ダンス教師だった私は、体の使い方が悪かったためか、40代にディスコ
ダンスで膝と、フラダンスで腰を痛めた。何時も痛い訳ではなかったが
確か60歳代までは、定期的に治療院や、整形外科へ通っていた。
ある日テレビで見た体操が「これ私に良さそう」とピンときて、地方の
有名なスポーツトレーナーの治療院へ約3か月間通って治療し、その体操
を習ってひざ痛は現在全くなくなった。
さらに約5年間の「座骨神経痛」も治療せずに体操で治し、また、目まい
のため全く動けず、救急車で搬送され、2回も入院した「突発性良性頭位
めまい症」も、色々工夫し最近は全然起きなくなった。
また、80歳まで34度8分だった低体温、何年間か色々試して全く変化
なかったが、ある方法を休まず行い、今は36度3分になった。
80歳になってから、以前ほど体を使う訳ではないし、自分でコントロール
すると決め治療を一切止めた。自分の力で治した方法はいくつかあるので
5月に代々木駅で転倒したが、軽く済んだのもそのお陰かも知れない。
60歳代より80歳代の今の方が、実は体調が良かった。ああ、それなのに・・・
運動のやり過ぎで腰を傷めるなんて、もしかしたら自分を過信していた
のかもと大いに反省している。いくら頑張っても私は末期高齢者でしかない。
「こんな指導をしたい」と思って色々準備したけど、サッパリ止めることに
した。今の私には予病がある認知症歴11年目の夫を
「幸せな状態で、平均寿命より10年間は長生きして欲しい」大きな願望
がある。高齢者としては、それだけでと十分過ぎるほどだと改めて考えた。
でも、せめてもう一度私が創案し、自分で作ったパンフレットを、最後
にご覧頂きたいと思いご紹介しました。気が変わりやすく、諦めも早いのも
私の大きな特徴かもしれません。