなくなり雪かきに2時間費やした後ようやく脱出することができた。

雪が降り始めた頃は奇妙な静けさにつつまれていたが日に日に寒さが増し
そのうえ地中海からの強風で体感温度はさらに低くなり
今まで降った雪でさえ吹き飛ばされ小さな道は跡形もなくなっていた。
雪国でないこの地域でのめったにない大雪、
そり遊びをする年頃でもなく着るものは着れるだけ着込んでストーヴの前で丸くなっていた。

雪とエスカルゴ

2010-01-11 | フランス田舎三昧








雪はやんだようだが吹きだまりになった車の周りやアプローチ道路にはとりわけ雪の丈がある。
雪がとけるまでは数日かかりそうだ。
村の村長がトラクターで村道の除雪をしてくれるらしいがとなりの住人の車は吹きだまりにうまり込みいまだに動かせないという。
試しに家の車を動かしてみたが前後に30センチ程移動できたのみで雪どけを待つしかないだろう。

となりの住人が招待してくれた今日のランチはなんと庭でとれたエスカルゴだった、1ヶ月程箱の中でハーブを食べさせきれいにしたものだ、
小粒な種類だが今まで食べたエスカルゴのなかでとりわけ美味だった。
自分で準備をして食べるのははたしてできるだろうか。