これはらは言葉には出さずに、心のなかで絶えず用いる方法だが、精神修行
を長年行っている過程で学習した。瞑想、マントラはヨーガ、祝詞は神道で
お経は仏道、シンボルはレイキ、それぞれのヒーリング法だ。
それらは「遠隔ヒーリング」に応用しているが、さらに心理カウンセラー
として様々なコントロール法もあり、それらを統合し創案した
「セルフヒーリング法」もある。

私ごとだが、認知症の介護は大変なストレスで、夫を長年一度も怒ら
せず介護できたのは、それらのノウハウがあるからかも知れない。
でも、人間ができていないので、時にはどうしても我慢できず、夫を
怒鳴ったこともたまにはある。でも、それでもき夫は決して何も言わず
黙っているので、そのため、後で余計後悔する。そんな時は、「怒りは
自分で毒を生産し、それは毒ガスのような周囲に悪影響を及ぼす」と
イメージし感情をセーブする。

思えば若い頃から人一倍感受性が強く、激しい感情の持ち主だった私が
長年の色々な研鑽と共にあまりカッカしなくなり、言葉に出さなくなった。
でも、何も言わなくても感じる相手はいるようで、人間は本当に難しい
ものだと痛感している。
