二度目に卒業した世田谷区立生涯大学の親睦会で 現地集合の
ためネットで調べて行ったが、場所は地下鉄東西線葛西駅。
千代田線で大手町乗り換えだったが、ホームに降りても東西線の
乗り換えの表示がなく人に訊ねてやっとわかった。
乗り換えは遠く物凄く大変で、何だか心細く泣きたくなったが
こんな時自分の依頼心や気の弱さが、もろに出るのだと思った。
調べた時間通りに葛西駅辿り着いた、参加者は10数名、懐かしい顔
は男性4人だけで、女性は一人もいなかった。
地下鉄博物館は駅の高架下にあり、都内を走る地下鉄電車が色々な
形で展示してあった。入口にそのままの形で一番先に走った銀座線
二番目の丸ノ内線が展示してあった。銀座線は私が幼い頃に、母と
デパートへ行くため乗った懐かしい電車だ。丸の内線は確か中学生か
高校生か忘れたが、学校の帰りにクラスメート達と乗りに行った
思い出もある。11時から都内の全部の地下鉄が走るジオラマがあり
その説明を聞きながら、あっという間に増えた地下鉄だが、時代の
あまりに早く流れたことを、痛切に感じながらしばらく眺めた。
見学後に近くのレストランで食事をしながら、色々とおしゃべりを
したが、やはり同世代前後の仲間との交流は楽しかったし、また
とても嬉しかった。年齢とともに、友人や知人達が少なくなっていくが
また「懇親会に参加して交流をしたい」と思った楽しい日だった。