ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

冬ざれの井の頭公園

2017-12-27 02:24:37 | エッセー
 「ゆざわや」へカーテンのオーダーに行き、井の頭線の吉祥寺駅に着いたら
ホームからJRの電車が見えたのでビックリした。
 長い間工事をしていたが、完成したようで辺りはスッカリ変わっていた。
帰りに井の頭公園を歩いて、井の頭公園駅から帰ろうと思ったが、ウイークデイ
のためかあまり人はいなかった。

 ほとんど枯れ木ばかりの公園は、まさしく俳句の季語の「冬ざれ」そのもの
で、何だか荒涼感を漂わせていた。まして、池の周り全てがオレンジ色の
フェンスで覆われていて、ベンチに座っても池がまったく見えないので
ちょっとがっかり。でも橋の上から見た池は、水が澄んでいるようで
とても青くて美しかった。



 池のほとりに1か所だけ水仙が咲いていて、それをずっと撮っていた男性に
聞いてみた。「池の周りがこんなフェンスで覆われていますが、いつ頃からですか」
すると「12月初めにはなかったけれど、今池の掃除したり、修理しているよう
ですよ。紅葉や、桜や、新緑の頃は人出が多い時には出来ないから、人出が少な
い暮の内にやるのでしょう」と答えてくれた。
 
 


 なるほどと私は大いに納得した。でも、井の頭公園駅まで歩いたが、池全体が
オレンジ色のフェンスは、何とも殺風景でガッカリした。
 池の周りに一か所だけ咲いていた水仙の花は、折角撮ったのに何故かなかった。
公園は樹木だけではなく、花がほとんどないのも淋しかったが、でも池の水は
は今まで見たよりキレイだったのは、ちょっと嬉しかった。
 公園駅の近くには、工事のためか何時も池にあるボートが沢山並んでいた。



 空がとてもキレイで暖かく、穏やかで静かだったが、でも淋しく感じた
年末の井の頭公園散歩だった。
コメント
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