ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

何歳になっても気づくことがある

2023-12-24 06:23:07 | エッセー
  お昼はヒレカツ用の豚肉を、急にカツ丼にしようと思った。
卵をつけてパン粉をつけるが、少しだからと傍に在った深めの器に入れて
つけたらパン粉が少しでできた。(なるほど少しの時は深めの器でつけれ
ば良いのだ)と、気が付いた。揚げ物はは面倒で、危ないからと高齢に
なるとしない人が多い。

 でも上手に揚げられなくても、熱々の揚げ立てはとても美味しいので
我が家では今でも時々つくる。フライはメリケン粉、卵、パン粉が残る
ので、子供達がいた頃は、それにお砂糖を加えて混ぜて揚げたが、それを
子供たちは楽しみにして待っていた。懐かしい昔のことを思い出した。
 カツ丼は大変手間がかかるが、夫は「美味しいよ」と言ってくれた。

 昔を思い出し、少し残ったメリケン粉、卵、パン粉にお砂糖と、ブランデー
バニラエッセンスを加えて揚げた。甘いものは好きでない私が「これは
美味しい」と思ったほど、不細工だがお菓子ができた。
 3時にコーヒーをいれ「これはとても美味しい能里子特製よ」と夫に
食べさせた。長年主婦をしていても、まだ気づくことがあるなんて・・・
何だかちょっと嬉しくなった。

コメント
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