先日NHKで船橋は小松菜の産地のため、ヘルシーな「グリンハイボール」
がある、そんな番組を二度見た。小松菜は緑黄色野菜だけど、でも、一体
どんな味がするのかしら?興味を持つと高齢の今でも我慢できない。
すぐに津田沼に住んでいる知人に「行きたいのだけれど付き合って」と
お願いし西船橋の駅5時に待ち合わせた。デイホーム以外は外出しない夫
も一諸に行くことにした。早めに家を出たが新宿から約1時間、約束の
時間より早く着いた。
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待ち合わせた知人に案内され、駅から5分ほどのお店に着いた。
グリンハイボールは想像どおり美味しかった。お店は大衆向きの飲み屋
でさんで私好みの料理はなかった。彼女は私の二冊目の著書
「リラックスで人生が変わる」同文館出版。一時は八重洲ブックセンター
心理学部門で1位になったほど売れた著書だ。
それを見つけ文庫化してくれた編集者だが、それ以来物書きとしての
道が一気に開けた恩人でもある。35年間付き合いがあり、積もる話が
あったが、夫が一緒ではまったく話ができない。
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帰りはお茶の水で乗り換えたが、物凄く満員電車で高齢者は皆無だったが
ちょっと面白かった。始発なので必ず座れる小田急線も満員で、夫だけ
座らせ、私はほろ酔いなのにどこも摑まらず、バランスを取りながら15分
かかる梅丘まで立っていたのも嬉しかった。大昔船橋の読売カルチャーで
心理学とヨーガの講座を指導したため、しばらく通ったがこんなに遠かった
のだ。これほど無茶な行動は人生最後と思った、でも、楽しい経験を
した日だった。