タンパク質は、筋肉、骨、臓器、皮膚、爪などを構成していて、体内で
働くホルモン、酵素なども同じで生体にとって不可欠な物質なのです。
私たちの細胞は日々、新しく生まれ変わって生命をつないでいますので
毎日の食事に、適切な量で必要なタンパク質と、ビタミン類などを摂取
しなければなりません。多少栄養学をかじったので、タンパク質は何より
大切なもので、食事つくりは、まずたんぱく質を基本に考えて作っています。
外食は決して嫌いではありませんが、食べながら(何と何とが足りない)
とつい頭の中で考えてしまうのです。健康の基本は何といっても食生活ですが、もしも外食ばかりしていたら、どうしても栄養バランスが悪くなる
でしょう。テレビでよく食べる番組をやってますが、いつもあんなもの
ばかり食べていたら、いくら若くても絶対に病気になるなと感じます。
まして高齢になるとだんだん食事の量が少なくなるので、我が家では必ず
2種類のたんぱく質を(例えば、卵と魚、肉類と豆類など)を基本に工夫
して食事つくりをしています。長年食事つくりをしている女性でも、高齢
になると毎日作るのとても面倒くさくなり、だんだん出来合いのお惣菜
を買ったり、カップラーメン、お弁当など買って食べたりする人が多く
なるそうです。私が出来合いのものを食べないのは、料理が好きなだけで
なく、出来合いのものには食品添加物が多く含まれているからです。
まだあまり知られていない頃に、すでに学習していたので、ほとんど
食べたことがありません。
何時まで腐らないハンバーグ、おにぎりなど、毎日食べていれば必ず
体調が狂うのは確実です。手作りは面倒ですが、そんな意味でも私は
注意しています。高齢でも健康なのは、毎日に食生活のお陰だと思って
います。先月老夫婦二人でコロナになりましたが、お陰様で軽く済みま
したが、「栄養状態が良いからだ」と先生に褒められました。
心当たりのある方、毎日のお食事は頭で考えながら、楽しんで食
べてくださいね。