ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

インナーヴォイスの命じるままに生きて

2021-07-09 11:41:17 | エッセー

 感覚的で右脳人間の私は、物事を始める前に熟慮したことはまったくない

と言って良いくらいだ。これは天性のものかも知れないが、何でも行動が

素早いので,親しい間柄の人達には「危なくて見ていられない」と、よく

言われたが、夫は決してそうは言わなかった。

 でも長年生きていて「あまり失敗したことはなかった」のは、幸運にも

時代的背景や、サポートしてくれる人に恵まれたことだった。

 そして今・・・私の年齢になるとさり気なく、あるいは本気でアドバイス

したり、サポートしてくれる人は誰もいなくなった。

 以前から考えていた案が、突然潜在意識から浮上して、燃え上がった火は

まるで一気呵成で私独自の指導法ができた。

 いかにも私らしいと可笑しくなるが、ヨーガ、ダンス、心理カウンセラー

ヒーラーとしての独自の方法だと自負している。自分の生きかた、また

認知症歴11年目の夫の状態などから考えても、「体は心の入れもの」だと思う。

 心の入れものを「薬に頼るだけではなく、心の持てる力を加え」体を鍛え

るのではなく「体調を良くして、疲れない体を作る」指導法だと思っている。

 

 過去に関わりのあった所に紹介するが、それはごく少なくなった。

まして私は高齢ですでに過去の人だ、ほとんど反響はないかも知れないが

やらずに後悔するよう、実行する方が私らしい。誰にも迷惑をかける訳で

はないし、でも、世の中そう甘くないのも十分承知の上だ。

 あまり期待しないで、今は只自分の気持ちに正直に行動している。

すべて一人でやるので、そのため私は今とても忙しいが、そんな忙しさは

のんびりしているより、実は私の性に合っている。

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サギ電話から思わぬ方向へ

2021-07-09 11:41:17 | エッセー

 昨日は午後一昨日は朝10時頃、詐欺電がありすぐに北沢警察にすぐ連絡した。

私はお願いしたつもりはなかったのに、電話機にサギ防止器具をつけてくれる

ことになった。まだこれほど詐欺電話が騒がれていない頃から、何故か我が家に

は詐欺電話が多かった。その結果警察官姿の警官が近くの交番から、それを

取り付けに来てくれることになった。実は非通知電話は時折かかるが、それは

カウンセリングの相談の場合が多く、一応出ることにしている。

 それに私は騙されないと思うし、いつも留守電にして、聞いてから出ること

にしている。でも、警察で「すぐ行きますから」と言われて、むげに断れな

かった。するとまた警察から電話があり「これから伺います」とのことで

警官姿のお巡りさんが家にきた。

 その器具を付けようとしたが、コンセントは一杯でつけられないようだ。

私は「それでは後で誰かに付けてもらいます」と言ったら、「すぐそばに

セブンイレブンがあるでしょ。そこで買ってきてくれませんか」と言われた。

(いくら警察官でも、誰もいない家に一人でいられるのはいやだ)と思ったが

仕方なく買いに行ったら売ってなかった。近くに電気屋さんはあるが、早く

家に帰りたかった。家で待っているお巡りさんにそう伝えると、また「電気屋

も近くにありますよね、そこで買ってきてください」と言われた。

「自転車なんだからお巡りさんが買いに行って下さい」と、喉元まで出かかった

が、それは言えずまた買いに行った。その間10分間以上、何とも不快だった。

 警察官はそれを取りつけ帰ったが、どう考えても変だ、高齢の私を二度も

外へ出して誰もいない家で待っているなんて~ もしも高齢の女性が私と同じ

思いをしたら、と考えるとやはり連絡すべきと判断し「別に非難する訳では

ありませんが」と、一部始終を話した。「それはあまりにも配慮に欠けて

いましたね。申し訳ありませんでした」と謝られた。

 デイホームから帰って来た夫に報告したら「それは可笑しいよ、そんな場合

は外で待っているのがふつうだよ」と、ハッキリ言った。

 実は私もそれが常識ではないかと感じたが、皆さんはどう思われますか?

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