ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

あまりにも恵まれていた時代

2023-12-10 05:42:08 | エッセー
 昔ある一流企業の社内誌に、心身両面の健康について書いて欲しいと
依頼されました。いくら心身両面の指導者とは言え、医学的知識はな
かったのですがいろいろ書けたのは、こんな事情がありました。
 その頃「日本医療催眠研究会」と言う研究会に参加していました。
理事は全員医師でした。私がその研究会に入ったのは、理事長の医学博士
「森定一」先生に、毎年青山の青山荘で開催する「催眠医療セミナー」の
実技講師にスカウトされたのがきっかけで、全国から大勢の医師が
参加者しました。
※その講師をした日

 入会して半年ほどしてから、研究会に新しい風を吹き込むために、理事は
医師ばかりでしたが、パラメジカルの人を入れたいと、私を推薦された
のです。古い会員さんも沢山いるのにと、無論お断りしましたが
「理事達全員あなたを推薦しているから」と言われ、お引き受けしました。
そんな時にこの連載を引き受けたのは、その会には色々な科の先生がいて
「手伝ってあげるよ」と言われたからです。
 素人なのにそんな連載ができたのは、そんな理由があり、そのため
感覚器から内臓まで書けたのです。先生方にご相談するときは、ほとんど
ランチタイムでしたが、必ずご馳走になりいつも恐縮していました。
※森先生のテレビ出演をサポート

 下記の文章は私の俳句の先生で、私の著書「私は自分をこう変えたい」
同文館出版の1章で対談して下さった、日本医科大学教授の品川嘉也博士
が添削して下さったもので、その頃は右脳革命で超有名な先生でした。
 今思うとまるで夢のようにラッキーな時代でしたが、もうすでに存命
している先生はお一人もいません。懐かしい文章が出てきて、大昔の
ことを思い出しました。月日の流れは恐ろしいように早かったです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする