ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

先生に「自分に適した動きを」とアドバイスされて

2021-07-29 21:51:20 | エッセー

 友人のご主人が転んで足を追って入院、昨日我が家の家事を長年手伝って

くれたSさんが二カ月前に左手首を骨折し、また昨日昨日美容院へ行ったら

お客さんが階段から落ちて、右手首を骨折したと聞いた.

 3人とも同世代の人のようだが、高齢者は骨が弱くなっているため、骨折する

ことが多い。私は6月末代々木駅で山手線に走って乗ろうとして転倒したが

幸いにも手足にかすり傷と、少し体をひねっただけだった。

 体はふつうの骨格だが、手足が細いので昔から骨は随分注意していて

「L型乳酸発酵カルシウム」を長年飲んで、さらに脚や、大腿骨など直接刺激

する方法を創りそれをくり返している。そのため骨折しなかったのだと思う。

 でも、最近さすがに疲れやすくなり、すぐ治るが時折腰が痛くなることも

あり、長年お世話になっている整形外科の先生に相談に行った。

 久しぶりに腰のレントゲンを撮ったが、「多少変形はしているが、腰の骨は

しっかりしているから大丈夫」と言われた。今後の自分のレッスンについて

相談したら「動かないと必ず老化するが、動き過ぎは良くない、ことに

パワー系が多いと負担がかかる、ストレッチ系も入れること」とアドバイス

された。また笑いながら先生は「何でもできちゃうから、ついやり過ぎちゃ

うんだよね。でもあなたはプロだし、自分の体は一番分かっているはず

でしょ!」と釘をさされた。確かに・・・ついやり過ぎるのが私の悪い癖だ。

 私はどちらかと言うと「パワー系」が好きで、音楽に合わせて動くことが多い

ヨーガの指導者なのに、あまりヨーガはやらないが、これからレッスン方法

を変えてみようと改めて思った。それにしても、私はどこも痛くないし

走れるしスキップもできる、ダンスも踊れる。同世代の人の多くは、やっと

歩いていたり、骨折したり、沢山薬を飲んでいる人達も多いようだ。

 自分の健康を感謝して、体の中の声を聞きながら、気長に

「無理なく鍛えよう」と改めて思っている。

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声は体全身を使う、久しぶりに実感

2021-07-29 06:46:39 | エッセー

 声は好感度を左右する大切なものだが、多分40代初め頃からと思うが

「声も私の商売道具」だと気づいた。ダンス、ヨーガ、心理カウンセリング

などの指導、また講演などは、すべて声を使う。ことに催眠法はその最たる

もので、声の質によって、その効果が大変違いそんな意味では、私はかなり

得をしていたと思っている。それに気づいてから、声を衰えさせないため

ヴォイストレーナーに、専門的な個人指導を受けた期間はおよそ10年余り。

 でも、先生が結婚し地方へ引っ越ししたため、その後何人かの先生に指導

を受けたが、どちらかと言うと歌の要素が多いため、あまり長続きはし

なかった。

 今でもほとんど毎日声出しはしているが、それは過去のレッスンを録音した

ものだ。いつもベッドメーキング、食器を洗いながらなど、何かしながらだ。

今日は健康器具を使いながら意識的に声を出したら、それだけに集中して

レッスンができた。私はコンコーネが大好きで今でも時どき使う歌うが、でも

40年前の声は、さすがにきつくなりだんだん出なくなった。

ところが今日は立っているだけ、声だけに集中したら、昔とあまり変わらない

ことに気づいた。健康器具は体が振動するものなので、ビブラートが強いが

案外声が出るので嬉しくなった。

「高い声は頭の後ろに響かせて、低い声は胸に響かせて」など、先生の指導

を思い出しながら声を出したら、今まで出にくかったコンコーネのかなりの

高音まで歌えた。「声は声帯だけではなく、体全体で出すものです」と時折

言われたが、(本当にそうなのだ)と改めて実感した。

 それにしても・・・私が10年余り指導を受けた先生は「どうすれば声が

でるか」など、いつも一所懸命に考えて下さった。

 レッスンの中で時々「ポルタメントで」「スタカットで」など、先生の

きれいな声が入る、何だか胸が痛くなるほど懐かしくなった。

 

 

 

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