感覚的で右脳人間の私は、物事を始める前に熟慮したことはまったくない
と言って良いくらいだ。これは天性のものかも知れないが、何でも行動が
素早いので,親しい間柄の人達には「危なくて見ていられない」と、よく
言われたが、夫は決してそうは言わなかった。
でも長年生きていて「あまり失敗したことはなかった」のは、幸運にも
時代的背景や、サポートしてくれる人に恵まれたことだった。
そして今・・・私の年齢になるとさり気なく、あるいは本気でアドバイス
したり、サポートしてくれる人は誰もいなくなった。
以前から考えていた案が、突然潜在意識から浮上して、燃え上がった火は
まるで一気呵成で私独自の指導法ができた。
いかにも私らしいと可笑しくなるが、ヨーガ、ダンス、心理カウンセラー
ヒーラーとしての独自の方法だと自負している。自分の生きかた、また
認知症歴11年目の夫の状態などから考えても、「体は心の入れもの」だと思う。
心の入れものを「薬に頼るだけではなく、心の持てる力を加え」体を鍛え
るのではなく「体調を良くして、疲れない体を作る」指導法だと思っている。
過去に関わりのあった所に紹介するが、それはごく少なくなった。
まして私は高齢ですでに過去の人だ、ほとんど反響はないかも知れないが
やらずに後悔するよう、実行する方が私らしい。誰にも迷惑をかける訳で
はないし、でも、世の中そう甘くないのも十分承知の上だ。
あまり期待しないで、今は只自分の気持ちに正直に行動している。
すべて一人でやるので、そのため私は今とても忙しいが、そんな忙しさは
のんびりしているより、実は私の性に合っている。