ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

末期高齢者なのにバカみたい!

2021-07-20 21:45:13 | エッセー

 ダンス教師だった私は、体の使い方が悪かったためか、40代にディスコ

ダンスで膝と、フラダンスで腰を痛めた。何時も痛い訳ではなかったが

確か60歳代までは、定期的に治療院や、整形外科へ通っていた。

 ある日テレビで見た体操が「これ私に良さそう」とピンときて、地方の

有名なスポーツトレーナーの治療院へ約3か月間通って治療し、その体操

を習ってひざ痛は現在全くなくなった。

 

 さらに約5年間の「座骨神経痛」も治療せずに体操で治し、また、目まい

のため全く動けず、救急車で搬送され、2回も入院した「突発性良性頭位

めまい症」も、色々工夫し最近は全然起きなくなった。

 また、80歳まで34度8分だった低体温、何年間か色々試して全く変化

なかったが、ある方法を休まず行い、今は36度3分になった。

 80歳になってから、以前ほど体を使う訳ではないし、自分でコントロール

すると決め治療を一切止めた。自分の力で治した方法はいくつかあるので

5月に代々木駅で転倒したが、軽く済んだのもそのお陰かも知れない。

 60歳代より80歳代の今の方が、実は体調が良かった。ああ、それなのに・・・

 運動のやり過ぎで腰を傷めるなんて、もしかしたら自分を過信していた

のかもと大いに反省している。いくら頑張っても私は末期高齢者でしかない。

「こんな指導をしたい」と思って色々準備したけど、サッパリ止めることに

した。今の私には予病がある認知症歴11年目の夫を

「幸せな状態で、平均寿命より10年間は長生きして欲しい」大きな願望

がある。高齢者としては、それだけでと十分過ぎるほどだと改めて考えた。

 でも、せめてもう一度私が創案し、自分で作ったパンフレットを、最後

にご覧頂きたいと思いご紹介しました。気が変わりやすく、諦めも早いのも

私の大きな特徴かもしれません。

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春夏秋冬夫に付き添って定期診察

2021-07-20 06:44:40 | エッセー

 今日も凄く暑かったが、松沢病院の3か月に1度の定期診察の日で、広々

した病院内はとても空いていて、コロナウイルス以来そうなったと思う。

 長年お世話になっている先生の診察は、とてもソフトで「暑いけれど体調

は如何ですか?」「コロナワクチンの接種は終わりましたか?」「副反応

はなかったですが?」など、ごく簡単な質問だけだ。

 記憶がほとんどできないので、実は答えられないことも多い。

 そのため私が答えたりしたり、最近のことを報告したり、時には質問も

したりする。11年間ずっとお世話になっているので、何故か先生にお目に

かかると、ホッとすると言うより、安心感がチャージされるような気がする。

 多分夫にとっても、精神衛生上大変効果的なはずだと、私は信じている。

診察時間は30分弱で、次回の予約をして終わった。松沢病院は都立だが

先生は今日初めて「私は地方公務員です」とおっしゃったが、ちょっと

ビックリした。

 広々とした敷地に色々な樹木があり、広い空が私はとても大好きだが

夫も同じように感じているようだ。そのため、私は松沢病院へ来るのが

とても楽しい。色々な行き方があるが、行きは梅丘から経堂へバスで12分

経堂から八幡山行は約25分。時間も読めるし、とても楽なのでいつもそう

している。帰りは必ず違うルートにする、実は高尾山へ行きたかったが

あまりの暑さに諦め、京王線で新宿へ出た。新宿でゆっくりランチをしたが

そんな長年の習慣も私達にとっては、大変気分転換になっている。

 次回は10月18日、その時広大なお庭の景色も、きっと秋色に染まって

いることだろう。

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